システムを主に提供しているのはジェムアルトで、同社は2016年に米商務省傘下の国立スタンダード・アンド・テクノロジー研究所(NIST)から「将来の信頼性のあるデジタル免許証の普及」のため、200万ドルの奨励金を授与されている。 現在同社のシステムを用いてデジタル免許証をパイロットプログラムとして発行しているのはコロラド、メリーランド、ワシントンDC、ワイオミングの各州である。 この他にもデジタル免許証に取り組む企業はIDEMIA(アイオワ、デラウェア、オクラホマ州でパイロットを実施)、Canadian Bank Note、Entrust Datacard、GET Group、HID Global、Veridosなど数多い。世界的に見てもオーストラリア、オランダ、英国、ブラジル、フィンランド、コソボなどが政府を挙げてデジタル免許証導入に取り組んでいる。 デジタル化のメリットは? ではデジタル
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