「一律補償って犯罪者や富裕層や生活保護受給者にも補償ですか?」ってクソリプが来ましたけどそれが福祉です。どんなクソ野郎でも等しく持つのが人権です。自分もいつ苦境に立たされるかわからないから自分に助けが必要な時のためにお金を納めて今誰かを助けて社会を回すのが税金や保険料です。
「へんな人と暮らしはじめた」 高代槙生(35)は姉夫婦の葬式で遺児の朝(15)が親戚間をたらい回しにされているのを見逃せず、勢いで引き取ることに。 しかし姪を連れ帰ったものの、翌日には我に返り、持ち前の人見知りが発動…! 槙生は、誰かと暮らすのに不向きな自分の性格を忘れていた………。 引きとられた朝は、"大人らしくない大人"槙生との暮らしを物珍しくも素直に受け止めていて───? ヤマシタトモコ/『違国日記』特設サイト あらすじ より 人見知りの少女小説家・高代槙生と、その姉の遺児・田汲朝の2人の同居譚をメインに、さまざまな価値観のキャラクターが織り成すストーリーが人気の、ヤマシタトモコさんの漫画『違国日記』。 今回は、「このマンガがすごい! 2020オンナ編」、「マンガ大賞2020」にノミネートされ、多くの雑誌などでも話題になっている本作の魅力を、2021年3月現在発売中の7巻までの感想と
『違国日記』ヤマシタトモコが語る、“口うるさいマンガ”を描く理由 「人のあり方は多様でいいと気づくのはすごく難しくて苦しい」 「FEEL YOUNG フィール・ヤング」(祥伝社)にて連載中のヤマシタトモコによるマンガ『違国日記』の7巻が2月8日に発売された。 35歳の少女小説家・高代槙生(こうだいまきお)と、その姪である15歳の少女・田汲朝(たくみあさ)。まったく違う性格を持つ2人が、“人と人は絶対に分かり合えない”ことを実感しながらも共に生きていく姿を描いた本作は、私たちが普遍的に抱える心の葛藤や傷を言語化し、「このマンガがすごい!」をはじめとする数多くのマンガ賞やメディアで話題を呼んだ。 さらに7巻では、槙生の元恋人である笠町や、身寄りのない朝の後見人となった槙生を監督する弁護士・塔野のエピソードに触れながら、彼らを苦しめてきた“呪い”の正体や“男性社会の洗礼”にも言及し、そこから生ま
「違国日記」は35歳の小説家・高代槙生(こうだいまきお)と、その姪で15歳の田汲朝(たくみあさ)による女同士の同居奇譚。槙生は交通事故で亡くなった姉夫婦の葬式で、遺児の朝が親戚間でたらい回しにされているのを見逃せず、自分が引き取ると啖呵を切る。家に朝を連れて帰るが、翌日には我に帰り、持ち前の人見知りが発動し……。なかなか理解し合えない寂しさを抱え、一緒にいることで互いの癒えない傷口に自然と触れてしまう2人。しかし手探りながらも丁寧に生活を育むうちに、その傷とも向き合うようになっていく。原作はフィール・ヤング2017年7月号(祥伝社)で連載開始。6月8日発売のフィール・ヤングで最終回を迎えることが告知されている。また「マンガ大賞2019」第4位、「このマンガがすごい!2019」オンナ編第4位など、さまざまなマンガ賞にも輝いた。 主人公の槙生を演じる新垣は「見える世界が少しずつ広がっていくとき
2024/01≪ 1234567891011121314151617181920212223242526272829 ≫2024/03 ヤマシタトモコ「ドントクライ、ガール」 あ、全然大丈夫です。(涅槃的な意味で) ■親の不手際で知人宅に居候することになった悲劇の少女・たえ子。ピンポンを押して、出迎えてくれたその男・舛田は、なぜか一糸まとわぬ全裸で登場。清純な、処女の女子高生を相手に、なぜに全裸?しかも悪びれる様子も一切なし。まさに衝撃の初対面。たえ子が17年間積み上げてきた価値観が、グラグラと音を立てる。これって現実?私、今、正気?泣いても始まらない、苦難と爆笑の日々が、スタートした…! BL作品としては「くいもの処 明楽」、最近ではアフタヌーンや、フィールなどでも活躍をし、「Love,Hate,Love」(→レビュー)や「HER」(→レビュー)といった作品を残しているヤマシタトモコ先生
