1973年、青森県生まれ。94年より「週刊ファミ通」編集部に勤務。ニュースページ担当デスク、副編集長を経て、2013年4月「週刊ファミ通」編集長に就任。ゲームは雑食。インタビュー好き。進化を続けるゲーム業界に常に対応すべく、アグレッシブな誌面作りを心掛けている 18年末からの1年間を総括しつつ、新たなプレーヤーが増える20年について予測してもらった。 任天堂がハードとソフトの両面で強み 18年末から19年にかけて最も売れたゲームソフトは、2位に大差をつけて「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(以下スマブラSP)」(任天堂)でした。 林克彦氏(以下、林氏) スマブラSPは、過去の全てのファイターが登場するなど、集大成的な1本でした。売れるべくして売れたとも言えるでしょう。さらに、ハード機である「Nintendo Switch(以下スイッチ)」(任天堂)の勢いとの相乗効果も見逃せません