LastResort
最近、ベンチャーって、すっかり聞かなくなったなあ・・・、と寂しい思いをしていたところ、去る2月20日、”Tech Venture 2008”/”Beat Forum 2008”というCnet Japan主催(首都圏ベンチャーフォーラム共催)のイベントに呼んでいただきました。今回は、その時のお話を、誌上で多少再現してみようかなと思います。2週続けて週末に体調を崩していたものですから、講演してからかなり間があいてしまいました。お許しくださいませ。 では、どんな話か。 六本木ヒルズにはただの良い迷惑だと思いますが、ヒルズ族という言葉の終焉とともに、ITベンチャーブームも葬り去られたような感じがしませんか。「何だ、金儲けか・・・」みたいな。でも、今の日本には、ベンチャーを必要とする理由がある。ブームとともに単純な毀誉褒貶に晒されるような話とは別次元の重要な役割がある。 したいのは、そんなお話です。
10日・日経新聞朝刊に「大学発VB経営厳しく・55%が経常赤字」という記事が掲載された。 初期段階ではファンドの未整備などの問題もあり、多産多死の観が否めなかったが、 今日、ベンチャービジネスは事業のありようとして確たる地位を築いている。 大学発のベンチャーのどこに弱点があるのか検証してみたい。 筆者も実は、前職で親会社に資本を出してもらった子会社の設立に参画したが、あえなく1年未満で清算の憂き目をみている。 また、独立してからも大学発のベンチャーに一部参画したが、はかばかしい成果は得られなかった経験もある。 その経験に基づき、非常勤講師を務める大学では「ベンチャービジネスとマーケティング」という講義を受け持っている。 大学発ベンチャーは色々な意味で他人事ではない。 記事によると<政府が2001年に千社育成計画を打ち出した大学発ベンチャーの数は1500社を超えたが、社員や営業ノウハウの不足
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