2009年5月31日のブックマーク (6件)

  • 『マンガ漂流者(ドリフター)』第1回:「恐怖」だけではない、少女ホラーマンガ界の人気シリーズ『死と彼女とぼく』(川口まどか) - webDICE

    (左)『死と彼女とぼく』、(右)『死と彼女とぼく ゆかり』 (C)川口まどか/講談社 ランキングや巷の評判は一切無視、独断と偏見で昨今のマンガを紹介しまくるという吉田アミさんの連載コラム『マンガ漂流者(ドリフター) ~新感覚★コミック・ガイド~』。記念すべく第1回目は、マンガ家・川口まどかさんの人気シリーズ『死と彼女とぼく』をご紹介。 川口まどか(かわぐち・まどか) マンガ家。4月24日大阪府生まれ。大阪芸術大学美術学科卒。1983年、『はあとビビッとさしみインコ』が「ハローフレンド」(講談社)に掲載されデビュー。1988年、「週刊少女フレンド」の増刊「サスペンス&ホラー」(講談社)にて、『死者をみる少女』を発表。以降、『死と彼女とぼく』として、現在も続く人気シリーズとなる。その他の代表作に人間の願いを叶える悪魔が主人公のミステリアスファンタジー『やさしい悪魔』、人魚をモチーフにした『海の

    『マンガ漂流者(ドリフター)』第1回:「恐怖」だけではない、少女ホラーマンガ界の人気シリーズ『死と彼女とぼく』(川口まどか) - webDICE
  • ジェンダー関係とか - close/cross; confusion is sex

    ということは前から考えてたんですが(id:sayuk:19010102のタイトル説明にもあるしね)、id:chidarinn:20030714さんの所によると(以下引用) Q 三位一体の構造(愛(性愛)、性(生殖)、結婚)のロマンチックラブイデオロギーは解体するか? A 個々の事象を独立させ、性と結婚には契約が存在するが、愛には契約を介さないとすることによって、解体する、と考えられている しかし、性愛を制度化しない、独立したものにすることは、むしろ性愛を純化していくことになる。(ロマンチックラブになる。)すなわち、性愛の自由市場化のために”性や結婚を通して”異性に女として選ばれる私”を見出せないので、結局性愛にジェンダーアイデンティティを追求してしまうのだ。 よって、『女の価値は男に選ばれることには無い』というアイデンティティが形成されない限り、ロマンチックラブイデオロギーは壊れない。 と

    ジェンダー関係とか - close/cross; confusion is sex
    punch-line
    punch-line 2009/05/31
    ロマンチクッラブイデオロギー 
  • 『School Days』と少女漫画(石田拓実作品を中心に) - close/cross; confusion is sex

    (文学フリマ用のにのせる文章) 今年の夏季(7〜9月)に放送され、非常に話題となりかつ物議を醸したTVアニメに『School Days』(以下、「スクイズ」と略す)がある。PC美少女ゲームを原作とするこの作品は、一見(タイトルを反映したような)普通の爽やかな青春ラブストーリィを描くと見せかける。しかし話が進むにつれ、主人公の男の子の優柔不断さとある意味見境のなさから、二股・三股になった関係は泥沼化し、女性キャラクターの心理はより荒んだ形で描かれる。(最終回になるはずだった修羅場の末の凄惨な結末は、折りしも起こっていた殺人事件の影響で、ほとんどの局で放映を中止される事態となるのだけれど) 放映時は主人公の行動、一人と付き合っていながらもう一人、さらに一人と関係を持ち、かといって前の関係を清算できないままずるずると状況を放置してゆくことが大きな非難を浴びた。制作側(あるいは原作)にも、人間感

    『School Days』と少女漫画(石田拓実作品を中心に) - close/cross; confusion is sex
    punch-line
    punch-line 2009/05/31
    パラパルがすごいと思ってた人がいたんだなー。
  • 『マンガ漂流者(ドリフター)』第4回:女性マンガ家の先駆け「やまだ紫」【中編】 - webDICE

    あまりにもやまだ紫に熱くなりすぎたおかげで、吉田アミの文章が1万字を軽く越えてしまった!というわけで、前・中・後編に分けてやまだ紫を読み解く! やまだ紫『ゆらりうす色』(講談社/1984年)より ★【前編】はコチラから http://www.webdice.jp/dice/detail/1568/ 『ゆらりうす色』は「私マンガ」の雛形なのか? 1983年に「コミックモーニング」(講談社)にて連載された『ゆらりうす色』は、子ある男と不倫中の27歳独身女性が主人公の連作。 「ゆらゆらと 炎が燃える どうでもいい---と 青く燃えている」 主人公、笑美のモノローグはまるでポエムのようだ。劇的なドラマなど起こらぬ日常で、「仕事に行って帰ってきてベッドに寝転がる」そんな描写の中にぽっかりと、浮かぶ美しい文字列と、交わされる現実的なセリフとの乖離が、彼女の「気分」をよく表している。 来モノローグと

    『マンガ漂流者(ドリフター)』第4回:女性マンガ家の先駆け「やまだ紫」【中編】 - webDICE
  • 『マンガ漂流者(ドリフター)』第5回:女性マンガ家の先駆け「やまだ紫」【後編】 - webDICE

    やまだ紫『出口』より。(c)やまだ紫 ★【前編】はコチラから http://www.webdice.jp/dice/detail/1568/ ★【中編】はコチラから http://www.webdice.jp/dice/detail/1596/ やまだ紫の描く「文学」 『鈍たちとやま』や人の自画像といった例外もあるが、やまだ紫の描くは非常に写実的である。と暮らした経験のある人に違和感を与えないリアルさ。何故、やまだはリアルなを描くのだろうか? 1979年「ガロ」2、3月号から11号にわたり発表された『性悪』シリーズより『おーい』。(c)やまだ紫 やまだ紫の描くと対極を成す作品として、こなみかなたの『チーズスイートホーム』に注目したい。主人公の子チーのモノローグでは、自分のことを「チー」と呼び「○○ら~」や「○○ちて」という舌っ足らずな幼児語で話す。絵柄もデフォルメされ、か

    『マンガ漂流者(ドリフター)』第5回:女性マンガ家の先駆け「やまだ紫」【後編】 - webDICE
  • 『マンガ漂流者(ドリフター)』第3回:女性マンガ家の先駆け「やまだ紫」【前編】 - webDICE

    やまだ紫 (やまだ・むらさき) マンガ家、エッセイスト、詩人。1948年東京世田谷区生まれ。69年4月、虫プロ商事の「COM」5月号にて、『ひだり手の…』が入選。以降、同誌にて作品を発表する。71年1月、青林堂の「ガロ」2月号に『ああせけんさま』が入選。同年10月に結婚。出産、育児離婚による休筆をはさみ、78年「ガロ」12月号にて『ときどき陽溜まり』を発表。以降、同誌を中心に、日文芸社「COMICばく」、講談社「コミックモーニング」(現在のモーニング)にも連載を持ち、女流マンガ家の先駆けとして後続の作家に多大な影響を与えた。代表作は『性悪』、『しんきらり』、『ゆらりうす色』など。06年からは京都精華大学マンガ学部専任教授に就任、後進の指導に尽力した。09年5 月5日脳内出血のため死去。享年62歳。2度目の夫は元「ガロ」副編集長でもあった白取千夏雄。 ・公式サイト はじめに 2009年

    『マンガ漂流者(ドリフター)』第3回:女性マンガ家の先駆け「やまだ紫」【前編】 - webDICE