世界平和統一家庭連合江南家庭教会の玄関に設置されている「こども110番の家」のプレート=愛知県江南市で2022年9月29日午後0時3分、川瀬慎一朗撮影(画像の一部を加工しています) 愛知県江南市にある世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の教会が、危険を感じて助けを求めてきた児童を保護し、警察に通報するボランティア活動「こども110番の家」のプレートを掲げていたことが判明した。看板には「こうなんけいさつしょ」とも書かれていたが、市や県警江南署は存在を把握していなかった。 毎日新聞から問い合わせを受けた市教育委員会の担当者が30日、教会を訪れて撤去した。地域住民からは「旧統一教会が地域の信頼を得ているかのようで、おかしいのでは」などと、疑問の声が出ていた。 市によると、「こども110番の家」は通常、登録を希望する人が地域の小学校に申請。学校が検討のうえで警察に連絡し、警察が委嘱する仕組みという。
![旧統一教会に「こども110番の家」看板 行政は把握せず、指摘で撤去 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d7776c08ea51f95b2dc457c11fdb573993375d3b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2022%2F09%2F30%2F20220930k0000m040371000p%2F0c10.jpg%3F1)