虚淵玄の完全新作!フルCGリアルロボットアニメ「OBSOLETE」12月にYouTubeで配信 2019年9月25日 11:00 2146 159 コミックナタリー編集部 × 2146 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 990 1048 108 シェア
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昨年暮れ、いきなりゲラのpdfが送られてきた。 『'80sリアルロボットプラスチックモデル回顧録』と題されたその本は、 その名の通り、ガンプラブームに端を発したリアルロボットアニメとそれを取り巻くプラモデル文化の狂乱と、 そのあまりにもあっけない終焉(……そう、終焉だ)を網羅的かつ異常なテンションでまとめた一冊であった。 読んでいるだけで、いつもの調子で喋りまくるあさのまさひこの肉声が画面を通じて聞こえてくるようだった。 そして信じられないほど濃厚で、ありえないほど量の多い脚注。 左上に注記してあるとおり、この本には写真やイラストといった図版はいっさいない。 画像なんてググればほとんど出てくるし、おそらくここに出てくる物体について断片的に記録された雑誌や書籍はゴマンとある。 しかし、書いてあることはググって出てくることとそうでないことがあり、ちゃんと全てが地続きに語られている。 これがマジ
こんにちは!バーチャルネットアイドルの華姉りあんです。 勇者ロボ(変形合体する人型ロボが喋ったりする)を作ろうとして日々活動しているわけですが、うちの機材は切削加工系(CNC、高速切断機、バンドソー、ボール盤など)と3Dプリンタ系(FDM式、光造形式)はそこそこあるものの、レーザー加工機が無いのが長い間気になっていました。 ちょっとしたアクリルや木材の加工なら電動のジグソーや丸鋸で、精度が必要ならCNCフライスで削ってしまうので、レーザー加工機が無くてもなんとかなっていました。でもレーザー加工機があったら楽に切り出ししたり刻印したりと、可能性が広がるんじゃないかという期待はずっとありました。 一度試しに半導体レーザー加工機を買った事があるんですが、3mmのベニヤ板がギリギリ切れるか切れないかという出力しか無く、アクリルは黒色の物以外は全く切れない、プラダンも全く切れない・・・という感じの結
……といったお決まりの前置きはそこそこにして。PS2やゲームキューブといった2000年代のゲームハードですら、世代によっては“レトロゲーム”とくくられてしまう昨今。 1992年のゲームともなると、もはや“スーパーレトロゲーム”。コアなファンやレトロゲーマーをターゲットにした、大人のためのゲームだろうか。 今回、そんなゲームのレビューを担当させていただく機会を筆者が得たのだが……。先に白状しておきたい。 僕はSCF版直撃世代でもレトロゲーマーでもありません! むしろレトロゲームは苦手なジャンルと言える。遊ぶなら洗練されたリッチなゲームで遊ぶ派。最近専門にしているのはVR関連コンテンツ。真逆じゃん。 なぜそんな僕に白羽の矢が立ったのか? 担当編集者によると「作品を知らない世代が、どのように感じるのか、新鮮な気持ちで遊んでみてほしい」とのことだ。そして「大丈夫。おもしろいから」とも言っていた。
ANIME Interview “プラモデルで遊べる”を前提にしたリアルロボットとは―YouTube限定配信アニメ『OBSOLETE』監督に聞く新しい形のロボットアニメ 2020.12.29 企画プロデュース髙橋良輔、原案・シリーズ構成虚淵玄(ニトロプラス)、メカニックデザイン石渡マコト(ニトロプラス)、キャラクターデザイン吉田明彦・永井悠也(Cydsignation)といった蒼々たるメンバーが顔を揃え、気鋭のCGアニメーションスタジオ・武右ェ門が制作をてがけるたリアルロボットアニメーション『OBSOLETE』。企画プロデュースに『装甲騎兵ボトムズ』シリーズで監督を務めた髙橋良輔が加わっている時点でわかる人には“リアルロボット”を本気で描こうとしていることが伝わると思うが、なぜ、あえてこの時代にリアルロボットをアニメーション作品で描いたのだろうか? ロボットファンであれば作中に登場するエグ
ANIME Review YouTubeで気軽に見られる超リアルロボットアニメ。『OBSOLETE』最新エピソードで激安ロボットの驚くべき性能が明らかに 2020.12.31 シナリオライター・虚淵 玄(ニトロプラス)が原案・シリーズ構成を務め、気鋭のCGアニメーションスタジオ・武右ェ門が制作をてがける、YouTube Originalsのオリジナルのロボットアニメ『OBSOLETE(オブソリート)』。2014年以降の地球をベースに、宇宙人によってもたらされたロボット“エグゾフレーム”が世界を変えていく様が、毎回異なる場所、人物の視点から描かれている本作は、リアルを追求した設定やフルCGのアニメーション、各話約13分という手軽さなどが特徴的で、海外でも大きな話題に。2019年12月よりEP1~EP6がYouTubeのみで無料配信され、現在に至るまで全世界総再生回数3,000万回を突破してい
何もかもが異様だった。どこまでも続く配管。独特な匂いと、怪音。目の前で絡み合うパイプにそれぞれに意味があるなんてちょっと信じられない。たとえばそれらが全部機能していたとして、いったいどの順番で組み立てていけばいいのかも、中に何が通っているのかも、それがどれくらいの量で、どれくらいのスピードなのかもわからない。圧倒的な、規模。宇部新川の駅前から南に向かって真っすぐ歩いていくと、大きな交差点から先は宇部興産の構内道路となって突端まで続いている。道路沿いに建てられた青い骨組みを通る配管からは、ときおりブシューという音がして、中を熱い流体が走っていったことがわかる。 やおら現れる3つのタンクは、例えばお台場で見上げるガンダムと比べるのが無意味なほど巨大だった。しかし間違いなくこのタンク(もしくはサイロ)はちゃんと稼働していて、大きいことの意味をちゃんと果たしているようだった。青いペンキは色あせ、錆
冷たい空気で肺が痛い。時間にも本数にも余裕のあるバスに乗ればなんの苦労もないことを知っていても、私は空港から鉄道駅までの600mを走ることを選んだ。山口宇部空港の到着ロビーから草江駅まで全力疾走し、狙っていた宇部線の車両にようよう腰を落ち着ける。そこからたった10分で、列車は宇部新川駅に着いた。ホームに降りて、なんでもない顔をしながら、内心私は興奮していた。宇部新川には、こうして鉄道でやってきて、ホームに降り立つ必要があったのだ。 1月、新型コロナウイルスのせいで貯まりに貯まったマイルは有効期限を間近に控え、端から溶け去っていこうとしていた。それを使うなら、まだ行ったことのないところ、全然予測のつかないところが良かった。知識不足のせいでめぼしい観光スポットも思いつかない宇部。お気付きのとおり『シン・エヴァンゲリオン』のラストシーンで登場した土地で、他でもない庵野秀明の出身地である。そこにな
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