500日間を洞窟でどう過ごしたのか?遭難を題材にした作品はよく見かけますが、多くは無人島など開放的な場所を舞台にしています。 しかし、宇宙のような暗闇や、深い洞窟の奥など、太陽を基準とした時間の変化も感じられない場所で、長期間他人と接することもなく隔離された人間はどうなるのでしょうか? そんな疑問を検証する人体実験がスペインで実際に実施されました。 この無謀な人体実験に挑戦したのは、スペインの登山家でエクストリームスポーツのプロでもあるベアトリス・フラミニ(Beatriz Flamini)氏です。 (フラミニ氏のインスタグラムはこちら『beatriz_flamini』) 彼女は2021年11月21日に、スペイン南部アンダルシア州のグラナダにある洞窟に入り、地下生活をスタートしました。 当時はまだロシアによるウクライナ侵攻も始まっていません。 実験を始めたとき、フラミニ氏は48歳だったといい