タグ

ブックマーク / members.at.infoseek.co.jp (21)

  • 富野小説黒歴史

    アニメ監督・富野由悠季の(色んな意味での)偉大さについて異論を挟む者はいないだろう。 しかし「小説家」富野由悠季はというと必ずしもそうではない。 いや、むしろ「文章が粗い・構成が雑」と、いわゆる「ジュニアノベル」の代名詞として自称「活字愛好家」たちの批判に晒されることが多かった。 しかし、角川がまだSFやファンタジーを「スニーカー文庫」ではなく「角川文庫」から出版していた頃からこの「ジュニアノベル」の代表的作家であり、かつジャンルを定着させた功労者として・・・少なくともその歴史的意義は評価されてしかるべきだろう(そういえばこのジャンルの十八番「西欧風ファンタジー」をアニメに持ち込んだのも御大将でしたね) 今回の特集はそんな御大将の「小説」を特集します、最近「∀」の映画版関係でメディアへの露出が多いですし。 なんせ私・善良な市民は御大将がこれまで綴られてきたおよそ60冊の

    prisoner022
    prisoner022 2008/08/20
    んー、はてブしてなかったか。っていうか、リンクが死んでるから文章だけなのね。
  • 富野小説黒歴史・発動編

    総論:「小説家」富野由悠季について 結論から言おう。富野由悠季は「映像作家」であり、結局のところ「小説家」としては「たかがノベライズ」の域は出ていない。 残念ながらこれだけの作品数を持ちながら、「富野ファン以外が読んで楽しめる」作品は「閃光のハサウェイ」「オーラバトラー戦記」そして「王の心・死者の書」の3作品のみだろう。かなりオマケして「ガンダムF91」「Vガンダム」の2作もなんとか・・・といった感じだろう。 富野由悠季はバンダイに象徴される「商業主義」や、サンライズの自社商品展開に象徴される「ダメなアニメファン体質」と戦いつづけてきた作家である、と一般的にはされているケースが多い。だが、果たしてそうだろうか? 私は痛切に思う。富野由悠季が多少なりとも「商業主義」「ファン体質」から離れて書かれたこれらの小説は、人がブンガク崩れのパン屋シオ(「F91」)や、子供向けのイラス

    prisoner022
    prisoner022 2008/07/20
    『密会』はよかったね。『ブレン』三巻はいつもと書きかたが違いますよという意味で斧谷名義だと思いましたが。御大の「アニメ > 小説」には同意。
  • 富野小説黒歴史・接触編

    解説 まずはじめに断っておかねばならないこととして、私はこの「オーラバトラー戦記」の角川スニーカー版をまだ読んでいない。 元々この「オーラバトラー」は角川ノベルスから新書版で発売されていたが、新書版の絶版から数年後、大幅(?)な加筆・修正を経て角川スニーカーに収録されたといういきさつがある。 このスニーカーへの収録は、たしか93年頃にも企画されたはずだったが、その時は何らかの事情(想像は大いにつくけど)で流れてしまい、8年もの歳月を経てやっと昨年実現したものである。 で、残念ながらこの「大幅加筆」されたらしいこのスニーカー版を私はまだ読んでないので以下の解説は左の写真とは裏腹に新書版に基いたものとなるのであしからず。 さて、この「オーラバトラー」 クソ長い上に最近まで絶版状態だったので読んでいる人は少ないと思うが、おそらくは「閃光のハサウェイ」に次ぐ、富野小説の傑作であ

    prisoner022
    prisoner022 2008/07/20
    文句を言いながら、けっこう読んでいたりする・・・。『オーラバトラー戦記』は確かに読み応えがアル。
  • 善良な婦女子の不定期エッセイ

    ●善良な市民のオタク歴史● 〜はじめに〜 このコンテンツは「原爆資料館」のようなものです。 「安らかに眠って下さい、二度と過ちは繰り返しませんから」という切実な願いの元に執筆されております。 が、登場する人物名・団体名その他は全て架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。 もしもこれを読んで「これは俺のことか」と思われた方が不幸にして居られた場合は・・・。 それは「不幸な偶然の一致」または「ただの気のせい」もしくは「自意識過剰」です。 ただちにサリンを撒かないタイプの宗教に入信したり、傷を舐めあってくれる甘ったるい共同体の一員になったり、手っ取り早く「癒し系ストーリー」や「癒し系音楽」で癒されちゃったりすることを切実にお勧めします、他人に迷惑をかけるその前に・・・。 ●第13話 「みやすのんき切抜き事件(前編)」   (2003.2.25)

