ブックマーク / politas.jp (7)

  • ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    参院選で、だれに、あるいはどこに入れるか。いままでぼくはこういうとき、いつも言葉を濁してきた。そして棄権を匂わせてきた。だから今回も同じだろうと思うかもしれない。けれどもじつは今回は違う。ぼくは棄権はしない。白票も入れない。ぼくは民進党に入れる。選挙区も比例区も民進党に入れる。 なぜか。理由は消去法だが、はっきりしている。まずぼくは、数年で消える政党にはほとほとうんざりしている。ぼくは1971年生まれだ。1990年代に選挙権を手に入れたぼくの世代は、有権者になって以降、ずっと政界再編でずっと新党ブームを経験している。もういいかげんにしてくれという気持ちがある。だから、最低でも10年前から存在し、そして10年後にも残っているであろう政党に投票したいと思う。この時点で、自民党、公明党、共産党、そして(名前は変わってしまったが)民進党しか残らない。社民党は、あまりに党勢が衰えているので、申し訳な

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    pytopy 2016/07/08
  • まだ絶望していないあなたへ(森達也)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    子供のころから、ネガティブ思考においては誰にも負けない自信がある。 例えば夏休み初日の朝は目が覚めると同時に、「今日から夏休みが始まるのではなく最後の日なのだ」と思うようにしていた。つまり冷たい水を自分に浴びせるのだ。運動会のときには、短距離走で転んでビリになる自分を想像しながら走る順番を待っていた。大学受験の際にも、志望校はすべて落ちる状況をイメージしていた。できるだけ具体的に。そしてそのときの自分の心情を想像した。もしも「合格するかも」などの気持ちが湧いてきたら、あわてて必死に打ち消した。そんなことはありえない。すべては裏目に出る。好転することなど万に一つもない。絶対に思うようには進まない。 なぜなら最悪の事態をイメージしておけば、実際に最悪の事態になったときのショックが小さい。そしてもしも最悪の事態を回避することができたのなら、その喜びと安堵は、期待していない分だけとても大きくなる。

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    pytopy 2016/07/04
  • 原発は倫理的存在か(東浩紀)|ポリタス 原発“新設”の是非

    原発をめぐる議論で「倫理」がなぜ問われるかといえば、それは使用済み核燃料の処理技術が確立されていないからである。「トイレのないマンション」とも揶揄されるように、現在の原発は、使用済み燃料の処理を、長期間保管しその危険性が自然に減衰するのを待つか、あるいは後世の技術開発の可能性に委ねることで成立している。いずれにせよ、いまここで処理できないものを、いつかだれかがなんとかしてくれるという「他人任せ」の態度のうえで成立しているのは疑問の余地がない。 面倒なことは他人に任せ、自分だけが利得を得る。そのような態度が「よい」ことであるか 面倒なことは他人に任せ、自分だけが利得を得る。そのような態度が「よい」ことであるかどうか。原発の倫理的問題は結局はそこに集約される。日では福島第一原発事故を機にはじめて関心を向けたひとが多いが(筆者自身もそのひとりだが)、この問題は質的に事故の可能性とは関係ない。

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    pytopy 2015/06/25
  • なぜ脱原発が都知事選の争点なのか(金子勝)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    原発推進の中心的役割を果たしてきた甘利経済財政相をはじめ、原発推進派から「国のエネルギー政策は知事選には馴染まない」というキャンペーンが張られています。しかし、当に都知事選で原発は争点にならないのでしょうか。 そもそもエネルギー政策を国だけが決めるという発想自体が「原発的」です。巨大な原発を、国が多額の交付金を出したりしながら、どこに立地させるかを決めてきた——その発想がそのまま出ています。 しかし、一つ一つが小規模な再生可能エネルギーは分散型エネルギーであり、その立地は地域自身が決めます。都知事選になじまないどころか、21世紀のエネルギー政策の主体は地域・地方になるのです。「国のエネルギー政策は知事選には馴染まない」という主張自体が、すでに時代遅れなのです。 現時点でも、誰が都知事になるかで、国のエネルギー政策は大きく違ってきます。 候補者の舛添要一氏は「私も脱原発」と主張し始めたが、

