図●ヤマハルーターの多数機種に見つかったIPヘッダー処理の脆弱性の危険度評価 IPAとJPCERT/CCが共同で運営する脆弱性情報提供用Webサイト「JVN」(Japan Valnerability Notes)の発表資料から引用。 ヤマハは2011年4月11日、同社のルーターの非常に多くの機種に、インターネット経由でDoS(Denial of Service、サービス妨害)攻撃を受ける危険がある脆弱性があることを公表した。 同社製ルーターのIP(Internet Protocol)の実装に脆弱性があり、「IPヘッダーの特定箇所」に不正な値を設定したパケットを受け取ると不正なメモリー参照が発生する。その結果、場合によってはルーターがリブート(再起動)するなどの症状が発生するという。 対象となるルーターは、「RTX3000/2000/1500/1200/1100/1000」「SRT100」「