わずか数時間のうちに1000万匹以上のシシャモが姿を消す… そんな神隠しのような出来事がノルウェー沖で確認されました。 米マサチューセッツ工科大学(MIT)とノルウェー海洋研究所(IMR)の研究によると、これはシシャモの大群が約250万匹のタラに遭遇したときに起こったもので、研究者は「これまでに記録された史上最大規模の捕食イベントだ」と評しています。 しかしそんな短時間で大量のシシャモが食べられるとすると、種の存続に支障はないのでしょうか? 研究の詳細は2024年10月29日付で科学雑誌『Communications Biology』に掲載されています。 目次 シシャモは全長数十キロにおよぶ大群を作る!数時間で1000万匹が食べられていた! シシャモは全長数十キロにおよぶ大群を作る! 今回、大量消失が確認されたのはノルウェー沖に分布する「カラフトシシャモ(学名:Mallotus villo