2013年夏、LINEの事業説明会「Hello, Friends in Tokyo 2013」で発表された新しいアプリ「LINE MALL」が、IT業界の内外を巻き込んで大きな話題となった。ユーザーが世界で3億人を突破し、スマホ時代のコミュニケーションツールの代名詞ともなったLINEがショッピングモールに参入するというのだ。 発表時点では詳細がまったく不明で「LINE MALL」というサービス名称のみが明らかな状態だった。それがかえってさまざまな憶測を呼んだ。その後、B2CだけでなくC2Cも対象となるなど徐々に内容が明らかになり、11月上旬には先行出品ユーザーの募集も開始された。 盛り上がるLINE MALLへの期待に対して、LINE執行役員/CPOの島村武志氏は「今日はLINE MALLの具体的な内容には触れない。LINE MALLのリリースに向けて、LINEはどんな風にECを見て、どん
日頃から大手企業のEC・通販サイトの運営に携わり、数多くのECサイトを見てきたワークスアプリケーションズの小嵜秀信氏。彼は「EC・通販事業規模10億円からのEコマース戦略~現役ECコンサルタントのノウハウを大公開~」と題した講演の中で、その経験から得た数々の成功法則を紹介した。 小嵜氏の主な業務は、ECサイトの売上向上に向けた支援だ。その際に、クライアント企業からよく相談を受けるのが、次のようなものだ。 代理店や業者が、SNS連携や、最近ではO2O連携、オムニチャネル、その他オウンドマーケティングやレコメンドシステムなど、さまざまな施策を提案してくるが、すべてを採用することはできない。どれをやったらよいのか。 これに対して小嵜氏は、次のように回答するのだという。 それぞれの施策はすばらしいものだが、それ以前に、ECサイトとしてきちんとやるべきことをやっているのか。そのチェックの方が重要だ。
ライフネット生命保険では、サイトの改善に際して5つの鉄則に基づいてPDCAを回している。ヒートマップは「仮説を立てるための勘どころを直感的につかめるツール」。勘どころを定め、確証をつかみ、具体的な課題と対応策を見つけている。 アクセス解析ツールを提供するユーザーローカルのセッションには、同社のユーザーであるライフネット生命保険でマーケティング戦略の舵取りを担う2名のキーパーソンが登壇。マーケティングに臨む際の考え方や、Webサイトを改善するためのPDCAの回し方などについて解説した。 ネットでこそ重要な“信頼”をソーシャルメディアで育むユーザーローカルは、アクセス解析ツール「User Insight」、ソーシャル解析ツール「Social Insight」、携帯アクセス解析ツール「うごくひと2」の開発・提供を主力事業とする企業である。セッション冒頭で、同社コーポレートセールス ディレクターの
楽天というECにおける圧倒的なブランドを誇るモールに加えて、ネットの巨人であるヤフーまでもが「無料化」をひっさげてショッピングモールビジネスに参入してきた。しかし、それでも自前で構築するECサイト、いわば“本店”の価値は損なわれることはない。「独自のブランディング」、「顧客との良質な関係性」、「施策・分析が行いやすい」など本店のメリットは多岐にわたる。 Eストアーは、1999年に創業したネットショップ専門のコンサルティング会社だ。「日本中をウェブショップだらけにしたい」という理念のもと、14年間で15万社のECサイトを支援してきた。 本セッションでは「ヤフーショッピング無料化でも本店の存在意義は変わらない!」と題して、“本店”すなわちモールではなく自社ドメインに自社で構築したECサイトだからこそ実現可能なマーケティングと、モールと支店を併存させるメリットについて、株式会社Eストアー ソリュ
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