ハワイでは、新型コロナウイルスの感染状況が改善したとして、去年は中止になった「ホノルルマラソン」が行われました。 12日開かれた大会には、例年の半分以下のおよそ9000人のランナーが参加し、午前5時にスタートを切りました。 大会の主催者によりますと、新型コロナの感染拡大前は、毎年1万人を超える日本人ランナーが参加していましたが、ことしは参加者の多くがアメリカ国内からで、日本からの参加者は200人程度だということです。 大会では、感染対策として参加者にワクチンの接種などを求めたほか、給水ポイントをほぼ無人にするなどの取り組みが行われました。 ハワイでは新型コロナの感染状況は去年よりは改善しているものの、新たな変異ウイルス、オミクロン株への感染が確認されたこともあり、保健当局は引き続き注意を呼びかけています。