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ベートーヴェンの検索結果121 - 131 件 / 131件

  • 誤解されがちだった名曲、トリプル・コンチェルト。ベートーヴェン『三重協奏曲 ハ長調 作品56』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

    1802年のナポレオン・ボナパルト(フランス共和国第一執政)) ベートーヴェン、次の目標へ 1803年4月に2回目の自主コンサートを、準備はドタバタ、賛否両論は渦巻きましたが、まがりなりにも大きな収益を得て成功させたベートーヴェンは、さらなるステージへと創作活動に邁進します。 輝かしい〝中期〟のはじまりです。 次のテーマは〝フランス〟でした。 ちょうどその頃、フランス大革命は恐怖政治の混乱に陥って行き詰まり、せっかく具現化した自由・平等・博愛の精神が失われかねないところ、若き将軍ナポレオン・ボナパルトが現れて、諸外国の干渉をはねのけ、フランス共和国を安定へと導いていました。 オーストリア・ハプスブルク家にとっては不俱戴天の敵でしたが、ベートーヴェンの出身地ボンはフランスに近く、彼が若い頃フランス革命に共感し、心躍らせたのは、これまで彼の人生を辿ってきた中で見てきました。 その革命が〝残念な

      誤解されがちだった名曲、トリプル・コンチェルト。ベートーヴェン『三重協奏曲 ハ長調 作品56』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
    • オーケストラ変革の半世紀 ベートーヴェン生誕200年から:様変わりしたティンパニ奏法 ゾンダーマンがもたらしたその契機 | 毎日新聞

      ベートーヴェン生誕200年(1970年)からの50年間でオーケストラ演奏における変化についてスポットを当てるシリーズの第2回はティンパニがテーマ。この楽器の演奏法も50年前と今とでは大きく様変わりした。日本でその役割の重要性を広く聴衆に示し多くの楽団が変わっていくきっかけとなったのは、1988年からNHK交響楽団がゲスト首席奏者の形で招へいした元シュターツカペレ・ドレスデンの名手ペーター・ゾンターマン氏の驚異の演奏であった。同氏から直接薫陶を受けたN響首席ティンパニ奏者の久保昌一氏の証言を交えて振り返る。 ティンパニは打楽器であると同時にオケの低音を支える重要な役割を担うハーモニー楽器でもあった。当時、ゾンダーマン氏が加わったN響の演奏を聴いた筆者の感想である。従来のイメージを覆すそのサウンドはすぐに同氏に取材を申し込んだほど驚かされるものであった。最初に聴いた時はアクションも含めて控え目

        オーケストラ変革の半世紀 ベートーヴェン生誕200年から:様変わりしたティンパニ奏法 ゾンダーマンがもたらしたその契機 | 毎日新聞
      • ピアノソナタの頂点!ベートーヴェン「ピアノソナタ」全曲難易度順!! | しろくろ猫のおもむくまま

        ソナタまで弾けるようになった方は、ベートーヴェンのピアノソナタを1曲くらいは勉強したのではないでしょうか? 本格的にピアノを学ぶものにとって、ベートーヴェンのピアノソナタは避けては通れない作品だと思います。彼のピアノ作品の中で1番重要なものはやはりピアノソナタです。 鍵盤楽器のためのソナタはベートーヴェンよりも前に活躍したハイドンやモーツァルトも作曲していますよね! しかし、彼らはピアノを想定して書いたのではなく、主にチェンバロやクラヴィコードなどを想定して書いていました。 対してベートーヴェンはピアノで作曲し、ピアノで弾くことを想定して書きました。他の鍵盤楽器を考えることなくピアノのために作曲をした初めての作曲家だったのではないでしょうか。 それはピアノの楽器自体の発展も深く関係しています。 ピアノソナタは彼にとって、とても重要な作品で一時期だけ作曲したのではなく、生涯をかけて作曲してい

          ピアノソナタの頂点!ベートーヴェン「ピアノソナタ」全曲難易度順!! | しろくろ猫のおもむくまま
        • ベートーヴェン唯一のオペラ 失敗作の汚名返上なるか 生誕250年控え「フィデリオ」上演相次ぐ - 日本経済新聞

