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2010年1月12日のブックマーク (5件)

  • 人気のなかった『ガンダム』 | ガンダム30周年でなんか書こうと思ったらもう師走だよ

    『機動戦士ガンダム』は放映当時、まったく人気がなかった。 来スポンサーがターゲットにしているはずの小学生男子には、ほとんど知られていなかったのである。 また東京地方では土曜日の夕方に放映していたので、当時の小学生男子には視聴することが困難だったこともあるだろう。 俺はまさしくその小学生男子だったわけだが、土曜日の夕方といえば外で遊んでいるわけだ。まさか友達に「TVマンガ観るから帰るわ」とはいえない。 だから俺の『ガンダム放送視聴体験は、「雨の日」と「日暮れがはやくなった晩秋」以降に限られるのだった(笑)。 放送も終わり、年末のクソ寒いなか、荏原町のプラモ屋をひやかしにいったら、奇妙な張り紙をみた。 ガンダムとシャアザク、発売決定、といった内容の張り紙である。 当時小学生男子の間では、アメリカテレビドラマ『コンバット』の影響で、ちょっとしたミリタリーブームだった。 宇宙戦艦ヤマトと

    prisoner022
    prisoner022 2010/01/12
    『ガンダム』はスポンサーレベルでは「失敗作」だったし、その「失敗作」の烙印を、きちんと引き受けて背負ってきたのは、富野監督ただひとりだった
  • 宇宙戦艦ヤマトは生と死の狭間の物語であるか? 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

    宇宙戦艦ヤマトには過剰な死が含まれています。そもそも、TV第1シリーズからして、ヤマトの主要メンバーほぼ全員が地球に戻っただけで、ガミラスもイスカンダルも死体の山です。しかし、そもそもヤマトも死から蘇ったフネです。元も企画に至っては更に死者は増えます。生きているキャラもどんどん死にます。スターシアは「死んでいた」という異説フィルムをわざわざ後から作り、生きていても新たなる旅立ちで死にします。古代守もサーシア(2代目)も死にます。沖田は生き返らせてまで最後死にます。 従って、以下のように言えます。 宇宙戦艦ヤマトとは、死に方を模索する映画である救われる地球も倒される敵も、死を彩る死者へのたむけとして存在する従って死ぬことは前提であり、死に方だけが問題にされる……ではない § 以上のように単純に要約できれば、それで終わりですが。 実はこのような解釈だけでは割り切れません。なぜなら、もしこのよう

    prisoner022
    prisoner022 2010/01/12
    端的に一言で要約すればヤマトは「帰って来たヨッパライ」である
  • 【コラム】『マイマイ新子と千年の魔法』の“千年の魔法”とはなんだったのか? - 未完の映画評

    2010年1 月 5日 (火曜日) 【コラム】『マイマイ新子と千年の魔法』の“千年の魔法”とはなんだったのか? 衝撃的だった『マイマイ新子と千年の魔法』との出会いから早一ヶ月。 新年を迎えても“マイマイ新子”熱は収まる気配がありません。 困ったことに、『マイマイ新子と千年の魔法』を観て以降の映画があまり楽しめないのです。 これまで当サイトでは作品に対して比較的寛容な評価をしていることが多かった、つもり。だけどここ最近、かなり手厳しい批評が続いています。 もちろん、どれもこれもを『マイマイ新子と千年の魔法』と比較して観ているわけではないのですが、どうもその映画の世界観に入り込めない自分があって、些細なアラに目がいってしまう。 思えば『マイマイ新子と千年の魔法』は作品世界への引き込み方が抜群に巧かった。 新子の吹く草笛をきっかけにニョキニョキと姿を現す千年前の世界。 もうそこから心をわしづかみ

    prisoner022
    prisoner022 2010/01/12
    新子の草笛によって始まった魔法の物語は、貴伊子との草笛によってリボンが結ばれた。  そして今、諾子と千古の草笛によって、新たな魔法の始まりが告げられた。
  • ∀ガンダム第50話(最終話)「黄金の秋」前編(=全否定+全肯定=システム∀の司祭) - 玖足手帖-アニメブログ-

    ・浅川美也 絵コンテ・川瀬敏文/斧谷稔 演出・森邦宏 作監・菱沼義仁/後藤雅巳 http://www.turn-a-gundam.net/story/50.html http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Pastel/3829/words50_TurnA.html ゼロ年代の魁となったターンエーガンダムの一巻の終わりで御座います。 正直、感想を書く気が失せるくらい美しい最終回だった。腑に落ちる話で納得が行った。うむ、確かにこの人はそうなるよねえ。 10年前は全く分からなかったのになあ。エウレカ。 それにしても、美しい。 最終回の脚は浅川美也氏。舞台作家だからか?演劇的な速いテンポ。富野演出とも相まって心地よい。一見ではよくわからんが、勢いはすごい。アニメーションキャラクターの演技も身振り手振りが大きく、演劇的ですね。声優も勿論!オ・ノーレ! そし

    ∀ガンダム第50話(最終話)「黄金の秋」前編(=全否定+全肯定=システム∀の司祭) - 玖足手帖-アニメブログ-
    prisoner022
    prisoner022 2010/01/12
    大量殺戮兵器のターンエーが自分の兄弟の右手のシャイニングフィンガーを抜けぬように押さえながら、自分を信じてくれて頑張りぬいたロランに「もう殺さずとも良い」と歌いながら、憎みあう兄弟を殺さずに繭になる。
  • 【インフォシーク】Infoseek : 楽天が運営するポータルサイト

    日頃より楽天のサービスをご利用いただきましてありがとうございます。 サービスをご利用いただいておりますところ大変申し訳ございませんが、現在、緊急メンテナンスを行わせていただいております。 お客様には、緊急のメンテナンスにより、ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。 メンテナンスが終了次第、サービスを復旧いたしますので、 今しばらくお待ちいただけますよう、お願い申し上げます。

    prisoner022
    prisoner022 2010/01/12
    富野監督の∀の癒しに、「2000年3月に買った詩集に載っていた、西條八十の『かなりや』を読んだ。幼少期にも読んでいた。これが自分の作劇の原点にして究極。」