若手ビジネスマンに変化が訪れている。夜遅くまで会社に残るよりも、朝の始業前の仕事に高い価値を見出す人が増えているという。 アサヒ飲料は9月8日、会社員の生活スタイルを探る「現代ビジネスマン朝の生活実態調査」の結果を発表した。夜の残業よりも始業前の時間を重視するなど、全体的に朝型の傾向が強いことが明らかになった。 同調査によると、朝の時間をうまく活用したいと考える人は全体の8割近くに達し、うち3人に1人が実際に活用できていると回答した。ここ数年で生活リズムが朝型になったと感じる人は42.9%に上り、夜型の20.3%を大きく上回った。仕事に関しては、始業前と残業の1時間を比べると「始業前のほうが高価値」と回答する人が49.1%で、「残業のほうが高価値」(23.8%)の2倍以上だった。 「ワークライフバランス(仕事と生活の調和)」が注目を集める中、仕事とプライベートの両面でも朝型は効果があるよう