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三宅泰雄の検索結果1 - 26 件 / 26件

  • 田崎晴明著「やっかいな放射線と向きあって暮らしていくための基礎知識」の問題点‐科学的な基礎からの再検討を望む‐  山田耕作 | 市民と科学者の内部被曝問題研究会

    2014年2月 以下のような田崎晴明氏の本「やっかいな放射線と向きあって暮らしていくための基礎知識」についての意見を「物性研究」に投稿し、議論を行おうとしましたが、田崎氏が議論に応じず、掲載されないことになりました。 同書は放射線被曝を過小に評価しており、政府が帰還して被曝させようとする政策を推し進めようとしている現在、被曝被害を拡大してしまうことが心配です。私の小論が皆さんの参考になれば幸いです。 全文のPDFファイルもありますので、ダウンロードください。 山田耕作-田崎本批判 (18ページ 435KB) 田崎晴明著「やっかいな放射線と向きあって暮らしていくための基礎知識」の問題点 ‐科学的な基礎からの再検討を望む‐ 山田耕作 (kosakuyamadaアットマークyahoo.co.jp) 目次 はじめに 1. 放射線被曝をめぐる争点 2. 子供の甲状腺がんの多発という事実は田崎氏の楽観

      田崎晴明著「やっかいな放射線と向きあって暮らしていくための基礎知識」の問題点‐科学的な基礎からの再検討を望む‐  山田耕作 | 市民と科学者の内部被曝問題研究会
    • 日本マルクス主義はなぜ「原子力」にあこがれたのか―加藤哲郎

      1 日本同時代史学会2011年度大会「越境する知と日本」2011年12月10日(土)午前の部 「マルクス主義と戦後日本の知的状況」11:00 - 13:00専修大学神田キャンパス7号館731教室 日本マルクス主義はなぜ「原子力」にあこがれたのか(ウェブ版) 加藤哲郎(早稲田大学・政治学) http://www.ff.iij4u.or.jp/~katote/Home.shtml <報告レジメ> 1 日本の核エネルギー̶̶「まだ70 年」か「もう70 年」か? 問題の所在 現存した社会主義・ソ連邦 (1917-91)崩壊時の討論との類似性・共通性 ① 1941 日本における原爆開発開始(陸軍・理研仁科芳雄・東大・嵯峨根遼吉・武谷三男ら「二号研究」 と海軍・京大荒勝文策・湯川秀樹ら「F研究」)から、2011.3.11 フクシマまで、脱原発を決めたドイツと の違い(緑の党の存在) ② Trans

      • 猿橋勝子 - Wikipedia

        猿橋 勝子(さるはし かつこ、1920年3月22日 - 2007年9月29日)は、日本の地球科学者である。専門は地球化学。海洋放射能の研究などで評価された。東邦大学理事・客員教授を歴任。東京生まれ。 略歴[編集] 東京府立第六高等女学校(現・東京都立三田高等学校)を経て、帝国女子理学専門学校(現・東邦大学理学部)を卒業。中央気象台研究部(現・気象庁気象研究所)で三宅泰雄の指導を受けた。1954年のビキニ事件におけるいわゆる「死の灰」による大気・海洋汚染の研究以後、三宅と大気及び海洋の放射能汚染の調査研究を行い評価された。その研究成果は1963年の部分的核実験禁止条約成立に繋がった[1]。 1957年、東京大学理学博士「天然水中の炭酸物質の行動について」。 1958年に設立された「日本婦人科学者の会」の創立者のひとり。 1980年、女性で初めて日本学術会議会員に選ばれる。「女性科学者に明るい

