三月。花が咲く前のボケの木です。 枝が得体のしれない何かに覆われていました。 うっすら緑がかっているような。 灰色っぽいような。 実はずっと以前から気がついておりましたが、 葉っぱも花も元気だし(°_° と放置しておりました。 しかし、なんだか範囲が広がってきたような。 ふと心配になったので詳しい方に聞いてみますと °_°)ああ、気にせんでええ。 とのこと。 歳をとった木によく見られるものらしいです。 桜や梅などの幹にもついていますね。 まるいシミのような、カビのようなやつ。 この正体は『地衣類』です。 ◆地衣類とは・・・ 菌と藻が共生している、独立栄養植物。 ・菌の仕事:雨水やほこりから養分を集める。 集めたチッソやリンを藻にあげる。 ・藻の仕事:光合成をして栄養を菌にあげる。 ・・・・・・・・・ 菌と藻は助け合って生きています。 木から栄養を奪うことはありません。 独立栄養植物ですから