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大谷翔平
www.mri-jma.go.jp
雲科学・気象学の教材として利用できそうな解説資料,空・雲・雪などの観察方法の解説,オンラインの記事,講演会の映像,関連する資料等を掲載しています.広く一般向けの情報のほか,子ども向け,中高生向け,気象キャスター等の解説者向け,自治体防災担当者向けの情報等があります.在宅での気象学の学習などにご活用ください. コンテンツ
TOP > トピックス > シチズンサイエンスによる高密度雪結晶観測の試み~市民の協力で得られた雪結晶ビッグデータで雪雲を読み解く~ 発表日 平成30年3月22日 概要 首都圏の降雪現象の実態把握を目的に、スマートフォンとソーシャル・ネットワーキング・サービス等を組み合わせたごく簡易な雪結晶観測・データ収集手法を確立し、シチズンサイエンス(市民参加型の研究)による雪結晶観測を実施しました。これにより2016~2017年冬季に1万枚以上の雪結晶観測データを収集でき、これまでにない高密度な雪結晶観測が実現され、首都圏の降雪現象における雪雲の動態を解析することができました。この研究成果は3月15日付で科学誌「雪氷」に掲載されました。 発表論文 荒木健太郎, 2018: シチズンサイエンスによる超高密度雪結晶観測「#関東雪結晶 プロジェクト」. 雪氷, 80, 115-129. 資料全文 シチズン
気象研究所では、スーパーコンピュータシステムを使い、台風・集中豪雨、地震・火山・津波等による災害の軽減や、地球温暖化、気候変動の解明に向けた研究を進めています。
気象研究所では、1954年以来、50年以上にわたり大気及び海洋の環境放射能の研究を実施して参りました。その研究成果を、関係省庁の担当者の方々及び大学や試験研究機関の研究者の方々に広く周知させていただくために、「環境における人工放射能の研究」と題した論文集を発刊して参りました。本論文集「環境における人工放射能の研究2011」は、この二年のあいだに出版された論文(主に英語論文)を、過去から現在までの成果と最近のトピックスに関するテーマ毎に分類し、各テーマの冒頭に簡単な日本語の解説を加えて、一冊にまとめたものです。 50 年以上にわたり継続的に続けられた環境放射能研究は、1950 年代から1960 年代にかけて行われた原水爆実験や、1986 年の旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所事故など、その時代時代の人工放射性核種の放出に伴う大気環境への長期間に及ぶ影響を明らかにしてきました。そして、今新たに
旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所事故により放出された放射能は地球規模で環境汚染を引き起こした。現在、原子力 発電所並びに関連施設は世界的に増加・拡大の傾向にあり、旧動燃アスファルト固化施設火災爆発事故やJCO臨界事故に 見られるように、事故等により大気中へ放射性物質が放出される可能性が懸念されている。また核実験についても依然として 懸念がある。 大気中に放出された放射能は、人間環境に直接・間接に影響を及ぼすことが予想される。そこで、大気中の放射能レベルを 把握するため、国内の複数地点において降下物の人工放射能を測定し、この測定結果をもとに、大気環境における放射性 物質の長期的動態の把握と、近年主要なプロセスとなっている再浮遊について解明することを目的とする。 重要な粒子状中長半減期人工放射性核種(90Sr、137Cs、Pu同位体)に注目して観測を継続し、地球環境に大規模に放出 された放射
※グラフ・動画をご覧になる前に ここで示す放射性物質の移流拡散は、地表面や海面への沈着(大気からの除去)を考慮しないなど様々な仮定に基くシミュレーションであることに注意してください。 気象庁気象研究所(茨城県つくば市)では、文部科学省の放射能調査研究費(平成22年度)により、大気試料の採取及び試料中の放射能の分析を行っています。 下図上段は、3月の福島第一原発事故の発生に伴う、つくばにおける各ガンマ線放出核種の濃度の変動です。2つのピークは、事故に伴い大気中に放出された放射性物質が風により運ばれたものと考えられます。 この2つのピークがどのように生じたかを調べるために、移流拡散モデルを用いてヨウ素131を仮定した大気拡散シミュレーションを行いました。その結果、2つのピークは、シミュレーションにおいて福島第一原発から放射性物質が移流拡散されたタイミングと一致していることが分かりました。この
ISSN 1348-9739 Artificial Radionuclides in the Environment 2009 環境における人工放射能の研究 2009 10 Radioactivity deposition (mBq/m ) 6 10 10 10 10 10 10 10 5 Tsukuba Koenji, Tokyo Chernobyl Accident 2 4 3 2 1 Nuclear tests by former USSR, USA, etc. 137 90 0 Cs Nuclear tests by China Sr 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 -1 1955 1960 Year Geochemical Research Department, Me
Artificial Radionuclides in the Environment 2007 Geochemical Research Department, Meteorological Research Institute, JAPAN ISSN 1348-9739, Dec. 2007 気象研究所では、大気圏での人工放射性核種の濃度変動の実態とその変動要因を明らかにすべく、1954年4月に放射性降下物(いわゆるフォールアウト)の全βの観測を開始した。核種分析は1957年に始まり、以降現在に至るまで50年間途切れることなく継続されている。特に気象研究所での観測値は、現在でも検出限界以下とすることなく必ず数値化されている。この時系列データは、ハワイマウナロアにおける二酸化炭素の時系列データ同様、地球環境に人工的に汚染物質を付加した場合、汚染物質がどのような環境動態をとるのかを如実
Artificial Radionuclides in the Environment 2007 ISSN 1348-9739 気象研究所地球化学研究部では、1954年以来、環境放射能の観測・測定法の開発、放射能汚染の実態の把握、大気や海洋における物質輸送解明のトレーサーとしての利用を目的として環境放射能の研究を実施してきた。1957年以降、原子力及び放射能に関する行政は旧科学技術庁(現在は文部科学省)が所管することとなり、各省庁がそれぞれの所掌で実施してきた環境放射能調査研究関連業務は放射能調査研究費によって統一的に実施することとなった。気象研究所地球化学研究部では、環境中の人工放射性核種の分布とその挙動を50年以上にわたって観測・研究してきた。このような長期にわたる観測・研究の結果、環境放射能について世界的に他に類を見ない貴重な時系列データを内外に提供すると共に、様々な気象学・海洋学
