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オードリー・タンの検索結果1 - 14 件 / 14件

  • TSMC「40~50代で昇進見込みないと退職」 台湾産業政策の果実

    世界最強の半導体企業・台湾積体電路製造(TSMC)。飛躍的な成長を指揮してきた創業者、張忠謀(モリス・チャン)氏のカリスマ性や功績は世間に知られるところだが、実はもともとTSMCは台湾当局による産業育成プロジェクトから始まった。産業政策・人材・経営効率と3つのポイントに分けて成長背景を探ると、日本が参考にできるヒントも多い。 本連載のラインアップ(予定) ・「最強」TSMC、米国を依存させるエコシステムで脱下請け ・TSMC「40~50代で昇進見込みないと退職」 台湾産業政策の果実(今回) ・台湾、「デジタルの黒子」で世界を席巻 製造受託でシェア独占 ・AIサーバーに沸く鴻海、稼ぎ頭を機敏に変化 探る中国との距離感 ・台湾スタートアップ、多発するサイバー攻撃を強みに 日本から目指す世界 ・エヌビディアCEOも台湾出身 世界的経営者を輩出し続ける新陳代謝 ・台湾政治の小笠原教授が語る台湾論「

      TSMC「40~50代で昇進見込みないと退職」 台湾産業政策の果実
    • オードリー・タン氏「台湾流デジタルの使い方、中国とは逆」

      デジタル技術はその中でどのような役割を果たしましたか。 タン氏:テレビやラジオは少数から多数への一方通行の放送ですが、デジタルは数万人の声を同時に集める、いわゆる「ブロードリスニング」が可能です。14年の3週間にわたる立法院(国会に当たる)占拠では、毎日生放送が行われ、ネット上のメッセージの共有に誰もが参加し、多くのアプリも登場しました。例えば、サービス貿易協定が発効した場合の自社への影響を手軽に調べられるアプリなどです。テレビのニュースを受動的に受け止めるのではなく、全ての人が自分で議題を設定し、互いの見解に耳を傾けることができるようになりました。 ブロードリスニングの代表例の一つが、台湾の行政プラットフォーム「Join(ジョイン)」です。誰でも簡単に政治参加できるデジタル掲示板ですが、どのような仕組みですか。 タン氏:「Join」は政務委員や当時の副院長(副首相に相当)ら3人が、14年

        オードリー・タン氏「台湾流デジタルの使い方、中国とは逆」
      • 「パンデミック以後」エマニュエル・トッド著を読んで(令和3年9月分)|本庄市

        おはようございます。9月1日になりました。今月の月いちメッセージをお送りします。 私の好きな英語の標語にThink Globally, Act Locally というものがあります。地球規模で考え、足元から行動せよという意味の、元々は地球環境保全のための標語ですが、今や様々な使われ方をされています。私は、この標語は基礎自治体で働く我々にこそ相応しい、また大切にしたい標語だなと感じております。新型コロナの第5波、デルタ株が猛威を振るう中、我々は感染予防対策を講じつつ、日々の業務に格闘、それこそAct Locallyしていますが、こんな時だからこそThink Globally、世界の動きを考えることも必要でしょう。 先日私は、エマニュエル・トッドというフランス生まれの歴史家、文化人類学者が書いた朝日新聞出版の『パンデミック以後』という本を読みました。トッド氏は人口や出生率から各国の将来を見通す

          「パンデミック以後」エマニュエル・トッド著を読んで(令和3年9月分)|本庄市
        • 役に立つ台湾華語(中国語)「吃到飽(食べ放題)」

          「吃到飽」ってどういう意味? 台湾の町を歩いていると、こんな文字を目にすることがあるのではないでしょうか。 吃到飽 特に食べ物屋に多いこの文字、一体どういう意味なのでしょうか。 直訳すると、「”飽”になるまで喫する」(吃=喫)。喫は「食べる」ということ。 では「飽」とは何か。 「天才IT大臣」ことオードリー・タン氏作成 『萌典』より 注目すべきは5.「食べて満足な状態」。 「食べて満足するまで喫」、つまり「吃到飽」は「食べ放題」ということなのです! 意味がわかったところで、発音いってみましょう。 発音はこちら! 「吃到飽」 注音:ㄔ ㄉㄠˋ ㄅㄠˇ  漢語拼音:chī dào bǎo 吃到飽の応用編 この「吃到飽」、最近は「食べる」以外にも使われていることがあります。 「台湾大哥大」という台湾の携帯会社の広告ですが、ここにも「吃到飽」が。 携帯電話で「食べ放題」って食事のサービスでもあるの