        • 福島原発の海洋放出セシウムは20~30年で日本に戻る、長期に渡る放射能汚染、原発つくれる場所ない日本(井上伸) - 個人 - Yahoo!ニュース

          毎日新聞が「ビキニ水爆実験:船員被ばく追跡調査 福竜丸以外で初」として次の報道をしています。 1954年に静岡県焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくした太平洋ビキニ環礁での米国の水爆実験を巡り、厚生労働省が近く、当時周辺で操業していた他の船員について健康影響調査に乗り出すことが分かった。被災船は全国で少なくとも500隻、被災者は1万人に上るとされるが、国はこれまで福竜丸以外の船員の追跡調査をしてこなかった。当時の放射線検査の記録が昨年見つかったことを受けたもので、ビキニ水爆実験での被害の位置づけが大きく変わる可能性が出てきた。出典:毎日新聞1月5日付「ビキニ水爆実験:船員被ばく追跡調査 福竜丸以外で初」このビキニ水爆実験での第五福竜丸の被曝を契機に放射能観測をスタートさせた国立研究機関の気象研究所(私たち国公労連に加盟する労働組合がある研究所です。私は国立研究機関の担当です)の当時主任

            福島原発の海洋放出セシウムは20~30年で日本に戻る、長期に渡る放射能汚染、原発つくれる場所ない日本(井上伸) - 個人 - Yahoo!ニュース
          • 大隅良典 - Wikipedia

            大隅 良典(おおすみ よしのり、1945年(昭和20年)2月9日 - )は、日本の生物学者(分子細胞生物学)。学位は、理学博士(東京大学・1974年)。東京工業大学科学技術創成研究院特任教授・栄誉教授、自然科学研究機構特別栄誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、基礎生物学研究所名誉教授、東京大学特別栄誉教授。福岡市名誉市民、大磯町名誉町民、京都大学名誉博士、大隅基礎科学創成財団理事長。 自然科学研究機構基礎生物学研究所教授兼総合研究大学院大学生命科学研究科教授、東京工業大学フロンティア研究機構特任教授などを歴任した。「オートファジーの仕組みの解明」により2016年のノーベル生理学・医学賞を受賞した。 来歴[編集] 2016年12月10日、ストックホルムで行われたノーベル賞授賞式にて 生い立ち[編集] 太平洋戦争末期の1945年2月9日、福岡県福岡市にて生まれた[1][2]。4人兄弟の末子であ

              大隅良典 - Wikipedia
            • ノーベル賞大隅良典「『役に立つ』という言葉が社会を駄目にしている」が伝わらない悲劇 - エキサイトニュース

              ノーベル医学・生理学賞の授与が決まった大隅良典さん。 彼が科学を志したきっかけは、兄からもらった自然科学の本。 ・三宅泰雄『空気の発見』。 ・八杉龍一『生きものの歴史』 ・マイケル・ファラデー『ロウソクの科学』(→ノーベル賞受賞大隅良典は『ロウソクの科学』で科学を志した) 受賞記者会見での「『役に立つ』という言葉が社会を駄目にしている」という言葉がピックアップされた。 科学の心を持つ者にとっては、基礎研究の大切さや、それが恐ろしく長い年月を要することは当り前のことだが、これがなかなかどうして伝わらない。 なにしろ、報道によれば、鶴保庸介・科学技術担当相が4日にこう語ったそうだ。 「社会に役立つか役立たないかわからないものであっても、どんどん好きにやってくださいと言えるほど、この社会、国の財政状況はおおらかではない」 いやあ、そういうこっちゃないんですよ、マジ、この本を読んでみてよ。 という

                ノーベル賞大隅良典「『役に立つ』という言葉が社会を駄目にしている」が伝わらない悲劇 - エキサイトニュース
              • 私の読んでいる本・これから読む本のリスト公開中ー  - 本を読んで社会をのぞき見

                こんにちは、tetunecoです。 私は本を読んでブログに感想などを書いています。 この記事では、私のところに来てくれる本たちが、どうやって私のところに来たのか、どうして読みたいと思ったのかを記録しておきたいと思います。 私が今、読んでいる本 1 山はどうしてできるのか 藤岡勘太郎 山はどうしてできるのか―ダイナミックな地球科学入門 (ブルーバックス) posted with ヨメレバ 藤岡 換太郎 講談社 2012-01-20 Amazon Kindle どうしてできるのかシリーズの1冊。面白いに違いない。 『川はどうしてできるのか』がすごく面白かったから、期待してる。 tetuneco.hatenablog.com 2 Kindle日替わりセール買って読むマラソン AmazonではKindle本を日替わりでセールを行っています。 私は、このセール対象本を、毎日買って読むマラソンを実施中

