明日の七夕の夜、これから4年間の東京都知事が決まります。正直なところ、候補者たちの言葉には疑念を抱かざるを得ません。口先だけの公約や、政治的な駆け引きが見え隠れする中で、果たして都知事がしっかりと職務を果たせるのか疑問です。特に石丸伸二が知事に選ばれたとしても、都議会には小池知事の影響を受けた議員や自民党の後ろ盾があり、彼の手腕が発揮されるのか心配です。政治家の一掃を謳うのは簡単ですが、本当にそれを実現する意志があるのなら、もっと有効な手段があるのではないでしょうか。純情さを売りにして有権者の支持を得るほど、日本は甘くありません。 前回の都知事選で第5位となった桜井誠という男がいます。彼のヘイトスピーチは耳を疑うものでしたが、その民族団結を訴える言葉には、人間の本能に訴えかける説得力があったのでしょう。初めて彼を見たのは、京王線南大沢駅前での街宣活動でした。コロナウイルスを「中国ウイルス」