書き換え事件でも使われた? WordPressプラグインの脆弱性とシンボリックリンク:試してみなけりゃ分からない? 古いWebアプリの脆弱性(4)(1/4 ページ) 前回の記事「CMSに残る反射型XSSを使ったセッションハイジャック」でも紹介したとおり、CMS(Contents Management System)の脆弱性を狙った攻撃が後を絶たないようだ。 中でも話題となっていたのが、共用レンタルサーバを狙った広範囲の書き換え攻撃だ。「共用」という性質もあって、同一のサーバを使用していた複数のユーザーのデータが横断的に書き換えられた点が、2010年代には逆に新しい。この事件で、忘れかけていた昔の設定方法を思い出した方も多かったのではなかろうか。どうやらこの事件を起こしたのは愉快犯だったらしく、書き換え以外に大きな実害はなかったようだが、それでも今さらながら、共用レンタルサーバの怖さに気づい