インフルエンザウイルスの感染経路となる鼻にワクチンを直接吹きつけるスプレータイプのインフルエンザワクチンの接種が、子どもを対象に今月から始まりました。 新たなインフルエンザワクチン「フルミスト」はスプレーを鼻の中に入れ、直接吹きつけるタイプのワクチンで、去年、国の承認を受け、今月から接種できるようになりました。 血液の中だけでなく、ウイルスの侵入経路となる鼻やのどの粘膜にも抗体を作る作用があり、従来の注射するタイプのワクチンと同じ程度の効果があるとされています。 東京 港区の小児科のクリニックでは今月7日から、このワクチンの接種を開始し、早速、接種を受ける親子が訪れていました。 このワクチンには毒性の弱いウイルスが含まれているため、医師が家族に妊娠中の人がいないかなどを確認したうえで、細い棒状のスプレーに入ったワクチンを左右の鼻の穴にそれぞれ吹きつけました。 接種を受けた5歳の女の子は「注