話題の超・悶絶回の裏側!「この回は、女性の性欲を全肯定するぞ!と考えて描きました」/男女の”新しい関係”を描く━━ヤマシタトモコに『違国日記』のことを聞いてみよう④ 2019年5月12日(日) Asagaya/Loft A(東京・杉並区)にて行われたヤマシタトモコ先生トークイベント完全版レポート、あっという間の後半戦突入です! 第4弾では、『違国日記』のメンズ2人・笠町&塔野をめぐってヤマシタ先生の辛口が炸裂…!? さらに「感情を言語化するということ」について、たっぷり考えを語っていただきました。Q:「笠町くんは朝、ぱきっと起きられるタイプですか?」ヤマシタ 起きるんじゃないですか。彼、寝起きよさそう。ちょっと血圧高そうですしね(笑)。 ――ちゃんと運動してますしね。意識高い系とか揶揄されてますけど。 ヤマシタ 言われて嫌がってますけど、意識高いですから、3つくらいアラームをスヌーズ付きで
2005年にデビュー。2010年、「このマンガがすごい! 2011」オンナ編で『HER』が第1位に、『ドントクライ、ガール』が第2位に選出される。『さんかく窓の外側は夜』は2021年に実写映画化&TVアニメ化。現在連載中の『違国日記』は2019年から2年連続で「マンガ大賞」にランクインしたほか、「第7回ブクログ大賞」のマンガ部門大賞を受賞。「全人類に見てほしい」など、共感や絶賛の声多数。 ――『違国日記』の中でご自身が気に入っているエピソードはありますか。 毎回ネームに苦しみながらも、わりとこの作品は自分でも気に入る話が描けているかなという気持ちではあります。まだ単行本になってないけれど、51話ではこれまでちゃんと描けていなかった部分に少しフォーカスできたかな。 ――大嫌いだった、もうこの世にはいない姉に、槙生が心の中で話しかける回ですね。「わたしがあなたの大切なあの子を大切に思ってもいい
28歳のバレエ講師(処女!)と52歳の大学教授の 24歳差恋愛を描いた「Love,Hate,Love.」が早くも単行本化!! フィーヤン初連載だったヤマシタ先生ですが、 連載を振り返ってのアレやコレや、制作現場をチラリ公開していただきました!定価680円書店pop 「Love,Hate,Love.」について 編集部(以下、編):物語が生まれたきっかけを教えてください。 ヤマシタ:近所のバレエ教室で催されていたエクササイズのクラスに何度か通ったのですが、 その教室の先生がとても素敵な方で、こんな人の物語が描きたい、と ぼんやり思い、ちょうどその頃RIP SLYMEの『love&hate』を聴いて、 あ〜こんな風にキラキラしながら歩いてるみたいな話が描きたい、と これまたぼんやり思い、そんなもろもろと連載がはじまるタイミングと合って。 編:その後、すんな
©ヤマシタトモコ/祥伝社フィールコミックス 人気漫画作品『違国日記』。2017年に『FEEL YOUNG フィール・ヤング』(祥伝社)で連載が始まると、2019年以降宝島社の「このマンガがすごい!」や「マンガ大賞」などの賞に連続でランクインしている注目作品だ。 作中では、両親を亡くした少女、田汲朝(たくみあさ)と、その叔母であり朝の引き取り手となった、少女小説家の高代槙生(こうだいまきお)の暮らしが描かれる。主人公朝の親友であるえみりを筆頭に、個性豊かなキャラクターたちが、他人との違いに悩み葛藤しながらも、共に生きていく姿に共感や発見を得る読者も多いだろう。 本作では、家族、セクシュアリティ、有害な男性性、シスターフッドなど、現代を生きる我々が直面する身近な問題が散りばめられている。 作者は、漫画家ヤマシタトモコさんだ。近年では漫画『さんかく窓の外側は夜』(リブレ出版)が映画化、アニメ化さ
先日レビューをしましたヤマシタトモコ先生の『運命の女の子』。 彼女らはそれに乗るのか、抗うのか 『運命の女の子』の話 - ポンコツ山田.com そこに収録されている『きみはスター』の中で、ちょっと気になったコマがありました。 (運命の女の子 p113) これの何に引っかかったかと言えば、表情。別の作品で似たような表情を見た覚えがあったからです。 それがこちら。 (ひばりの朝 1巻 p117) 潤んだ瞳。下がった眉尻。紅潮した頬。僅かに開いた口。少しく上向いた頤。 どうでしょう、私はこの両者によく似たものを感じました。 『きみはスター』の小高ゆかりと、『ひばりの朝』の美知花。二人が見せたこの表情、一言で表せば、優越感、でしょうか。 それぞれのコマの文脈を説明しましょう。 前者の小高ゆかりは、高校の学年で三本の指に入る成績上位者。容姿も端麗で社交性も高く、周囲からの信頼も厚い生徒です。そんな彼