          • 「多元性」から考える、協働と共創のデザイン──オードリー・タン × 太田直樹

            近日公開予定の2024年度提言をまとめたフォーカス・イシュー・レポート。リサーチャーとして参画している太田直樹は、自身の提言として「柔らかなビジョンのもと、小さな挑戦を連鎖させる」と打ち出した。その内容をいっそう深めるべく、対話を打診したのは、台湾で初代のデジタル発展相を務めたオードリー・タンだ。今回は誌面の都合上レポートに載せきれなかったエピソードも含め、先行して対話の様子を全文公開する。 「分断」や「対立」の時代とも言われるいま、「協働」と「共創」をもたらすテクノロジーはいかにしてデザインしうるのだろうか? 問題をエネルギーに変えて未来を創造するための道のりを議論した。 改定されないルールは、“儀式”や“神話”も同然である 太田 以前、オードリーさんが私が住んでいる真鶴を訪れてくださったとき、パターン・ランゲージにもとづいたまちづくりのルール(まちづくり条例「美の基準」)に関して「街で

              「多元性」から考える、協働と共創のデザイン──オードリー・タン × 太田直樹
            • 台湾、1人当たりGDP日本超え 「デジタル黒子」製造受託でシェア独占

              台湾積体電路製造(TSMC)は輸出をけん引し、台湾経済全体の成長にも貢献する存在だ。だがTSMC以外にも半導体や電子機器で強い企業が多く、台湾企業は世界シェア上位の常連だ。製造受託に特化していることが共通点で、デジタルの「黒子」としてサプライチェーン(供給網)のカギを握る。 本連載のラインアップ(予定) ・「最強」TSMC、米国を依存させるエコシステムで脱下請け ・TSMC「40~50代で昇進見込みないと退職」 台湾産業政策の果実 ・台湾、1人当たりGDP日本超え 「デジタル黒子」製造受託でシェア独占(今回) ・AIサーバーに沸く鴻海、稼ぎ頭を機敏に変化 探る中国との距離感 ・台湾スタートアップ、多発するサイバー攻撃を強みに 日本から目指す世界 ・エヌビディアCEOも台湾出身 世界的経営者を輩出し続ける新陳代謝 ・台湾政治の小笠原教授が語る台湾論「脅威に動揺したら負けの意識」 ・オードリー

                台湾、1人当たりGDP日本超え 「デジタル黒子」製造受託でシェア独占
              • 【佐藤優】20代でSNSを捨てるべき理由とは? 時間を奪うものはすべて“敵”と見よ | Business Insider Japan

                前回、佐藤優先生に「自己投資は貯金とトレードオフの関係」と教えてもらったシマオ。若い頃は、お金はないけど時間はある。有り余る時間を自己投資につぎ込めば、将来は必ず明るくなるはずだ。シマオはそう思い、読みかけの本に手をのばすものの、スマホのアラートでなかなか集中ができない。そんなシマオに佐藤さん�はある助言をする。 時間を奪うものは、すべて敵だと思えシマオ:佐藤さん、若い時にすべきことを教えていただきありがとうございます。20代の後輩のために色々と聞いたはずだったのに、僕自身に響くことばかりで。自分の不甲斐なさも痛感します。 佐藤さん:20代であろうと、30代であろうと、人生は学ぶことばかりです。 むしろいろいろ分かったつもりで歳を重ねることが一番怖いと思いますよ。 シマオ:そう言ってもらえるのが救いです。 佐藤さん:シマオ君、もう一つ、私が若い人たちを見て感じたことがあります。それは時間の

                  【佐藤優】20代でSNSを捨てるべき理由とは? 時間を奪うものはすべて“敵”と見よ | Business Insider Japan
                • 「より広いキャンバス」を未来に残そう オードリー・タン氏との対話:朝日新聞

                  ■Re:Ron連載「松本紹圭の抜苦与楽」第10回 「私のキーボードには、control(コントロール)とcommand(命令)があるみたいだ。こっちにはescape(逃げる)もあるね。shift(交代…

                    「より広いキャンバス」を未来に残そう オードリー・タン氏との対話:朝日新聞
                  • AI時代のデジタル民主主義 | 2024年 | 東京都立大学グローバル教養講座

                    本講座のアンケートにご回答いただいた方から抽選で3名様にオードリー・タン氏 直筆のサイン本をプレゼント! ※ご回答の受付期間は終了しました。たくさんのご回答ありがとうございました。 ※サイン本の発送は日本国内の住所を持つ方に限ります。 ※当選者の発表は、当選者への連絡をもって代えさせていただきます。電話やメールでの当選結果のご質問にはお答えできませんので、ご了承ください。 その他、マイケル・サンデル氏やエマニュエル・トッド氏など人気講師による講義動画はここをクリック! ご寄附・ご支援についてのお願い 東京都公立大学法人が運営する「東京都立大学」では、皆様からのご寄附をお願いしております。 ぜひ、本学の学生支援や教育研究の充実・発展のために、本学へのご支援をお願いいたします。 なお、本学へのご寄附は、税制上の優遇措置を受けることができます。 ご寄付はこちらから ※税制上の優遇措置について

