バンダイは、6月に支給した夏季賞与について、前年比で平均約59万円増額したと発表した。これにより2021年度の年収は、全社員平均で約110%になったという。同社は業績と連動した形で賞与支給額を決定していて、21年度の好調な業績を社員の賞与へ反映した形だ。 同社では新しい報酬制度の運用を4月に開始した。4月に入社した新入社員の初任給を22万4000円から29万円へ引き上げ、全社員の月額給与も引き上げている。また、今後の成長拡大に向けたグローバル戦略を推進すべく、中途採用にも注力しているという。 同社は「新報酬制度は、社員の生活の安定とモチベーションアップに加え、多様な人材の確保を目的としている」とコメントした。 関連記事 バンダイナムコ独自の役職“チーフガンダムオフィサー”を直撃 目指す未来戦略とは バンダイナムコグループで、「CGO」というガンダムのIPを統括する役員がいる。CGOはチーフ