<このマンガがすごい!>男「進撃の巨人」、女「HER」 ヤマシタトモコ作品初のワンツー まんたんウェブ 12月10日(金)5時59分配信 宝島社がその年に人気のあったマンガをランキング形式で発表するムック「このマンガがすごい!2011」(500円)が10日に発売され、オトコ編は諌山創さんの「進撃の巨人」(講談社)、オンナ編はヤマシタトモコさんの「HER」(祥伝社)がそれぞれ首位に輝いた。ヤマシタさんは「ドントクライ、ガール」(リブレ出版)でもオンナ編2位を獲得しており、同一作家で初の1、2位独占を果たした。 「進撃の巨人」は、圧倒的な力を持つ巨人たちを相手に人類が絶望的な戦いを挑むマンガ。2位は、10年のマンガ大賞受賞作の温泉マンガ「テルマエ・ロマエ」で、3位は妻の死を乗り越えようとする夫の姿を描く「さよならもいわずに」(以上エンターブレイン)。4位はシリーズ累計2億部を突破した冒険マン
「わたしの道はけわしく さみしく 標もなく 先行く人も共連れもなく だがその『何もない』ということこそがいずれ わたしが自由である証であり 標になるのだった」(10巻より) 風変わりな叔母と高校生の姪の二人暮らしを通じて、名前のつけられない関係性やそれぞれの心の傷、社会に対する疑問などをあたたかくも真摯に描くマンガ『違国日記』。静かな感動が読者の間で広がり、累計125万部を超える大人気作となっています。 クライマックス直前の今、作者のヤマシタトモコさんにご自身のさまざまな体験とともに作品に込めた思い、いびつな自分自身や他者との違いを認めながら“わたし”として生きることについて、じっくりお話を伺いました。
ヤマシタ トモコ(1981年5月9日 - )は、日本の漫画家。女性。血液型はB型。主にボーイズラブ誌、『FEEL YOUNG』等の女性誌、『月刊アフタヌーン』等の青年誌で作品を執筆している。 来歴[編集] 「noneCo.」というサークル名等での同人活動を経て、「ねこぜの夜明け前」で2005年アフタヌーン四季賞(夏)を受賞。同作は2012年刊行の『サタニック・スイート』に収録された。 2007年、『くいもの処明楽』が「このマンガがすごい! 2007(BL部門)」で1位を獲得[1]。 2011年、『HER』『ドントクライ、ガール』が「このマンガがすごい! 2011 オンナ編」を受賞[2]。 2019年、『違国日記 4』で第7回ブクログ大賞(マンガ部門)を受賞[3]。 作品リスト[編集] くいもの処明楽(2007/3/15、東京漫画社 MARBLE COMICS) ISBN 978-4-902
漫画家のヤマシタトモコが『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載中の『違国日記』の第5巻が、12月7日に発売される。各賞やメディアで話題を呼び、漫画好きたちを唸らせている同作の主人公は、35歳の少女小説家・高代槙生(こうだい・まきお)と、彼女の姪で両親を亡くした15歳の田汲朝(たくみ・あさ)。 人見知りの槙生が身寄りのない朝を引きとり、すれ違いと歩み寄りを繰り返しながら、たどたどしくも着実に共同生活を送っていく。 小さな幸福から苦い記憶まで、複雑な感情が織り込まれた彼女たちのふたり暮らしを丹念に描くことで、性別や世代を問わず熱い支持を集めている『違国日記』。槙生と朝が「お互いを理解できない」という事実をしみじみと咀嚼しながら、独自の関係性を構築していく姿は、同調や共感を強く要請する世の中のあり方に一石を投じるものとして読むこともできる。作者のヤマシタトモコに、『違国日記』の執筆にあたって考