                  私の読んでいる本・これから読む本のリスト公開中ー  - 本を読んで社会をのぞき見
                • 日本十進分類法新訂9版分類基準(2010年版)

                  日本十進分類法新訂 9 版分類基準 1/61 本表編 解説 3.4.2 複数主題 もし4 以上の主題を扱い,特に主となる主題がない場合はそれらを含む上位の分類項目のもとに分類 する 「4 以上」の厳密な適用はしない.記号配当上階層にひずみを生じている場合(解説2.9.4 1)や十進分類 が貫徹していない場合(例.501.83/84)等には,細目表や分類基準に指示がなくても,4 つより少ない 主題数で上位の分類項目に収めてよい 総記 0 類は,形式によって分類する.ただし,002(知識.学問.学術),007(情報科学),010/024(図書館. 図書館,図書.書誌学),069(博物館),070(ジャーナリズム.新聞)等は,形式分類でなく主題分類で ある 007.3 情報と社会:情報政策 情報法<一般>は,ここに収める 007.35 情報産業.情報サービス コンピュータ・ネットワークのアドレ

                  • Artificial Radionuclides in the Environment 2007 ISSN 1348-9739 気象研究所地球化学研究部では、1954年以来、環境放射能の観測・測定法の開発、放射能汚染の実態の把握、大気や海洋における物質輸送解明のトレーサーとしての利用を目的として環境放射能の研究を実施してきた。1957年以降、原子力及び放射能に関する行政は旧科学技術庁(現在は文部科学省)が所管することとなり、各省庁がそれぞれの所掌で実施してきた環境放射能調査研究関連業務は放射能調査研究費によって統一的に実施することとなった。気象研究所地球化学研究部では、環境中の人工放射性核種の分布とその挙動を50年以上にわたって観測・研究してきた。このような長期にわたる観測・研究の結果、環境放射能について世界的に他に類を見ない貴重な時系列データを内外に提供すると共に、様々な気象学・海洋学

                    • 岡山県出身の人物一覧 - Wikipedia

                      岡山県出身の人物一覧(おかやまけんしゅっしんのじんぶついちらん)は、Wikipedia日本語版に記事が存在する岡山県出身の人物の一覧表である[注釈 1]。 公人[編集] 政治家[編集] 内閣総理大臣(首相)経験者[編集] 犬養毅(第29代内閣総理大臣):備中国賀陽郡庭瀬藩(現・岡山市北区) 平沼騏一郎(第35代内閣総理大臣、津山藩士平沼晋の子):津山城下南新座(現・津山市) 橋本龍太郎(第82・83代内閣総理大臣、元衆議院議員・橋本龍伍の長男):東京都(橋本家父祖の地である総社市秦を出身地としていた) 衆議院議長経験者[編集] 鳩山和夫(第6代衆議院議長、正四位勲三等):武蔵国江戸虎門(現・東京都港区虎ノ門)(美作勝山藩(現・真庭市勝山)藩士鳩山十右衛門博房の4男として出生。幼少期に勝山で生活。第52 - 54代首相鳩山一郎の父、第105代外務大臣鳩山威一郎の祖父、第93代首相鳩山由紀夫の

                      • トリチウムと水の理科・社会 【上】 - 児玉一八|論座アーカイブ

                        トリチウムと水の理科・社会 【上】 天然でも人工でも、生成したトリチウムには何の違いもない 児玉一八 核・エネルギー問題情報センター理事 政府は4月13日、多核種除去設備(ALPS)処理水を約2年後に海洋放出する方針を決定した。この処理水には、浄化装置では除去できないトリチウム(水素3、三重水素)が含まれているが、これを含めた放射性核種を規制値(告示濃度比総和1以下)とし、運用目標まで希釈した後に放出するとしている。この問題に関する議論を進めていくためには、「理科」と「社会」の両面からトリチウムについて考える必要がある。(本シリーズは3回連載です) トリチウムとは何か 朝早く起きて飲む、コップ1杯の水は格別である。冷たく透き通ったこの水には、上空でできた天然起源トリチウムが含まれている。その数は、コップ1杯で5千万個ほどになる(*1)。ちなみに、涙1滴にも天然起源のトリチウムが1万4千個ほ