          2020年。クラシック音楽の分野で東京オリンピック&パラリンピックに匹敵する世界的イベントは、日本でも人気が衰えないドイツ人作曲家ベートーヴェンの生誕250周年である。1970年。大阪万博(日本万国博覧会)と重なった生誕200年にも、大型の演奏会が相次いだ。半世紀前との大きな違いは、1997年の新国立劇場オープンと前後してオペラの観客の裾野が広がり、ベートーヴェン唯一のオペラである「フィデリオ」に

            ベートーヴェン唯一のオペラ 失敗作の汚名返上なるか 生誕250年控え「フィデリオ」上演相次ぐ - 日本経済新聞
          • 作曲家による〝トリセツ〟つきの曲。ベートーヴェン:交響曲 第6番『田園』より第2楽章 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

            ジュリアス・シュミット『散歩するベートーヴェン』(1901年) 〝田園スケッチブック〟に書かれたもの ベートーヴェンは、『シンフォニア・パストラーレ(田園交響曲)』を、単なる自然の模倣ではなく、感情の表現である、としつこいまでに強調しました。 このコンセプトが一番明確に現わされているのが、第2楽章です。 ベートーヴェンは、田舎の自然をこよなく愛しました。 夏には、避暑と療養をかねて、ウィーン郊外ハイリゲンシュタットの大きな農家の部屋を借りて、作曲の構想を練っていました。 ポケットに、浮かんだ楽想を書き留める楽譜帳(スケッチブック)を突っ込み、物思いに耽りながらひとり森を散策するベートーヴェンの姿は、多くの人の心にあるイメージでしょう。 そこは今でも「ベートーヴェンの散歩道」として残っています。 ベートーヴェンの散歩道 ベートーヴェンのスケッチブックには、音符だけでなく、次のような言葉も記さ

              作曲家による〝トリセツ〟つきの曲。ベートーヴェン:交響曲 第6番『田園』より第2楽章 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
            • ベートーヴェン、実は女性にモテモテだった…破天荒すぎる作曲ぶりと人生に驚嘆!

              「Getty Images」より 今年はベートーヴェン生誕250周年です。新型コロナウイルス感染症の影響により、3月中のコンサートはキャンセル続きで大きく出鼻をくじかれましたが、世界中のコンサートホールでベートーヴェンの演奏が目白押しです。 ベートーヴェンが生まれた1770年、日本は10代目将軍、徳川家治の治世です。祖父の名君・八代目将軍吉宗は、酒色遊芸にふけるほか、一説では脳性麻痺による言語障害を持っていたともいわれる長男の九代目将軍家重よりも、孫の家治に期待して自ら帝王学や武術を教え込んだほどの入れ込みようでした。 この家治には、面白いエピソードが残っています。幼少の頃の家治が習字の手習いをしていた時、「龍」の字を紙一杯に書いていたのですが、あまりにも伸び伸びと書きすぎて最後の点を打つ場所がなくなり、なんと紙の外の畳の上に点を打ったのです。これを知った吉宗は、その自由で破格な家治を大い

                ベートーヴェン、実は女性にモテモテだった…破天荒すぎる作曲ぶりと人生に驚嘆!
              • ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2020 「Beethoven ――ベートーヴェン」公式サイト

                ルネ・マルタンからのメッセージ 西洋史上もっとも偉大な天才の一人、ベートーヴェン。彼の生誕250周年が、2020年に世界中で祝されます。今回のラ・フォル・ジュルネ(以下、LFJ)では、ベートーヴェンの有名な傑作の数々はもちろんのこと、通常のコンサートでは滅多に聴くことのできない「レア」な楽曲や、彼自身が手がけた編曲作品、そして同時代や後生の音楽家たちに与えてきた影響にも光を当て、彼らによるベートーヴェン楽曲の編曲作品も選りすぐって皆さまにお聴きいただきます。 また、20世紀以降もベートーヴェンにオマージュを捧げる新作が次々に生まれていますが、それらの作品のほか、今回のLFJで初めて演奏される魅惑的なオリジナル・プロジェクトの数々も用意して、皆さまをお待ちしています。 ベートーヴェンの音楽、そして彼からインスピレーションを受けた多彩な「音楽家たち」が一堂に会するLFJが、皆さまに沢山の発見を

                  ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2020 「Beethoven ――ベートーヴェン」公式サイト
                • 【講座】ベートーヴェンからロマン派へ 〜クラシック音楽と政治 - Yufu Blog

