静岡県熱海市で発生した土石流災害から8月3日で1ヶ月が経った。 被災した伊豆山地区では23名が死亡、今も行方不明者4名の捜索が懸命に続けられている。熱海市では発災時刻にあわせて黙祷がおこなわれた。 【画像】故郷の熱海について語る元AKB48・島田晴香 都心からわずか40分、温泉街として名高い熱海でおきた災害は、コロナ禍で痛手を受けている観光業に追い討ちをかけた。市民の胸中は複雑だ。 「行方不明者の捜索が最優先。全員みつかってから初めて前をむける」(タクシー運転手・60代男性) 「今はコロナ禍だし、老人も多い街だから観光客は来なくていい」(主婦・70代) 「熱海は観光の街。災害に区切りをつけ、そろそろ観光に力を戻さないと生活が破綻する」(土産物店店主・50代女性) 多くの市民が不安を抱えるなか、元AKB48のメンバーで熱海市出身の島田晴香(28)は8月1日「熱海市・大雨土砂災害復興支援プロジ