コンドーム業界の雄・不二ラテックスが開発した、冷却枕が人気を呼んでいる。 なぜ、避妊具メーカーが冷却枕の開発に乗りだしたのか? そしてなぜ、この商品が市場で受け入れられたのか? 3月下旬の発売開始直後から、問い合わせが殺到。薬局などでは品薄状態が続いていた不二ラテックスの冷却枕『ひえぷるやわらかまくら』。「猛暑」「節電」という時勢を受けて、生産ラインのフル稼働が続く。 冷凍庫から取り出した直後の枕の表面温度はマイナス5度。従来品が約200分で表面温度が10度まで上昇するのに対して、『ひえぷるやわらかまくら』は約300分で5度までしか上昇しない。 それでいて価格は従来品より値ごろ感のある約600円(実勢価格)なのだから人気が出ないはずがない――。 コンドームを中心にした避妊具メーカーが、冷却枕市場に参入したのには背に腹はかえられない事情があった。同社医療機器事業部長・岡本昌大氏が語る。 「我
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