11日、豪紙は人工降雪による2度目の大雪により北京が再び大混乱に陥っていると報じた。写真は10日、2度目の大雪に見舞われた北京。 2009年11月11日、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは仏AFP通信の報道を引用し、「中国で天候操作に対する議論が起きている」と題した記事で、人工降雪による2度目の大雪により北京が再び大混乱に陥っていると報じた。12日付で環球時報が伝えた。 北京では1日、人工降雪により過去22年で最も早い初雪が降ったが、10日も再び一面の銀世界となった。国家気象センターは、今後3日間にわたり更なる降雪があると予報している。市内では1万5000人の作業員を動員して除雪作業にあたっているが、多くの道路は依然通行が不便な状態にあり、隣の河北省や山西省に通じる高速道路は完全に通行止めの状態だ。 【その他の写真】 市当局は人工降雪について、「干ばつ対策」と説明するが、突然の大雪