                          トリチウムと水の理科・社会 【上】 - 児玉一八|論座アーカイブ
                        • 第五福竜丸 (09-03-02-16) - ATOMICA -

                          <概要> 静岡県・焼津港所属の遠洋マグロ延縄漁船「第五福竜丸」は、1954年3月1日未明(以下、日本標準時)太平洋マーシャル諸島・ビキニ環礁東方海上160kmの公海で操業中に米国がビキニ環礁で実施した水爆実験による放射性降下物(珊瑚礁が破壊された細かいチリと核分裂生成物を含む白い灰で、通称「死の灰」と呼ばれる)に見舞われ、船もろとも白い灰を被り乗組員23名は高濃度の放射性降下物で汚染した。異常を感じた第五福竜丸乗組員は操業を打ち切り、全速力で焼津港に向かい3月14日に帰港した。この間、乗組員は放射線による火傷、頭痛、吐きけ、眼の痛み、歯茎からの出血、脱毛など急性放射線症状を呈し、帰港後「急性放射線症」と診断されて東京大学附属病院および東京国立第二病院(現在の国立国際医療センター)に入院した。23名の被ばく線量は個人により異なるが全身線量で最低1.7Gy最大6.9Gyと評価された。通信士の久

                          • http://www.mri-jma.go.jp/Dep/ge/2009Artifi_Radio_report/Artificial%20Radionuclides%20in%20the%20Environment%202009.pdf

                            ISSN 1348-9739 Artificial Radionuclides in the Environment 2009 環境における人工放射能の研究 2009 10 Radioactivity deposition (mBq/m ) 6 10 10 10 10 10 10 10 5 Tsukuba Koenji, Tokyo Chernobyl Accident 2 4 3 2 1 Nuclear tests by former USSR, USA, etc. 137 90 0 Cs Nuclear tests by China Sr 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 -1 1955 1960 Year Geochemical Research Department, Me

                            • 皆様

                              以下のような田崎晴明氏の本「やっかいな放射線と向きあって暮らしていくための基礎 知識」についての意見を「物性研究」に投稿し、議論を行おうとしましたが、田崎氏が議 論に応じず、掲載されないことになりました。 同書は放射線被曝を過小に評価しており、政府が帰還して被曝させようとする政策を推 し進めようとしている現在、被曝被害を拡大してしまうことが心配です。私の小論が皆さ んの参考になれば幸いです。 田崎晴明著 「やっかいな放射線と向きあって暮らしていくための基礎知識」 の問題点‐科学的な基礎からの再検討を望む‐ 山田耕作 (kosakuyamada アットマーク yahoo.co.jp) 目次 はじめに 1. 放射線被曝をめぐる争点 2. 子供の甲状腺がんの多発という事実は田崎氏の楽観論を打ち砕いた 3. 田崎氏の著書は時代遅れのICRP勧告を基礎としている 4. 予防原則の無視 5. 最終判断

                              • 平凡社(HeibonSha)/世界教養全集 全34巻 別巻4巻 1960-1963年

                                『世界教養全集1』 Tr:豊川昇 Pb:平凡社(HeibonSha) 1961 「哲学物語」 W・デュラント 『世界教養全集2』 Tr:関根秀雄/他 Pb:平凡社(HeibonSha) 1962 「随想録」 ミッシェル・ド・モンテーニュ(Michel Eyquem de Montaigne)Tr:関根秀雄 「箴言と省察」 ラ・ロシュフコーTr:市原豊太/平岡昇 「パンセ」 ブレーズ・パスカル(Blaise Pascal)Tr:松浪信三郎 「覚書と随想」 サント・ブーヴ(Charles Augustin de Sainte-Beuve)Tr:権守操一 『世界教養全集3』 The Author:倉田百三/他 Pb:平凡社(HeibonSha) 1960 「愛と認識との出発」 倉田百三 「無心ということ」 鈴木大拙 「侏儒の言葉」 芥川龍之介 「人生論ノート」 三木清 「愛の無常について」 亀井

