米海兵隊司令官は日本当局と、沖縄に米海兵隊の機動部隊を配備するための協議を始めた。2027年までに対艦、対空ミサイルを装備する「海兵沿岸連隊」を沖縄、グアム、ハワイに配置し、自衛隊と緊密に連携し、中国共産党政権による太平洋進出を阻止する構えだ。複数の日米メディアが23日に伝えた。 ニューヨーク・タイムズによると、米海兵隊のデビッド・バーガー総司令官は部隊配備について「潜在的な敵が次の一歩を踏み出すのを抑止し、阻止することが目的だ」と電話インタビューで語った。さらに「中国から見れば岩のように強固な連携が見える」と付け加えた。 バーガー総司令官は3月、海兵隊の向こう10年間の方針を示す「戦力デザイン2030」計画を発表した。同年までに約1万2000人の人員削減、輸送機部隊の廃止、戦車の全廃などがある。その代わりに高機動ミサイルやロケットランチャー、無人機など飛行部隊が追加される。 さらに海上・