                    • AI時代のデジタル民主主義 | 2024年 | 東京都立大学グローバル教養講座

                      本講座のアンケートにご回答いただいた方から抽選で3名様にオードリー・タン氏 直筆のサイン本をプレゼント! ※ご回答の受付期間は終了しました。たくさんのご回答ありがとうございました。 ※サイン本の発送は日本国内の住所を持つ方に限ります。 ※当選者の発表は、当選者への連絡をもって代えさせていただきます。電話やメールでの当選結果のご質問にはお答えできませんので、ご了承ください。 その他、マイケル・サンデル氏やエマニュエル・トッド氏など人気講師による講義動画はここをクリック! ご寄附・ご支援についてのお願い 東京都公立大学法人が運営する「東京都立大学」では、皆様からのご寄附をお願いしております。 ぜひ、本学の学生支援や教育研究の充実・発展のために、本学へのご支援をお願いいたします。 なお、本学へのご寄附は、税制上の優遇措置を受けることができます。 ご寄付はこちらから ※税制上の優遇措置について

                      • NEXUS 情報の人類史 下 :ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田 裕之|河出書房新社

                        単行本 46 ● 328ページ ISBN:978-4-309-22944-7 ● Cコード:0022 発売日:2025.03.05 この本の内容 目次・収録作品 『サピエンス全史』の著者が、情報ネットワークの歴史を通して、AIと人類の未来を語る! AIの真の新しさとは何か? 私たちの民主社会に訪れる危機とは、そして希望とは何か? 『サピエンス全史』を超える衝撃―― 知の巨人、6年ぶりの書き下ろし超大作 「ネクサス」(NEXUS)とは? ――「つながり」「結びつき」「絆」「中心」「中枢」などの意 人間ならざる知能を前に 人間の「絆」(ネットワーク)を守れるか? AIの真の新しさとは何か? それは、自ら決定を下したり、新しい考えを生み出したりすることができるようになった史上初のテクノロジーだという点にある。 私たちは、ついに「人間のものとは異質の知能」(エイリアン・インテリジェンス)と対峙する

                          NEXUS 情報の人類史 下 :ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田 裕之|河出書房新社
                        • (寄稿)東京をリデザインする 建築家、ホルヘ・アルマザン:朝日新聞

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                            (寄稿)東京をリデザインする 建築家、ホルヘ・アルマザン:朝日新聞
                          • 自分を後回しにしがちだった私、踏み出した一歩  近藤弥生子 <最終回> - MIMOSA MAGAZINE(ミモザマガジン)

                            以前の私は、友人とおしゃべりしていても、いつも「自分ばかりが話していないだろうか」と話の配分を気にしていた。そもそも話し下手なので、他の人が話しているのを聞いている方が楽だった。また、仕事で何かしらのチャンスがあったとしても、自分より上手くできそうな人がいるなら、その人を推して自分は応援する側に回ってきた。 内向的で、自分を後回しにしてばかりいたのだ。 そんな私に価値観の転換が起こったのは、「自分を幸せにしてあげられるのは自分だけ」と公言する台湾人の友人たちから刺激を受けたことが大きい。 最近、友人の台湾人女性が開いた陶芸の作品展を見に行った時のことだ。 彼女はもともと編集者で、陶芸は個人的な趣味だったのだが、今回突然個展を開くことをセレクトショップのオーナーから提案されたという。 「編集者の仕事は人付き合いが大事になるけど、そもそも私は一人で静かに何かを作っている方が好きなんだよね」と笑

                              自分を後回しにしがちだった私、踏み出した一歩  近藤弥生子 <最終回> - MIMOSA MAGAZINE(ミモザマガジン)
                            • 自分を曲げなくても、周囲とうまくやっていけるなら  近藤弥生子<第二回> - MIMOSA MAGAZINE(ミモザマガジン)

                              「なんでそんなこと言うんだろう」 「この人は意地悪で言っているのかな」 働いていて、そう思わざるを得ないような言葉をかけられたことはないだろうか。 以前の私は、仕事の場でそうした言葉を投げかけられてモヤっとしても、終業後に飲みに行ってストレスを発散し、翌日からは何もなかったことにしてまた粛々と働く、そんな日々を過ごしていた。 そんな私の価値観が大きく変わったのは、台湾の前デジタル大臣オードリー・タンさんを取材する中で彼女の「EQ(心の知能指数)」の高さに触れたのがきっかけだ。 何十時間も一緒に過ごしてきたけれど、コロナ禍のような緊迫した場面でも、オードリーさんがイライラしているのを見たことがない。インターネット上で人を罵り、煽るようなコメントを投稿する人々をネットの世界では「トロール(日本語の「荒らし」)」と呼ぶが、オードリーさんは「トロールを抱きしめるのが趣味」と話してくれたこともある。

                                自分を曲げなくても、周囲とうまくやっていけるなら  近藤弥生子<第二回> - MIMOSA MAGAZINE(ミモザマガジン)
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