負傷兵。ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所にて。アゾフ連隊提供(2022年5月10日提供、撮影日不明)。(c)Dmytro 'Orest' Kozatskyi / various sources / AFP 【5月15日 AFP】ウクライナ南東部マリウポリ(Mariupol)のアゾフスターリ(Azovstal)製鉄所に立てこもる兵士らの家族が14日、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席に支援を訴えた。家族は、ロシア政府が話を聞く世界の指導者はもはや習氏しかいないとしている。 製鉄所は数週間にわたりロシア軍に包囲され、ウクライナ兵らは地下トンネルに立てこもっている。 兵士の妻5人と父親1人は首都キーウで記者会見し、救済を必死に訴えた。息子が製鉄所に残っているスタウル・ビチニアク(Stavr Vychniak)さんは、「私たちが(支援を)呼び掛けられる人物は一人しか残され