落語家林家木久扇(83)が旧名時代に考案した「林家木久蔵ラーメン」を製造販売する福岡市の食品会社が、商標権の期限が切れているのに、1食5円の対価を支払わされたなどとして、木久扇の事務所に約4200万円の損害賠償を求め福岡地裁に提訴した。17日、第1回口頭弁論があり、事務所側は争う姿勢を示した。訴状によると食品会社は、支払い停止を求めたものの、事務所から契約解除を通告されたという。 食品会社は日刊スポーツの取材に「弁護士に任せており詳しいことは話せない」とした上で、約30年前に製造販売を開始、今年6月が最終出荷だったとした。 ラーメンの通販ページには「『木久蔵ラーメン』ただいまリニューアル中のためお休みさせていただきます」と掲載されている。 【関連記事】事態の経緯はこちら