  • 安彦良和

    ●安彦良和(やすひこ・よしかず) 元アニメーター・現漫画家。 言わずと知れた「ガンダム」のキャラクターデザイン兼総作画監督で80年代のアニメ界に絶大な影響をもたらした男。 元々虫プロ系(だったよね?)のアニメーターだったこの御仁、「ガンダム」のヒット以前から「ライディーン」「ザンボット」など、旧創映社・サンライズ系の仕事が多かった。 それが「ガンダム」のヒットを機会に一躍「時の人」となり、かねてよりの希望だった演出家に転向。 「巨神ゴーグ」などを監督するが人いわく「84年(ゴーグと同時期)のナウシカやビューティフルドリーマーを観て、これじゃとても敵わないと思った」・・・ということで徐々にアニメの世界から足を洗い、漫画家として活躍するようになる(それでも「風と木の詩」のOVAとかやってたけどね〜、「ヴィナス」とか) だが、この安彦漫画。 佐藤健二があの問題作「ゴ

    prisoner022
    prisoner022 2007/09/03
    「初代」ガンダム後の富野御大将と安彦の確執/「ニュータイプ」を巡るものと思われているが、/何のかんの言って体制派の御大将と、革命青年ひきずっている安彦との、いわば「イデオロギー体質」の違いの問題
  • 「イノセンス」

  • 「イデオン発動篇」

  • 劇場版∀ガンダム資料館-Re

    3.20    「秋川七式・改」様とリンク致しました。 「その他のセル画」の「るろうに剣心-3」を更新。 2.16    「ポゥ」のセル画を1枚更新。 2.5.    「ザク(ボルジャーノン)」に1枚追加。 1.25    「その他のセル画」に「機動戦士ガンダム0083-2」を追加。 1.13    「その他のセル画」に「機動戦士ガンダム0083」を追加。 1.5     「みけねこわーるど」様と相互リンク致しました。 「ロラン-2」のページに1枚追加。

  • http://members.at.infoseek.co.jp/wijayu/tom_an.txt

  • 富野由悠季 - 惑星開発大辞典

    ●富野由悠季(とみの・よしゆき) アニメ作家。言わずとしれた「ガンダム」の生みの親にして富野教の御大将。 1941年小田原生まれ。日芸の映画学科を出た後、映画会社には就職できずに虫プロへ(当時ありがちなパターン) そこでどういう訳か演出になり、「鉄腕アトム」のコンテをもっとも多く切った演出家となる・・・が、それは決して大学出たての富野の力量が優れていたからではなく、「それだけアトムの製作情況は逼迫していただけ」のこと。 その後、自伝「だから、僕は」によると女絡み(「チョキ」という仇名だったらしい)で虫プロを辞め、彼女が勤めていたCM製作会社でディレクターをやるが、なかず飛ばずの間に社長が死んだりしてアニメ業界に「出戻り復帰」。 フリーの演出家として「たいして良くはないがとりあえず早く上がるコンテ」を作品を選ばず切りまくり、「絵コンテ千切りの富野」の異名をとる。 こ

  • 富野伝説

    ●富野伝説(とみのでんせつ) 「ガンダム」の富野御大将は色んな意味で「伝説的」な方でいらっしゃいます(笑) まずどんなところが「伝説的」かというと「作ってる作品」が伝説的です。 「こころならずも敵側の一般市民を皆殺しにしてしまったことを知り愕然とする主人公」(トリトン)とか、「敵に人間爆弾に改造されて主人公の目の前で爆死するガールフレンド」(ザンボット3)とか、「最終回で発狂する主人公」(Zガンダム)とか、「主人公のお母さんの生首が飛ぶ」(Vガンダム)とか「宇宙全体が滅亡して、全滅した登場人物たちが幽霊になって宇宙空間を飛びまくる」(イデオン)とか、どれをとっても御大将でなければできない(やろうとも思わない)素晴らしく「個性的」なストーリーテーリングです。 また、出てくる登場人物たちも実に「伝説的」なほどに「個性的」です。 「ロリコンのマザコンのシスコンの独裁嗜好が強い

  • 惑星開発委員会

  • 惑星開発委員会

  • 惑星開発委員会 月刊レビュー 今月のお題:「ガンダム」

    富野由悠季という人物を意識したのはエヴァンゲリオンが流行った時の何かのインタビューで。ああこういう人なのね、と。それまで名前くらいは知ってたけれど小説書いてるし。その時に初めて顔写真見て、歳の割には妙に老けこんでいるように見えたんだけど、最近はうってかわってハツラツですね。もっと前の上も下も毛のある頃の顔を見るとどうしても笑いがこみ上げてくるんだけど。 シリーズの中でというか、ここ数年のTVアニメの中では、突出した出来なんだろうが、それは間違いないだろうが、私にはどうもこうもピンと来ないと言うか肌に合わない。ヒゲとかデザインとかそういうのは別にどうでもいいだけど、今でもよく書けないな、これに関しては。ブレンは概ね気に入っているんだがターンAはまた違う。機会があれば映画もふくめて全話見直してみよう。いつになるやら。 他と比べると見劣りするのは確かだが別に嫌いではない。ガンダム出せなくてもいい

  • 惑星開発委員会 月刊レビュー 今月のお題:「宮崎駿」

  • 惑星開発委員会

    よくも悪くも和製ファンタジーのエポックの一つと評価して+1。やろうとしたことは面白いけれど後半のあの適当にも程があるストーリー構成は目も充てられない。東京上空の辺りまでの、古めかしい戦争の臭いとか独特の緊張感とか、そういったものが後半地上に出ると共に全部吹き飛んでしまった。「偉大な失敗作」という言葉がこれほど似合う作品も珍しい。前半だけならオマケなしで6点。 イデオンとかザンボットは今回はじめて観たんですけど、これはショッキングでした。話には聞いていたんですけど、ビックリでした。なんか嫌なんだけど観てしまう、不思議な魅力があると思います。ファーストガンダムの希望に溢れたところが好きな私としてはちょっと複雑です。こういう作品を創っていた人がキングゲイナーを創ったと思うと、なんだか考えることがたくさんあるような気がします。 なんだかんだと放映中は文句を言っても、やっぱり面白いんだよねぇ富野。富

