米メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)にとって、今週は大変な1週間だ。1月31日には、フェイスブックやインスタグラムを舞台とする児童の性的搾取を巡って米議会上院の司法委員会で証言。翌2月1日の2023年第4・四半期決算では初めての配当を発表した。昨年100%余りも上昇したメタ株がさらに上値を追ったのは、人工知能(AI)ブームとオンライン広告の回復を巡る熱狂によるものかもしれない。ただ、議会との軋轢(あつれき)を考えれば、投資家はメタが今後、プラットフォームの安全性を証明できなかった場合のリスクを過小評価しているようだ。 米メタの第4四半期売上高が予想超え、初の配当発表 株価急騰米上院司法委、メタらSNS5社トップ追及 子どもの性被害問題で 経済categoryアングル:米利下げ前提になった物価安定「確信の強まり」、FRBはいつ得られるか米連邦準備理事会(