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    pytopy 2014/02/07
  • なにも書く気が起きない(東浩紀)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    今回の都知事選についてなにか書けと言われ、快諾したものの、気が進まないまま投票まで1週間を切った。このままでは津田大介との友情が壊れそうなのでやむなくキーボードに向かったが、重い気分はいっこうに変わらない。そもそも政治について何か書くと、必ず罵倒や批判が来る。それでもなにか強く訴えたい主張があるのならかまわないが、今回の都知事選については、正直なにも訴えたくないし、考える気すら起きない。投票も行くかどうかわからない。こんな原稿を書かされることそのものが苦痛だ。 それでも、なにか書かねばならないので、簡潔にぼくの意見を記しておく。 (1)そもそも今回の都知事選は行う必要がなかった まずはこれにつきる。思えば、昨年末、突然のように現れた都議会、マスコミ、自民党を巻き込んでの猪瀬直樹辞任劇が今回の知事選の始まりだったわけが、そもそもあれはなんだったのか。猪瀬の行動が贈収賄にあたるのか、あたるとし

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    pytopy 2014/02/07
    ポリゼロ。マジで誰も投票する気になれない。雪が止んでて、太陽が顔を除かしていたなら行こうかな・・・・。散歩に
  • 二元論は危ない(江川紹子)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    困ったなあ……。 今回の都知事選のことを考えた時に浮かんでくる言葉がこれ。ここ数年の政治イベントの中でも、今回の都知事選ほど気持ちが乗らない選挙はない、というのが私の正直な気持ちだ。 だいたい、世論調査で有力視されている2候補の政策集の筆頭に掲げられているテーマが、片や「史上最高のオリンピック・パラリンピック」で、もう一方が「原発ゼロ」。地方自治体の長を選ぶ選挙にしては、都民の実生活とは遠いところに候補者たちは大きな風呂敷を広げる。 確かに、パラリンピックは超高齢化社会に対応したまちづくりのいいきっかけになると思うし、そうしてもらいたい。また、原発を巡る問題を政府が悪い、東電が悪いとばかり言ってないで、都民が自らの課題としてエネルギー問題を考えることは大切だし、最大のエネルギー消費地である東京の省エネが、原発依存からの脱却には欠かせない。 けれども、オリンピックの大会組織委員会は森元首相を

    二元論は危ない(江川紹子)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
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    pytopy 2014/01/31
    通天閣のおっさんコメントレベル
  • 残念だった都知事選に咲いた家入さんという一輪の花(クロサカタツヤ)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    家入一真さんが出馬表明したので、この原稿をお引き受けしました。 逆に言えば、津田大介さんから久々に連絡をもらった時、最初はお断りしようかと思っていました。だって津田さん、最近ツレないんだもん。ぼくもリムっちゃったもんね。ふーんだ。 仲睦まじかった頃の津田さんと私 撮影:いちる さておき。都知事選、当につまらないなと思っていました。理由は単純で、取りざたされている候補者が、揃いも揃って、高齢者ばかりだから。 東京は日を代表する、いや(まだ今のところは)ワールドクラスの、大都市です。そんな東京の首長を決める選挙の候補者が、高齢者しかいないというのは、日の現実を残念なほど如実に表しています。 図1:人口の平均年齢、中位数年齢および年齢構造指数:中位推計 (http://www.ipss.go.jp/pp-newest/j/newest02/3/t_4.html) 出所:国立社会保障・人口問

    残念だった都知事選に咲いた家入さんという一輪の花(クロサカタツヤ)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
    pytopy
    pytopy 2014/01/26
    ハナがサイタヨ
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