ひばりの朝 1 (Feelコミックス) 作者: ヤマシタトモコ出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2012/08/08メディア: コミック購入: 11人 クリック: 74回この商品を含むブログ (40件) を見るひばりの朝 2 (Feelコミックス) 作者: ヤマシタトモコ出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2013/07/08メディア: コミックこの商品を含むブログ (24件) を見る 性的虐待を扱ったマンガだが、「被害者」であるはずの主人公の「ひばり」はほとんど語らず、周囲の人物がひたすらに内面吐露していく構成になっている。ひばりはただ、誤解され、誰にも助けを求められず、孤立して行って最後に消える。 ネットでの書評を読んでも「ひばりの気持ちがわからない」という感想が散見された。そして、それは作品内でひばりが理解されなかった構図と同じことだ。彼女はただ、興味本位で覗き見られ、「わからない
最近気づいたことなのだけど、「悲しみマンガ」が好きなのです。 「悲しみマンガ」? 「悲しいマンガ」じゃなくて? 「悲しみマンガ」というのは、なにかドラマティックな悲劇が起こるとか、そういう類のマンガじゃなく、どっちかというとその真逆で。悲しみがしっかりと描かれているマンガ、とでも言いますか。 私たちは自分の抱える悲しみについて、自分が思っているほどクレバーに接しているわけではない。 本当は悲しいのに、その感情を押さえ込んで悲しくないフリをして生きていたり、 その習慣が固定化されてしまっているせいか、冷静に見てとてもとても悲しい状況なのに、涙がうまいこと出てこなかったり、 あるいはとにかくやたらと悲しい気持ちになっているのだけど、その悲しみはいったいどこから来ているものなのか、自分でもよくわからなかったりする。 そういうときに、悲しみと向き合って描かれたマンガを読むと、自分の抱えている悲しみ
漫画、小説、映画やドラマ──さまざまな「物語」が私たちの日常を彩り、ときに新たな気づきを与えてくれたり、ときに怒りの原動力となったり、その存在は多くの人にとって欠かせないだろう。 現代日本文学を中心に、クィア批評とトラウマ研究をしている岩川ありささん。2022年に刊行した『物語とトラウマ: クィア・フェミニズム批評の可能性』(青土社)で「トラウマ的な出来事を経験した人びとにとって、文学や文化は生きのびるための表現となりうるのか」という問いから現代小説を丁寧に読み解き、物語の必要性について切実な言葉で語る。 「物語に居場所を見つける」「物語に救われる」という感覚──ヤマシタトモコさんによる漫画『違国日記』(FEEL COMICS swing、祥伝社)でも、物語の力を信じる少女小説家と彼女らから言葉を受け取る少女たちが描かれる。 今回はそんなふたりを迎えて「物語が持つ力」をテーマに対談を実施。
2019年5月12日(日) Asagaya/Loft A(東京・杉並区)にて、ヤマシタ先生のトークイベントが行われました! 『違国日記』4巻の刊行を記念して行われた本イベントでは、読者さんたちから事前にいただいた質問をもとに、インタビュアーの山本氏と担当K川を交えて『違国日記』についてたっぷり語っていただきました。 当日の様子をお伝えした『FEEL YOUNG』7月号掲載のトークレポートが好評につき、ここでは雑誌で紹介しきれなかったトークを加え、ファン必見情報満載の完全版をお届けいたします!! Q:「女性同士かつ年の離れた2人の同居生活のお話『違国日記』を描くことになったきっかけはなんですか?」 ヤマシタ これまでインタビューなどでこのことについてちょこちょこ聞かれて、そのたびに要領を得ない答えになっているんですが、次の連載をどうするか考えたときに、読者にやさしい話を描こうと思ったのと、女
(ものすごい勢いでネタバレしています) 「恋をするのが当然だと思い込んでいませんか?/しなくたっていいんですよ 人が言うほど当たり前じゃないんだから/でなければTVや映画にあれほど恋愛物が多いはずがない/運命の恋人に会った者に他人の物語は必要がないんです」(吉野朔実『恋愛的瞬間』) ラブストーリィを司る神はたぶんおそらく一神教の体系に属していて、だから彼/彼女自身は決してラブストーリィの渦中には在れない。「運命の」「本当の」恋愛と関わる機会と引き換えに彼/彼女は、わたしたちはそれを叙述し、読解する能力を与えられる(ラブストーリィを読む/描くこととは、ラブストーリィを読む/描く側の「わたし」であることだ)。恋愛がラブストーリィの、ラブストーリィが恋愛の写し絵になっていないのも当たり前のことで、どちらかに溺れた瞬間に、わたしたちはあの人魚のようにかつてのテリトリーの言葉と論理を失ってしまう。