                                • 海の放射能に立ち向かった日本人 ~ビキニ事件と俊鶻丸(しゅんこつまる)~/NHK・ETV特集

                                  2013年9月28日に放送された、NHK・ETV特集「海の放射能に立ち向かった日本人 ~ビキニ事件と俊鶻丸(しゅんこつまる)~」を紹介します。 (所要時間:約59分) この動画を大きい画面で見る 動画の内容 1954年3月1日、アメリカが太平洋ビキニ環礁で行った水爆実験で、日本のマグロはえ縄漁船・第五福竜丸が被ばくしました。被害は水産物にも及び、日本各地の港では放射性物質に汚染されたマグロが相次いで水揚げされます。しかし、核実験を行ったアメリカは、放射性物質は海水で薄まるためすぐに無害になる、と主張しました。 このとき、日本独自に海の放射能汚染の実態を解明しようという一大プロジェクトが始動します。水産庁が呼びかけて、海洋や大気、放射線の分野で活躍する第一線の専門家が結集、「顧問団」と呼ばれる科学者たちのチームが作られました。 そして水爆実験から2か月後、顧問団が選んだ若き科学者22人を乗せ

                                  • Amazon.co.jp: 死の灰と闘う科学者 (岩波新書): 三宅泰雄: 本

                                      Amazon.co.jp: 死の灰と闘う科学者 (岩波新書): 三宅泰雄: 本
                                    • 「風評被害」の社会心理 ―「風評被害」の実態とそのメカニズム―(pdf)

                                      「風評被害」の社会心理 ―「風評被害」の実態とそのメカニズム― 関谷直也 東京大学大学院 人文社会系研究科 社会情報学専門分野 「風評被害」の社会心理 ―「風評被害」の実態とそのメカニズム― 関谷直也 東京大学大学院 人文社会系研究科 社会情報学専門分野 (〒113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学社会情報研究所) 和文要約 本論では、 「風評被害」の実態とその発生メカニズムを論じることに目的がある。 実態を反映させ、定義づけると「風評被害とは、ある事件・事故・環境汚染・災害が大々的に報 道されることによって、本来『安全』とされる食品・商品・土地を人々が危険視し、消費や観光を やめることによって引き起こされる経済的被害」のことである。元々は原子力に限定され用いられ ていた。 概括して、 「風評被害」 は次のような過程を経る。 1] 人々は安全か危険かの判断つかない

                                      • かえれビキニへ 原水爆禁止運動の原点を考える - 磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

                                        『かえれビキニへ 原水爆禁止運動の原点を考える』 三宅泰雄・著/水曜社1984年 原水爆禁止運動は生活や生命にかかわることなので、起きた運動ですね。それをイデオロギーの問題にすりかえてしまった人たちがいるとボクも思います……。 帯に書かれてあります。下「」引用。 「名著として定評のある岩波新書『死の灰と闘う科学者』を大幅に増補・改訂した上、新しく原水爆禁止運動の30年について書き下ろし、つけ加えた。 今日の原水爆禁止運動に鋭く問題を提起。」 世界平和協議会というのがあるという。下「」引用。 「国外でも、日本の原水爆禁止署名運動に呼応して、世界平和協議会が「原子戦争準備反対の訴え」(ウィーン・アピール)を出し、全世界で実に六億人にのぼる署名を得ました。」 第五福竜丸の医師団。下「」引用。 「三月一七日、東京大学医学部の中泉正徳(まさのり)教授、筧弘毅(こうき)講師(放射線科)、三好和夫(内科

                                          かえれビキニへ 原水爆禁止運動の原点を考える - 磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]
                                        • ノーベル賞で辿る医学の歴史~第8回 生命の基本システム~オートファジーの発見|医師のキャリア情報サイト【エピロギ】

