第49回衆院総選挙が10月31日に投票、即日開票された。テレビ各局は開票特番を組み、投票締め切りの午後8時の瞬間に、出口調査をもとにした獲得議席予想を発表したが軒並み大外れとなる異常事態となった。 【写真】とりあえずひと安心?壇上にズラリと並ぶ自民の大物たち 最終的な獲得議席は、自民党261、公明党32、立憲民主党96、共産党10、日本維新の会41、国民民主党11、れいわ新選組3、社民党1だった。 しかし午後8時段階での各局は、自民党苦戦を予想。中でもフジテレビは自民を230議席と31議席も低く予想。「単独過半数割れか」とテロップを出し、キャスターを務めた宮根誠司が「岸田首相には厳しいスタートとなりそうです」と伝えた。フジは立民130議席と34多く見積もった。 自民については、日本テレビも238、TBSも239、テレビ東京も240と予想。最も的中に近かったテレビ朝日ですら243で、改選前(