Artificial Radionuclides in the Environment 2007 Geochemical Research Department, Meteorological Research Institute, JAPAN ISSN 1348-9739, Dec. 2007
8.大気降下物及び海水中のプルトニウム 気象研究所の大気降下物及び海水中のプルトニウムの研究は、137Csや90Srと比べてやや遅れて開始された。ただし、天然のα線放出核種(U、Th同位体)の研究は1960年代の初めに開始されているので、α線測定の技術的研究は1960年代に始まっている。大気降下物及び海水中のプルトニウムに関する気象研究所の研究成果は、1968年に初めて公表されている。 大気降下物のプルトニウムの研究については、1964年に238Puを含む燃料電池を搭載した米国の人工衛星が打上に失敗し、上層大気圏で燃焼し、238Puを大気中に放出した事故を契機として始まった。気象研究所でも1967年には、衛星事故に由来する238Puを降下物試料中に検出し、その結果を報告している。239,240Pu降下量については、1958年3月より今回まで測定結果があるが、世界的にも最も長い記録である。な
Artificial Radionuclides in the Environment 2007 Geochemical Research Department, Meteorological Research Institute, JAPAN ISSN 1348-9739, Dec. 2007 プルトニウムは放射能毒性などが高く半減期も長いため、環境で監視が必要な人工放射性核種である。気象研究所の大気降下物及び海水中のプルトニウムの研究は、137Csや90Srと比べてやや遅れて開始された。ただし、天然のα線放出核種(U、Th同位体)の研究は1960年代の初めに開始されているので、人工α線放出核種測定の技術的研究も1960年代に始まっている。大気降下物及び海水中のプルトニウムに関する気象研究所の研究成果は、1968年に初めて公表された。 大気降下物のプルトニウムの研究については、196
9.1986年チェルノブイリ原子力発電所事故及び 1997年動燃東海事故由来の放射性核種の輸送 代表的な原子炉事故として、1957年の英国のウィンズケール原子力発電所(Stewart et. al., 1958)、1979年の米国のスリーマイルアイランド原子力発電所及び1986年の旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所を挙げることができる。大気圏核実験とは異なる放射能の大気中への放出過程の中で、規模が最も大きく、しかも詳細な研究が行われたはチェルノブイリ発電所事故である。 1986年4月26日、旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所で深刻な事故が起こり、多量の放射性物質が大気中に放出された。放射性物質の放出は5月5日まで続いた。この間に約1850PBq(50MCi)の希ガスと同量の放射能が放出されたと推定されている。 気象研究所においても、チェルノブイリ原子力発電所由来の放射能の詳
Artificial Radionuclides in the Environment 2007 Geochemical Research Department, Meteorological Research Institute, JAPAN ISSN 1348-9739, Dec. 2007 気象研究所地球化学研究部では、1950年代後期から40年以上の期間にわたり大気圏での人工放射性核種の濃度変動の実態とその変動要因を明らかにすべく、環境影響の大きい重要な核種について観測を継続してきた。特に人工放射能の月間降下量(90Srおよび137Cs)の長期観測結果は2007年の4月で満50年となる(Fig. 1)。本章では半世紀に亘る研究を概観する。 研究の進展と核実験や原子力施設の展開とを考慮しつつ、時代を区分した。1)1950年代の黎明期、2)1960年代の米ソなどの大型核実験期および
European Standards For Writing and Documenting Exchangeable Fortran 90 Code --- Version 1.1 の日本語訳 原著者 : Phillip Andrews (UKMO), Gerard Cats (KNMI/HIRLAM), David Dent (ECMWF), Michael Gertz (DWD), Jean Louis Ricard (Meteo France) 訳者 : 保坂征宏、吉村裕正(いずれも気象研気候) 注意。 訳上の注意 centre --- 機関と訳した。各国の気象局を意味すると思われる。 訳者コメントは [ ] で囲った。 配列 array で、type --- 型と訳した、shape --- 形状と訳した space --- メモリ空間と訳した 履歴 99/04/19 --- 訳の
気象研究所気候研究部編集による地球温暖化の基礎知識
Aug. 2008 The 4th Laboratory Climate Research Department Copyright(C) 2008 Meteorological Research Institute. All Rights Reserved.
ONLINE ISSN:2189-8871 PRINT ISSN:0386-4049(第72号まで) [English] 号数 タイトル DOI
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Fortran 標準コーディングルール 2005年12月1日改訂 目次 1.はじめに 2.スタイルルール(推奨リスト) 3.Fortran90の機能を生かして 4.禁止事項 5.現段階では規定していないが重要なもの 付録 気象予報モデル・データ同化プログラムのためのコメント 参考文献 変更履歴 1.はじめに ヨーロッパや米国の気象機関では、プログラムのソースコードを理解しやすく 管理しやすいものにし、またソースコードの交換を容易にするため、プログラミ ングルールが作成されている。日本でもこれらを参考にして、気象庁数値予報課 と気象研究所気候研究部・予報研究部が中心となって日本版標準コーディングル ールを作成している。その目的は、プログラミング・スタイルを統一することに より、可読性と移植性を高め、維持管理を容易にすることである。この目的に賛 同する開発担当者は、このルールに従いプログラムを
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