                                          2016.12.09 「その前年に人類のために最大の貢献をした人たちに、賞の形で分配されるものとする。」 アルフレッド・バルンハート・ノーベルの遺言によって創設されたノーベル賞。その一分野である医学・生理学賞の受賞を振り返ると、人類と病の闘いの歴史であることがわかります。 いまでは当然と思われている医学の常識が成立するまでに、研究者たちは多くの困難を乗り越えてきました。 前回は2016年のノーベル賞受賞速報として、「【番外編】大隅良典氏、『オートファジー』でノーベル医学・生理学賞を受賞」をお送りしました。今回はそのオートファジー研究の歴史を紐解き、大隅良典氏の功績を紹介します。 「オートファジー」の生まれはイギリス ノーベル医学・生理学賞の受賞により一気にその名が知れ渡ることとなったオートファジー。その存在は、1960年代から主に科学者の間で認識されていました。 「オートファジー」という言

                                            ノーベル賞で辿る医学の歴史~第8回 生命の基本システム~オートファジーの発見|医師のキャリア情報サイト【エピロギ】
                                          • ストロンチウム90 - Wikipedia

                                            235Uの核分裂により直接生成する90Srの核分裂収率は0.074%に過ぎないが、他に質量数90の生成物としては90Kr(半減期32.3秒)が核分裂収率4.4%と最も多く生成し、次いで90Rb-m(0.71%、半減期4.3分)、90Br(0.55%、半減期1.9秒)、90Rb(0.21%、半減期2.6分)などがあり、これら質量数90の短寿命の核種がβ崩壊して、90Srを生成する[5]。 核分裂により89Srも同程度生成し、これはより強いβ崩壊エネルギー1496.866±2.145 keVを持ち放射能強度もはるかに高いが、半減期が50.53日と短くより短期間で消滅して安定な89Yとなる[6]。 1954年にビキニ環礁で行われた水爆実験では多量の放射能が放出され、130km以上離れた場所で操業していた第五福竜丸が死の灰を浴び、乗組員や水揚げされたマグロから検出されたストロンチウム90が脚光を浴

                                            • 三宅泰雄著 「死の灰と闘う科学者」   10月27日  - 暖かさと希望を届けたい

                                              9月28日のNHKEテレで放送された「海の放射能に立ち向かった日本人~ビキニ事件と俊鶻丸~」を見て、現実に進んでいる東電福島第一原発の危機的状況と重ね合わせ大変感銘をうけました。 放送の中に出てきた三宅泰雄さんの名前に、わずかに記憶があるような気はするのですが、どういう人だったのだろうかと関心がわきました。それで、「三宅泰雄著=死の灰と闘う科学者」を読んでみようと思い立ち購入し、10月11日~27日までかけて読み切りました。 読んで大変感銘を受け、いろいろなことを考えさせられました。 この本を多くの人にぜひ読んでほしいと思いました。 1954年3月、ビキニ環礁のアメリカの水爆実験で、第五福竜丸が被ばくし、9月には久保山愛吉さんが亡くなりました。この本では1950年代の日本と世界の動きもやさしく、ていねいに書かれていて、科学者はどうあるべきかを原点から繰り返し書かれています。わたしのような素

                                                三宅泰雄著 「死の灰と闘う科学者」   10月27日  - 暖かさと希望を届けたい
                                              • 『猿橋勝子という生き方』 | 大隅典子の仙台通信

                                                京都までの新幹線の中で、岩波科学ライブラリーの近著『猿橋勝子という生き方』(米沢富美子著)を読みました。 プロローグは1954年3月1日のビキニ諸島沖で行われた米国による水爆実験のことから始まります。 広島・長崎の原爆の影に隠れ、第五福竜丸の船員達が第三の被爆を受けたことが取り上げられるのは、さほど多くありません。 この悲劇がいったい、どのように猿橋先生と関係するのだろうと思って読み進むと、いわゆる「死の灰」の成分を分析されたり、水爆実験による海水の放射能汚染について、米国側が主張していたものよりもはるかに酷い状況であるというデータを出されたのが猿橋先生だったのでした。 2007年に亡くなられた猿橋先生のお名前は、小さな時から母を通じて聞いていましたし、お名前を冠した「猿橋賞」は女性科学者に与えられる賞として30年弱の間にすっかり定着してきましたから(私たちの世代では数学科の友人K先生や、