                  友人の講座を聞きに行きました 桐朋、MSM(マンハッタン音楽院)で一緒だった乙益乃衣さんの講座を聞きに行きました(*´ω`*) 友人の講座を聞きに行きました プロフィール 内容 朝日カルチャーセンター 乃衣さんの素晴らしき読書歴 Solomon: Beethoven Chopin's Letters シューマン「音楽と音楽家」 シェートリヒ「ヴォルテール、ただいま参上!」 感想 プロフィール 乃衣さんは、この春にミシガン州立大学(MSU)の博士課程を修了して帰国したばかり。日本で行う初レクチャーです👏( ˆ̑‵̮ˆ̑ )✨ Trio NYCとして共演したこともある私の大切なお友達です💕 内容 チラシの内容をそのままですが…… 啓蒙主義とは、フランス革命の土台ともなった(人間性の解放)を説く思想です。若きベートヴェンはこれに共感し、それまでの古典的作曲技法に革新を起こしロマン派への架け橋

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                  • ベートーヴェン「幻の第10交響曲」をAIが完成させたらしいが…(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

                    生誕250年記念の企画として ベートーヴェンは第10交響曲を書き始めていたらしいが、そのような話は寡聞にして知らず。曲がりなりにも音楽を勉強した者としてあるまじきことと思い、現役の音楽家である友人に尋ねてみたら、彼女も知らなかったと言うので少し安堵した。 調べてみると、実際に残っているのは断片だけで、どの断片も尻切れとんぼ。未完交響曲と言えるほどの規模には至っていないという。つまり、ベートーヴェンがこの断片からどんな曲を作り上げようとしていたかは、永遠の謎なのだ。 ところが、それをAIの助けを使って完成させようという大胆不敵なプロジェクトが進められている。手掛けたのは、オーストリアの音楽制作会社で、その代表者であるヴァルター・ヴェルツォヴァ氏は自称作曲家でもある。ちなみに、彼の作品で一番有名なのが、ITメーカー、インテルのために作曲した4秒間のメロディ。これが世界を股にかけた大ヒットとなっ

                      ベートーヴェン「幻の第10交響曲」をAIが完成させたらしいが…(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
                    • 来年のベートーヴェン生誕250周年は要チェック!世界中で愛される理由とは

                      活水女子大学音楽学部ピアノ・オルガン学科を首席で卒業後、長岡市芸術文化振興財団にて企画・広報に従事。その後、東京フィルハーモニー交響楽団を経て、日本郵政株式会社コーポレートコミュニケーション部門のCSR担当として具体的活動の企画立案・実現に取り組む。株式会社経営共創基盤(IGPI)に参画後は、大手事業会社のCSR活動推進や、IGPIが出資支援した事業会社の成長支援に尽力する。2013年、再び東京フィルに戻り、「東京フィル創立100周年記念ワールドツアー」「日韓国交正常化50周年記念公演」「日中国交正常化45周年記念公演」など、各公演の広報渉外統括責任者として世界各地への広報や、主催者・協賛者との交渉を務める。2018年11月、コンサートの企画等をおこなうアーモンド株式会社を設立、代表取締役に就任。IGPI顧問。著書に『クラシック音楽全史』。 ビジネスを強くする教養 斬新な思考、創造性はアー

                        来年のベートーヴェン生誕250周年は要チェック!世界中で愛される理由とは
                      • 【読了本】かげはら史帆『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』 - Yufu Blog

                        『ベートーヴェン捏造』を読みました ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく [ かげはら史帆 ] 二年前に発売されて話題になっていた『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』をようやく読みました! ずっと読むかどうか迷っていたのですが、早く読めば良かったというくらい面白くて、2日で読んでしまいました(笑) 『ベートーヴェン捏造』を読みました 2020年はベートーヴェンイヤー あらすじ 著者 感想 シンドラーについて ベートーヴェンの伝記を読むにあたって 2020年はベートーヴェンイヤー ↑ベートーヴェン氏の3Dの御顔 今年はベートーヴェン生誕250年ですから、ベートーヴェンの作品を聴いたり演奏したり、伝記を読んだりするにはぴったりの年ですね! 今回ご紹介する本は、ベートーヴェンがどんな人であったか、思いをめぐらせるきっかけとなる一冊です。 あらすじ 「運命」は、つくれる。

                          【読了本】かげはら史帆『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』 - Yufu Blog