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シンセの検索結果1 - 8 件 / 8件

  • ヤマハ | 坂本龍一とヤマハシンセサイザー

    教授のキャリア初期は、YMOメンバーの一人としてシンセサイザーによるサウンドを縦横無尽に操っていた姿が強く印象に残るが、意外にもYMO時代には、ヤマハのシンセはほとんど使用せず、海外ブランドのシンセサイザーを中心としたシステムを構成していた。ヤマハシンセが多用されるのは、YMO散開後のソロ活動後のこととなる。 「DX7」が使用され始めたのは、1984年10月に発売されたソロアルバム「音楽図鑑」からである。このアルバムは、1982年10月からレコーディングが開始しており、発表まで実に2年近くの年月を要しているが、折しもこのアルバムの制作期間中に、ヤマハ「DX7」が発売された。「DX7」のFM音源システムの音色クオリティ、編集性、拡張性に教授は興味を示され、音楽制作、ライブ活動での使用が本格的に始まった。「DX7」のアルゴリズムの解釈を「DX7はポリモジュレーションが縦にも横にも並んだ音作りが

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    • Arturiaが開発した夢のシンセサイザ、AstroLabはDTMとステージキーボードが交錯する究極の世界を実現|DTMステーション

      すでにご存じの方も多いと思いますが、今年4月にフランスのArturia(アートリア)が同社初となるステージキーボード、AstroLab(アストロ・ラボ)を発表し、大きな話題になりました。税込実売価格が279,840円とかなりいいお値段ではありますが、初期ロットは即完売。その後、なかなかモノが日本に入ってきていませんでしたが、先日ようやく潤沢に入ってきたようで、私も実物を試すことができました。ステージキーボードと聞いて、ふ~ん…と受け流していた方も少なくないと思いますが、これはある種、革命的ともいえる究極のシンセサイザなんです。 というのも、これはProphet5にもDX7にもJupiter-8にもMinimoogにも……と数多くのビンテージシンセに変身して使えるスタンドアロンのシンセサイザであり、シンセサイザエンジンとしてはバーチャルアナログ、サンプリング、ウェーブテーブル、FM、グラニュ

        Arturiaが開発した夢のシンセサイザ、AstroLabはDTMとステージキーボードが交錯する究極の世界を実現|DTMステーション
      • 良い音でレコードを作るために|Taguchi Rei

        マスタリングエンジニアとしてSaidera Mastering、レコードのカッティングエンジニアとしてWolfpack Mastercut Studiosに所属するタグチと申します。 この記事は「良い音でレコードを作るためのマスタリング」についての解説です。残念ながらどんな音源もレコードにすれば「なんか良い感じの音」になるというわけではありません。デジタルのマスタリングとは別の脳ミソが必要で、レコードにとって不適切な音源の場合、本来の音楽性が失われ、待っているのは妥協と劣化になりかねません。 レコードはカッティングという音楽をレコードの溝に落とし込む作業で音質が概ね決まります。カッティングされたマスター盤をもとに型を作って生産(プレス)するのですが、カッティングは工場のスタジオか、独立系のスタジオで行われ、後者の場合はマスター盤を案件ごとに別々の工場に送り、その後レコードのプレスが進みます

          良い音でレコードを作るために|Taguchi Rei
        • 元増田ではないが気持ちがわかる部分があり擁護する 自信はアマチュアでDTM..

          元増田ではないが気持ちがわかる部分があり擁護する 自信はアマチュアでDTMやってるアラフォー人間。 ニコニコ動画やらが全盛期の世代。(歌ものは作っていないが) 当時20万近くしてプロしか買えなかったKOMPLETE5が突如セールをやり、学生でも5万円でスタンダードで買えたことが感慨深いね。 (プロ御用達だったミックスマスタリングツールWavesもそう。2008年くらいのプロしかできない電子音楽からアマチュアもできる電子音楽に変革した気がする。その後ボカロも出てきた) 元増田がいいたいのは、枠を超えた新しい音楽表現が近年でていないのではないかという話だと思っている。 そこで個人の音楽体験をいうのは違う。(ブコメでも一部言及されている) 元増田がテクノ界隈なので、音楽理論(=現代音楽、微分音含む)の話はおいておく。 なお、民族音楽とテクノの組み合わせは広範囲で実施されていることは存じ上げていて

            元増田ではないが気持ちがわかる部分があり擁護する 自信はアマチュアでDTM..
          • 🍊① マルチサンプリングが魅力なサンプラー ▶︎ 1010music nanobox tangerine 通称みかん|ぼんちゃん

