荻上チキさん(左)とヨシタケシンスケさん(右)/写真・中村彰宏 荻上 最初に、このエッセイにつけるイラストの依頼が来た時に、どうお感じになったのですか。 ヨシタケ やってみたいと思いました。もともとイラストレーターなので、来たものに対して、ちょうどいい着地点で打ち返すことの面白さ、やりがいを日々感じているし、「暮しの手帖」が実家にずっとあったので、楽しみでした。 荻上 この連載がワクワクする仕事だなっていう印象はあったんです。それに、ヨシタケさんがイラストをOKしてくれて。いい連載になるのは間違いないと思いました。ヨシタケさんがついてくれることで、「こういうことを書いても、きっと面白おかしくしてくれるだろう」と。困らせるとは思わなかったけれども、受け止めてくれるだろうと、そんな信頼感はありました。 ヨシタケ そう思ってくれることは嬉しいですね。新しい原稿を読むたびに「勘弁してくれ」と思うん
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