(2017/6/19)本記事は「端末の256色と24bitカラー(1677万色)の対応と設定・色指定」へ移動した。
(2021/10/12)本記事は「PulseAudioの各種設定ファイルと設定例」へ移動した。
ここでは、オーディオデーモンの1つであるPulseAudioのGentoo Linuxへの導入に関する覚え書きの中の、システムに関する部分(主にパッケージのインストール)についてを扱う。 安定しているバージョンは? 0.9.9/0.9.10/0.9.11の3つのバージョンを試したところ、大きな不具合がなかったのはバージョン0.9.10だけだったので、ここでは主にバージョン0.9.10を扱う。 PulseAudioのライブラリを使用したパッケージの注意点 パッケージ「pulseaudio」にはPulseAudioを使用するためのライブラリが含まれるが、これを使用する外部パッケージをビルドしたときのPulseAudioのバージョンと実際に使用するPulseAudioのバージョンが一致していないと、挙動が怪しい。 例えば、バージョン0.9.9のPulseAudioがインストールされている状態で外
「genkernel 3.4.10系でファイルシステムのUUIDのデバイス名への解決ができない件について(問題について)」の続き。 バージョン1.10.3のbusyboxを使用して問題を回避 設定ファイルの生成 ソースファイルの準備 /etc/genkernel.confの設定変更 復帰デバイスのUUID指定をするためのパッチを更新 関連: busyboxの「--install」について(今回の件とは無関係) バージョン1.10.3のbusyboxを使用して問題を回避本家busyboxは、バージョン1.10系からfindfsを搭載しているため、このバージョンを使用するようにする。 (2008/9/29)ここではバージョン1.10.3を使用しているが、バージョン1.12.0でも同様にして作業が行える。 設定ファイルの生成busyboxのビルド設定ファイルはカーネルの設定ファイルに似ていて、設
genkernel 3.4.10が作成するbusyboxではfindfsが使えない genkernel 3.4.10が作成するbusyboxではfindfsが使えないgenkernelのバージョンを3.4.10に上げたところ、起動の初期段階で /init: line xxx: blkid: not foundのようになって先に進まなくなってしまった。 手元の環境では、ルートパーティションを(ファイルシステムに付いている)UUIDという識別子によって指定しているのだが、初期RAMディスクイメージ(initrd)のスクリプト(genkernel-3.4.10/generic/linuxrc)を見ると、このコマンドを呼んでいる少し前のところ(ルートファイルシステムのUUIDをデバイス名に解決する処理)でbusybox findfsに失敗していることが分かった。 blkidコマンド自体はinitr
Gentoo Linuxではカーネルは自分でビルドすることになるが、これを支援するgenkernelというツールがある。初期RAMディスクイメージ(initrd/initramfs)*1の作成も行える。 詳しい情報はGentoo Linux genkernelガイドに載っているため、ここでは、手動ビルドから移行した際の幾つかのメモをする。 関連記事: Linuxカーネル(2.6系)のビルドの流れ 設定ファイルとコマンド行オプションによる制御 genkernelの挙動を制御する設定ファイルは/etc/genkernel.confで、設定項目によっては実行時にコマンド行オプションで指定することもできる。 実行例とccacheを使用する設定 下はfbsplashを使用し、fbsplash*2に「livecd-2007.0」のテーマを使用する場合の実行例。 $ sudo bash -c 'CCAC
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