夢のバトンをつないできた卓球ニッポン。 北京オリンピックを観戦した15歳の石川佳純は4年後、ロンドンオリンピックのコートに立つ。 すると今度はその姿を伊藤美誠とさ平野美宇が見つめ、去年の東京オリンピックではその3人がそろって代表に。 そのバトンを次に受け継ぐのは? 小西紅偉、9歳。 父は全日本選手権シングルス2連覇('05年、'06年)、世界卓球2010団体銅メダルの吉田(小西)海偉。 母はシドニーオリンピック・ベスト16、全日本選手権ダブルス3連覇('03年~'05年)の小西杏という両親ともにトップ選手のサラブレッド。 去年その実力は証明される。全農杯全日本選手権、小学3、4年生が戦うバンビの部で、3年生ながら3位に入った。夢を追いかける彼女をカメラは追った。 朝起きると、すぐに練習。この時間は一人で黙々と、サーブ練習。 小西紅偉は埼玉県戸田市公立小学校の4年生。 卓球場の外にいるときち