毎年、優れたデザインのプロダクトやサービスを表彰するグッドデザイン賞。今年は、NH教育テレビで放送されている『デザインあ』が大賞に輝いた。 ただ、電器店やデパートなどをのぞけば、グッドデザイン賞受賞を表すGマークがついた商品はあふれている……。それもそのはず、今年だけで 3132件の応募のうち、1108件が同賞を受賞している。受賞の割合は、実に30%にも上っているのだ。いくら、優れたプロダクトがたくさん集うとはいえ、この受賞数は多すぎではないだろうか? 巷間では、「グッドデザイン賞受賞」よりも「グッドデザイン賞落選」の方が、インパクトがあるのでは? と揶揄されてしまうほど、受賞商品は多い。このような声について、同賞を主催する公益財団法人日本デザイン振興会は、どのように考えているのだろうか? そこで、同振興会に問い合わせたところ、「グッドデザイン賞は、デザインを単に審美的な対象として評価する
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