  • 富野由悠季「戦争と平和」について

    富野由悠季「戦争と平和」について ●このについて● このは我等が富野御大将が、主に件の「アフガン戦争」について(論壇回りが垢抜けない社会派サークルがつかう「9.11」という言い方は大嫌いなので使わない)「気鋭の評論家」たちと約十時間も語り通したという「対談」だ。 この「気鋭の評論家」というのはサイトでもお馴染みの大塚英志、その大塚と共に講談社新書(だったかな?)から昨年「教養としてのマンガ・アニメ」を上梓、独自の富野論を展開し「ガンダム以降の富野作品は超越者(ニュータイプとかイデとか)を出して話をまとめようとするところが安易だ」みたいなことを書いていた徳間出身のライター、ササキバラ・ゴウ。そして論壇オタの間ではそれなりに有名な「踊る(左翼社会学者」上野俊哉である(「紅のメタルスーツ」の人、って言えば思い出せるかな・・・?) そんな全日に100人くらいは居ると思われ

  • 惑星開発大辞典 : ブンガク

    ●ブンガク 普段から「知性派」で「文芸キャラ」で「インテリ」な方々は当然御存知でしょうが(笑) 言論界では「左翼」を「サヨク」と書くことがある。 この出典は島田雅彦の小説「優しいサヨクのための喜遊曲」から取られている。 なぜ「左翼」ではなくて「サヨク」なのか。 当時「左翼」といえばマルクス主義でしたが、この島田雅彦が登場した頃は、一時期大流行だったこの「マルクス主義」もソ連や中国のあんまりと言えばあんまりな社会状況が広く知られるようになり、すっかり威光が薄れていました。 そんな情況(今とあまり変わらない情況・・・要するに「政治の季節」が終っていたということです)で左翼的な運動(日で「市民運動」なんてやるのは9割5部宗教か左翼なのですが)を続ける学生っていうのはどういう学生だったかというと、決して「マルクス主義さえ導入すれば社会はみんなうくいく」なんてことを気で信じて

    prisoner022
    prisoner022 2006/03/29
    下手に鼻息荒くしない方がいいですよ、「これが俺の感性だ」なんて言っちゃうとあとですごく恥ずかしい思いをしますから(笑)
  • 惑星開発大辞典○セカイ系 又の名を「ポスト・エヴァンゲリオン症候群」

    ○セカイ系 又の名を「ポスト・エヴァンゲリオン症候群」。 「社会」や「国家」をすっとばして「自分のキモチ」なり「自意識」なりが及ぶ範囲を「=世界」と捉えるような世界観を持つ一連のオタク系作品がこう呼ばれているらしい。 例えば「ほしのこえ」例えば「最終兵器彼女」。 これはインターネットの普及による擬似的な全能感や、「社会」や「国家」の存在が見えづらくなった社会的状況が影響を及ぼしているとされている。 傾向としては、「真剣10代しゃべり場」みたいな青臭いテーマが扱われることが多く、少なくともちょっとした「ブーム」ではあると思う。 私はこの「セカイ系」を技法としてはそれなりに評価したい。少なくとも「青臭いから」という理由で批判する立場には組しない。 ただ、若干の「セカイ系だから」という理由での過大評価は受けていると思う。 例えばセカイ系、と呼ばれる作品の中には私が

  • 「大月アニメ」とは何か?

    ○大月アニメ キングレコード、大月倫俊プロデューサーによる一連のアニメ群。 あまり意識されていないが、80年代末から90年代、そして2000年代の現在に至るまで、いわゆる「オタ向けアニメ」の大半がこのキング・大月ラインで制作されている。 「ブルーシード」「テッカマンブレード」「爆れつハンター」「ラムネ&40」「赤頭巾チャチャ」「スレイヤーズ」「エヴァンゲリオン」「ナデシコ」「セイバーマリオネット」「少女革命ウテナ」「アキハバラ電脳組」「ロストユニバース」「シャドウスキル」「トライゼノン」「ラブひな」「フルーツバスケット」「シャーマンキング」「RAVE」「彼氏彼女の事情」「フリクリ」・・・もういいだろう。 一般に、大月商法とは、こういったオタ向けにそれなりのヒットが狙えるライン(角川一押しの人気原作など)にお抱えのオタドル(林原めぐみなど)の主題歌を乗せてシングルからサントラま

    prisoner022
    prisoner022 2006/03/20
    「オタ転がし」「自分語り系予定調和」「今のアニメファンが真剣にハマっちゃうのはこれくらいのレベル」大月アニメ=「オナペット産業に忠実なキャラ設定」+「ブンガク的なホンモノ感の演出」