鬼滅の刃、最終巻発売ということで書いておこうかと。 っていうかまた入手困難っぽいなあ。買えるといいけど。 まだ映画には行けてないんだけど、コミックはまとめて読み返してみた。 挟まってたオビにアニメ化直前!とあって、 これ買った頃はこんな大ヒットになるとは露ほども思わなかったと感慨深しw しかし、改めて読み返しても、なんでここまでの大ヒットになったのかは謎だ。 キャラの造詣はいいし、人間観察が卓越してる。独特の絵は大正時代っていう雰囲気と合ってて、様々な対比の構図があって、時々ハッとするような優れた言葉がある。 いい物語だとは思うし、アニメの映像美も素晴らしかった。 でも全体として、どうにも暗い話だなと思う。 舞台は主に夜で、隊服も真っ黒で、画面が重い。 アニメ一話の、雪に閉ざされた寒々しさの印象が作品を貫いている気がする。 次々に人が死ぬし、元は人である鬼の首が飛ぶ。 推しが容赦なく死んで