            2016年にMicrosoftの元技術者であるアーロン・ヒギンズ(Aaron Higgins)さんが設立、アメリカはテキサス州に拠点を置く1010music(テンテン・ミュージック)が2023年11月に発売したコンパクト・ストリーミング・サンプラー nanobox tangerine(タンジェリン)を購入したのでご紹介します。 tangerineとは「赤味がかった鮮やかなオレンジ色」のこと▼1010music 公式サイト 【 主な機能 】・ステレオポリフォニック演奏可能なサンプラー (内蔵メモリ64MBに収まる場合は24ポリ SDカードからストリーミングの場合は8ポリ) ・ひとつのプリセットに複数ベロシティーのマルチサンプリング可能 ・サンプルの開始位置、長さ、ピッチ、レベル、フィルター、ループ モード、ADSR、スライスの配置等の編集可能 ・小型軽量 ・2つのロータリーエンコーダー、4つ

              🍊① マルチサンプリングが魅力なサンプラー ▶︎ 1010music nanobox tangerine 通称みかん|ぼんちゃん
            • <ライブレポート>小室哲哉×オーケストラ最新ツアー【ELECTRO】終演、進化しつづけるTKサウンドが観た新たな景色 | Daily News | Billboard JAPAN

              <ライブレポート>小室哲哉×オーケストラ最新ツアー【ELECTRO】終演、進化しつづけるTKサウンドが観た新たな景色 6月29日愛知県芸術劇場からスタートした、小室哲哉×オーケストラの最新ツアー【billboard classics ELECTRO produced by Tetsuya Komuro】(全6公演)が、9月3日(火)東京文化会館大ホールでファイナルを迎えた。 2022年に行なった初のフルオーケストラコンサートを進化させ、今回はフルオーケストラではなくチェリスト・徳澤青弦を含む22人編成の少数精鋭オーケストラpremium orchestra ELECTROと共演。指揮・アレンジは前回に続き藤原いくろうが手掛け、オーケストラアレンジには徳澤青弦、神坂享輔、水野蒼生、和仁将平も加わり、オーケストラの生音×電子音で数々の名曲を届けた。 千秋楽の東京文化会館公演の最後に小室は「僕の

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              • こんなシンセ見たことなかった!フランスXils-Lab KaoXは超カオスで複雑怪奇で楽しすぎる|DTMステーション

                「シンセの音作りは苦手で基本はプリセットを選ぶだけ」という人がいっぱいいる一方で、「シンセの音作りこそ楽しい!」という方も少なくないと思います。VCO-VCF-VCAにEG、LFOで構成されるシンプルなアナログ的なシンセが好きという人も多いでしょうし、DX7に代表されるFM音源が面白いという人もいると思います。また、自由自在にパッチングできたり、モジュレーションマトリックスを使って複雑に音作りをするのがいい、という人もいるでしょう。 そんな中、今回は一見シンプルに見えつつも、超カオスで、複雑で何でもありの超ド級のソフトシンセ、その名もKaoX(カオックス)について紹介してみましょう(通常価格は€199=約32,000円ですが、現在€69=約11,000円)。これはフランスの小さなプラグインメーカー、Xils-Lab(ジルス・ラボ)が開発したプラグインで、2021年に開発されたもの。Xils

                  こんなシンセ見たことなかった!フランスXils-Lab KaoXは超カオスで複雑怪奇で楽しすぎる|DTMステーション
                • The Last Dinner Partyが語る過剰の美学、この時代に嘘偽りのないバンドであること | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                  南ロンドンから頭角を現し、みるみるうちにUK最注目バンドの座に躍り出たザ・ラスト・ディナー・パーティー(The Last Dinner Party)。先日のフジロックでは堂々たるステージングで2日目のグリーンステージを沸かせた。恵比寿リキッドルームでの単独公演も、初来日とは思えない親密な雰囲気を作り出し、さらなる飛躍を予感させた。デビューアルバム『Prelude to Ecstasy』では、ミニマリズムの逆を行くマキシマリズム(過剰主義)的な美学で過去のロックやポップを貪欲に吸収し、自分たちなりにアウトプット。サウンドはもちろん、ヴィジュアルやファン・コミュニティのありかたも興味深い。単独公演が行なわれる数時間前、5人のメンバーのうちアビゲイル、オーロラ、エミリーの3人に、バンドの現在について聞いた。 —まずは読者に自己紹介をお願いします。 アビゲイル:私はアビゲイル。リードシンガーです。

                    The Last Dinner Partyが語る過剰の美学、この時代に嘘偽りのないバンドであること | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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