河村たかし名古屋市長(左)らとともに参院選での敗戦の弁を述べる岬麻紀氏(中央)=2019年7月 日本維新の会の岬麻紀衆院議員が、2019年7月の参院選の選挙公報で経歴を詐称していたとされる問題。同じ選挙公報に掲載していた「杏林大学非常勤講師」との経歴についても虚偽だったとみられることが、AERA dot.の取材でわかった。そのときの選挙では落選したとはいえ、不正確な情報が有権者の判断に影響した可能性もある。 【写真】岬麻紀氏が履歴書に直筆で書いた「経歴」 〉〉【元ネタ】「日本維新の会の岬麻紀衆院議員に経歴詐称の疑い」を読む 岬氏は、19年に日本維新の会と減税日本(地域政党)の共同公認として、参院選(愛知県選挙区)に出馬し、26万票あまりを獲得したが落選。昨年10月の衆院選に、日本維新の会単独の公認で愛知5区から立候補し、選挙区では敗れたが比例復活当選を果たした。 しかし、19年の参院選の選