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2020年7月18日のブックマーク (4件)

  • Pythonプログラミング入門 — Pythonプログラミング入門 documentation

  • 雑誌に連載を持つ著者だけど、もう限界かもしれない

    ずっと「どうにかしなくては」と思っていた現実だけど、サカナクションのサブスク収入に関する記事を読んで、自分も思いきって書いてみようと思う。 自分は執筆業をやっている人間で、キャリアとしてはもうすぐ10年を超える。雑誌に連載を持ち、を出版して生活している。あまり詳しく書くと特定されてしまいそうなので(それだけ狭い業界なのだ)、かなりぼやかして書くことを許してほしい。 この仕事を始めてからずっと綱渡り状態なのだが、ずっとどうやってみんな綱から落ちていないのか不思議に思っていた。 音楽業界のように不明瞭なことが少なくて、を刷ったらその定価の10%が必ず入ってくる。1万部刷ってだいたい100万円が著者に入ってくる(実売じゃないところがCDとの違いかな……? 実売のところもあるけれど)。 けれども、知られているように今ではが売れなくなり、1万部刷ったらヒット、3万部刷ったら大ヒットといった

    雑誌に連載を持つ著者だけど、もう限界かもしれない
  • 絵が異常な速度で消費されていく現実が虚しく感じる|自由さ

    明白な事実として、インターネットで公開されるイラストは消耗品になっている。 けれども流行りすたりの移ろいも良さのうちで、そういう流れがあるから洗練されていく。今の絵描きがみんなすごいのも、流れが速くなったからだ。でも流石に、あまりにも刹那的に見える。たとえば神絵師が「rkgk」と題して、10年前では誰も描き得ない絵を上げたとして、僕らは“いいね・RT”をヒョイと投げた昼休みが終わり、帰路に着く頃にはポカンと忘れ、次を、また次を求める。さながら供物をむさぼる餓鬼のようで、べたものは決して血肉とならず目から剥がれていく。見返すのなんか精々Sankaku channelとか、信頼の置くオタクのいいね欄を漁ったときくらい。“べ終わった”もぬけの殻を思い出したのなら、決まり文句はこうだ。 「もう誰も〇〇の話してない‥‥」 でも。そのいびつさは今や自然だ。誰だって享楽的で豊かにありたいし、そもそも

    絵が異常な速度で消費されていく現実が虚しく感じる|自由さ
  • 渡辺明の孤独な闘い

    藤井聡太新棋聖が誕生し、世間は大きく湧いている。 けれど、ここでは、番勝負で敗れた渡辺明二冠の話をさせてください。 羽生と藤井の間 渡辺明は、昨年このような発言をしたことがある。 「今の棋士は自分も含めて、歴史的には羽生と藤井の間、という位置づけになるんじゃないですかね」 (2019年2月27日付「日経済新聞」夕刊) いつものようにニヒルな笑いを浮かべて、彼はあっけらかんとこのようなことを言った。 しかし、この発言は私にとっては結構な衝撃であった。渡辺明は、羽生の次は藤井の時代だ、自分は時代を作る棋士ではない、そう言ったのである。 この言葉の意味は、とてつもなく重い。 渡辺明は、紛れもない「天才」である。 中学生で棋士になり、20歳で将棋界の最高タイトル、竜王を獲得する。 玉を堅く囲い、針の穴に糸を通すような細い攻めを見事に通す。理路整然としたその将棋は、美しく、絶品である。 2008年

    渡辺明の孤独な闘い