祖父母・父母・兄弟の6人で暮らしていた田舎の実家を「暮らしにくい」と思ったことはその当時なかったが、家を出て一人暮らしを続け、やがて家族を持つ身となってみて、今あの実家に戻りたいかといえば、やはりもう戻って生活する気はない。つうか、もうできんだろ。 ぼくが実家で生活をしていた頃、父はよく遠くへトラックで出かけていたし、戻ってきても夜中までお客さんと飲みに出ていた。つまりぼくの私生活とはほとんど交わらなかった。母は父の仕事を手伝うのに忙しく、ぼくの生活態度への指導とか注意は細々としたことを機関銃のようにしてぼくに伝えたが、ほとんどそれはホワイトノイズと化していた。要するに聞き流していた。だから、ぼくが実家で生活してた頃は、父母からのうんざりすような介入がなく、「こんな家にいたくない!」などとはほとんど思うことはなかった。 しかし、ぼくが家をいったん出て、遠くから相対するようになった両親からは
これはヤマシタが「裸で外には出られない」にて「マジでくれ金なら払う」という叫びとともに描いた理想のブラカップ付きキャミソールを商品化したもの。肩へのくい込みをなくすアジャスター付きのストラップや、衿ぐりの広いトップスからも見えないよう胸元を深めにカットしたVラインなど、ヤマシタのこだわりが随所に込められた夢のキャミソールだ。 キャミソールはブラック、ベージュ、杢グレイの3色が用意されており、価格は各2500円。購入者には描き下ろしイラストカードなどの特典も用意されている。詳細はフェリシモのサイトにて確認を。 なおコーラス、Cocohana(ともに集英社)にて連載していた「裸で外には出られない」の単行本は8月下旬に発売予定。表題エッセイのほか、読み切り3作も収録されるので、ファンはこちらもお楽しみに。
以前からモヤモヤを送ってもらっている方から、ヤマシタトモコさんの漫画『違国日記』をお勧めされたので、読んでみました。 トピ主さんこんばんは。お久しぶりです。いつもブログ拝見してます。突然ですが、トピ主さんに是非おすすめしたい漫画がありまして……。 ヤマシタトモコさんの「違国日記」という漫画です。賞などとっているので見聞きしたことがあるかもしれません。 もうご存知でしたらすみません……。 突然交通事故で両親を亡くした思春期の15歳の女の子と、そのおばにあたる人付き合いが苦手な作家が同居するお話です。 とても細やかに心情を描かれていて、きっとトピ主さんもお好きではないかなと思っています。 勝手ながら、結構前からトピ主さんと漫画やアニメの趣味が似てるなあと思っております。 凪ちゃんとか、聲の形とか、きのう何食べとか、それ読んでるー!ってなったり、漫画を買った次の日にトピ主さんが取り上げたりとかが
20代後半から30前後くらいの独身男性の悩みや喜びといったものを描いたマンガにはそろそろ共感を示せなくなってきたかもしれない。しかし、女性のそれは相変わらず楽しく読める。「そりゃあ、お前がそういうオンナとヤリたいからじぇねーの」という失礼にも程がある暴言については徹底して無視することにする。 というわけで20代後半を中心にした女性の気持ちの揺れやら悩みやらが描かれている短編集『HER』は、ぼくの最近の楽しみである。20代後半ばかりではなく、男や女子高生も「主人公」になっているので「20代後半」などと括ることは乱暴な話だが、ぼくが読んで受けた印象なんだから放っておいてほしい。 自分のスタイルを貫くけどモテたいと思っている女 第一話(CASE.1)に登場するのは、「キレイな人」だと他人から評価されているが、他方で「コワい」とも思われている女性の話だ。主人公の井出は、ある会社のアルバイトをしてい
本日10月6日に発売されたダ・ヴィンチ11月号(メディアファクトリー)では、「ヤマシタトモコが作りあげる男と女が恋に落ちない世界」と題した特集が、6ページにわたり組まれている。 特集の目玉は、ヤマシタのロングインタビュー。ヤマシタ作品で甘い恋が描かれない理由や、「BUTTER!!!」「HER」などの代表作について語られた。またブルボン小林による寄稿や、書店員女子によるお勧めの声も収録。さらに必読の4作品として、「HER」「BUTTER!!!」「ドントクライ、ガール♥」「ミラーボール・フラッシング・マジック」が作中のカットを交えて紹介されている。 ほかにも今号では、「虫の歌」で注目を集めた新鋭・市川春子の特集も。最新作「25時のバカンス」の紹介はもちろん、市川の創作の秘密を語るインタビューもたっぷりと収録された。
