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スラデックの検索結果1 - 2 件 / 2件

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スラデックに関するエントリは2件あります。 が関連タグです。 人気エントリには 『ジョン・スラデック『ロデリック』を読む――自閉症スペクトラムとして見るロデリック―― - 機械仕掛けの鯨が』などがあります。
  • ジョン・スラデック『ロデリック』を読む――自閉症スペクトラムとして見るロデリック―― - 機械仕掛けの鯨が

    だれでも、どうふるまうかを知っているはずです。だれもが道筋を、考え方を持っています。(中略)でも私にはそのルールがまだはっきりとわからないのです。私には基本が欠けていたのです。 ――ヴォルフガング・ブランケンブルク『自明性の喪失』 アンネ・ラウの面接記録より(木村敏・岡本進・島弘嗣訳) ロデリックは部屋で『われはロボット』を読みながら、いつになったら「われ」が出てくるのだろうと考えていた。 ――ジョン・スラデック『ロデリック』(柳下毅一郎訳) ロデリック:(または若き機械の教育) (ストレンジ・フィクション) 作者:ジョン・スラデック 河出書房新社 Amazon 帯曰く、ジョン・スラデック『ロデリック』は〈究極のロボットSF〉である。 だが、この惹句は、決して単なる販促を目した誇張表現ではない。『ロデリック』の中でスラデックは、人間の似姿として作られたロボットとオリジナルである人間の差につ

      ジョン・スラデック『ロデリック』を読む――自閉症スペクトラムとして見るロデリック―― - 機械仕掛けの鯨が
    • 今週の本棚:若島正・評 『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク…』=ジョン・スラデック著、鯨井久志・訳 | 毎日新聞

      ◆『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク』 (竹書房・1485円) アメリカ史のグロテスクな戯画 SF界の奇才ジョン・スラデックの作品には、どれもすぐにスラデックだとわかる独特の香りがただよっている。高度な知性の持ち主でありながら、クレイジーなユーモアをばらまき、ウェットな人間的感傷とはまったく無縁で、書くマシンと化してしまったような男、それがスラデックだ。今から四〇年前に出たこの『チク・タク(あと九回繰り返してください)』も、スラデックの魅力がてんこ盛りになっていて、「一ページに一度は笑わされた」という手垢(てあか)がついた常套句(じょうとうく)を使いたくなる。 舞台は近未来のアメリカ。主人公は《オズの魔法使い》シリーズに登場する、ゼンマイ仕掛けのロボットから名付けられ、家庭用ロボットとして製造されたチク・

        今週の本棚:若島正・評 『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク…』=ジョン・スラデック著、鯨井久志・訳 | 毎日新聞
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