11月に出水通に面した光清寺の特別公開がありました。 光清寺 光清寺は、出水通に面した上京区七番町にある臨済宗建仁寺派の禅寺で、通常非公開のお寺ですが、「出水の七不思議」のひとつ「浮かれ猫」が伝わるお寺として知られています。 光清寺 浮かれ猫の絵馬 境内入ってすぐ左の弁天堂に絵馬の写真が常時掲げられています(本物の絵馬は本堂内で通常非公開)。光清寺のパンフレットから以下引用すると、江戸時代のある夜、近くの遊里から音楽が聞こえてくると、その節につられた光清寺の猫が絵馬から浮かれ出し、女性の姿に化けて踊り舞ったそうです。それを見た人が「浮かれ猫」と呼ぶようになったそう。しかし時の住職は不快に思い、法力で浮かれ猫を絵馬に閉じ込めてしまったと言います。 光清寺 浮かれ猫のシール その夜、衣冠束帯に正装した武士が住職の夢に現れ、「私は絵馬の猫の化身です。あなたに封じ込められ不自由に耐えられません。今