恋の心に黒い羽 ヤマシタトモコ 11月の読書家 今回こちらをリンク貼らせてもらいます。(迷惑だったら仰ってください!) ヤマシタさんの作風について、私より端的に言い表してらっしゃるかと思います。 ・・・えーと、ちょっといいですかね?前に書いて消したヤマシタさんのエントリ。キャッシュ取ってたのは誰でつか?駄文だったから消したというのに・・・。今度はこっちが検索上位に来て欲しい所。 長らくお待たせしてすいませんでした、改めてヤマシタトモコ語りでごじゃります。では、先に警告させていただきますが、ヤマシタ作品を読んだ私自身としては、『くいもの処明楽』で「苦手かも?」と疑問視し、『タッチ・ミー・アゲイン』で「苦手だ」と断定し、更には『恋の心に黒い羽』で「き、嫌い…!?」と思うに至った訳でして…、率直に言って非好意的な評価(w) ですのでファンの方は特にご注意ください! 今回、私から提示させて頂くポイ
いよいよ発売されたヤマシタトモコ先生の『ひばりの朝』1巻! 男からは性的な目で見られ、女には好かれない。 そんな中学2年生・手島日波里の 〝ぬかるみの日々〟を描く今作は発売直後から話題沸騰!! 発売を記念して、ヤマシタトモコ先生にインタビューを敢行しました!!定価680円<B6判> 書店用POP ●「ひばりの朝」について 編集部(以下、編):新作1巻発売、おめでとうございます。 この作品の生まれたきっかけ(または経緯など)を教えてください。 ヤマシタ:ポジティブだったり性的な要素をなるべく削った話を多く描いていた時期で、 そのフラストレーションがたまっていたのだと思います。 しかし最初に考えていたより薄汚い話になったので描くのがとても疲れます。 編:毎話、主人公を替えながら「手島日波里」について語らせていくスタイルですが、 これははじめから決めて
2024/01≪ 1234567891011121314151617181920212223242526272829 ≫2024/03 ヤマシタトモコ「裸で外には出られない」 自分がふざけたボトムスしか持っていないことに気づきまして… ■「オタクがばれない格好がしたい…」ふとそんなことを学生時代に思ったことが、ヤマシタトモコのファッションの歴史の始まりだった…。そんな決意をして幾星霜。自らのコンプレックスと闘い、煩悩に敗北し、欲望に戸惑い、憧れを胸に抱く…。いまだにファッションとかわからない!けれども裸じゃ外にゃ出られない。ヤマシタトモコがあなたに問いかける、オシャレ問答! ヤマシタトモコ先生のcocohana連載作でございます。どんなお話かと思いきや、なんとファッションに関連するエッセイ作。なんとなくヤマシタ作品のイメージから、勝手に「さぞオシャレなのだろう」などと思いきや、なんてことは
この日 この人は群をはぐれた狼のような目で わたしの天涯孤独の運命を退けた 社会性を持ち、何頭もの群れを形成して生きている狼たち。群には厳格な順位制があり、最上位(アルファ)の狼は自分たちの行き先や行動を決定する、いわばリーダーの役割を担う。彼らは鳴き声や表情でコミュニケーションを取り、はぐれた狼は遠吠えすることで自分の存在を知らせる。しかし、中には仲間との意思疎通を苦手とし、群を離れて額面通り“一匹狼”として生きていく個体もいるという。 意図せず群からはぐれた子ども狼と、孤独を好み自らの意思で群を離れた狼――そんな狼のような2人が価値観の相違でぶつかりながらも、共に暮らしていく姿を描いているのが、漫画『違国日記』だ。 映画化が決定した『さんかく窓の外側は夜』1巻 現在、漫画雑誌『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載中の同作は、宝島社「このマンガがすごい!」オンナ編に2年連続でランクイン
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