                                                  『猿橋勝子という生き方』 | 大隅典子の仙台通信
                                                • NHK【ETV特集】【アンコール】海の放射能に立ち向かった日本人 ~ビキニ事件と俊鶻丸~(2013年9月28日(土)放送) 2014年2/1(土)夜11時、再放送:2014年2/8(土)午前0時45分(金曜深夜)

                                                  2014年2月1日(土) 夜11時 【再放送】2014年2月8日(土)午前0時45分 ※金曜日深夜 【アンコール】 海の放射能に立ち向かった日本人 ~ビキニ事件と俊鶻丸(しゅんこつまる)~ (2013年9月28日(土)放送) 1954年3月1日、アメリカが太平洋ビキニ環礁で行った水爆実験で、日本のマグロはえ縄漁船・第五福竜丸が被ばくしました。被害は水産物にも及び、日本各地の港では放射性物質に汚染されたマグロが相次いで水揚げされます。しかし、核実験を行ったアメリカは、放射性物質は海水で薄まるためすぐに無害になる、と主張しました。 このとき、日本独自に海の放射能汚染の実態を解明しようという一大プロジェクトが始動します。水産庁が呼びかけて、海洋や大気、放射線の分野で活躍する第一線の専門家が結集、「顧問団」と呼ばれる科学者たちのチームが作られました。 そして水爆実験から2か月後、顧問団が選んだ若き

                                                  • 科学技術館メールマガジン・科学の本の紹介index

                                                    科学の本の紹介index 『科学技術館メールマガジン』バックナンバーはこちら 『科学技術館メールマガジン』配信登録はこちら 号数発行日月のテーマタイトル著者出版社 第23号 2005年4月6日 身近な生きものとふれあう ミミズのふしぎ 皆越ようせい 写真・文 ポプラ社 第24号 2005年4月13日 ガンバレ!!まけるな!!ナメクジくん 三輪一雄 作・絵 偕成社 第25号 2005年4月20日 オタマジャクシの尾はどこへきえた 子どもたのしいかがく 山本かずとし 文 畑中富美子 え 大日本図書 第26号 2005年4月27日 ザリガニのかいかた そだてかた 小宮輝之 文 浅井粂男 絵 岩崎書店 第27号 2005年5月4日 ものをつくる クジラにいどむ船-ラマレラ・生命の物語- 小島曠太郎 えがみともこ ポプラ社 第28号 2005年5月11日 地球生活記 世界ぐるりと家めぐり 小松義夫

                                                    • aサロン(記者ブログ)_科学面にようこそ_放射線測定 ビキニ契機

                                                      ★「科学面にようこそ」の全バックナンバーへ   ★アスパラクラブ内のブログ一覧へ 朝日新聞科学面のトップ記事と取材後記をご紹介しています。原則、月曜朝刊記事→水曜、木曜朝刊記事→土曜に掲載します。 東京電力福島第一原子力発電所の事故で環境の放射能監視の重要度が増している。多くの人が健康への影響を警戒し、大気や土壌、海水、食物などの測定値に注目する毎日だ。こうした環境放射能のモニタリングの始まりは、57年前のビキニ水爆実験がきっかけだった ◇猿橋さん 地球規模の汚染示す 「女性科学者に明るい未来をの会」が4月に開いた今年度の猿橋賞の受賞者発表会見。会長で物理学者の米沢富美子さん(72)は、あいさつで言った。 「大変な時に晴れがましい場がふさわしいのか悩んだ。それでも、先生の業績を思い返すと、やるべきだと判断した」 賞を創設した猿橋勝子さん(1920~2007)が、打ち込んだ研究こそ、環境放射

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