隆盛するロリコンブーム(二次元コンプレックス)に警鐘を鳴らす故・米沢嘉博の記事。最下段にそれまでの流れも概説。 ロリコンブームに物もうす by 米沢嘉博 みのり書房『月刊OUT』1982年4月号 美少女キャラはうれしいが 疑似体験を重くするなんて 社会や世界にもう少し目を ロリコンブームの流れと現状 今、世の中はロリコンブームの絶頂期。そして、マスコミはこのロリコンブームに乗じていろいろ考えているらしい。しかし、ちょっと待て、ロリコンが大手を振って歩き始めるなんておかしんじゃないか、と米沢嘉博氏。 世にロリコンと病気を広めた人と言われる米沢氏が今度はゆがんだ方向に走りつつある今のブームの姿勢を問う! 美少女キャラはうれしいが 少女マンガに少女が出てくるのは当たり前だと思うし、少年マンガでも、ほとんど少年が主人公だから、相手役として少女が出てくるのが当然。もちろん、アニメだってほとんどが子供