ブログを書いても、書いても、好きな人に言及してもらえず、「僕のブログってそんなにつまらないかなあ」などと、落ち込んだり沈んだりする毎日を過ごしていたのです。けれども、よく考えてみると、好きな人など存在しなかったのです。僕の好きな人はインターネットには居ないのです。大好きな人なんて居ないのです。インターネットはおろか、インターネットの外の世界にも居ないのです。好きな人なんて、存在しないのです。大好きな人なんて、存在しないのです。 好きな人自体が存在しないのだから、好きな人に言及されないのは当然の事です。好きな人に捕捉されないのは当たり前の事だったのです。だって、そんなもの、はなから居ないんですから。僕は悩む必要の無い事で悩み、くよくよする必要の無い事でくよくよいじけていたのです。まったく馬鹿な話です。好きな人に呟いてもらえないのは、僕のブログがつまらないからではなかったのです。好きな人にはて