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  • 熱中症から高齢者を守ろう! 大切な家族を熱中症から守る方法 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

    こんにちは川本健太郎です。 当ブログは、16歳の時に病気で右足義足になった私が作業療法士の道を選び、臨床・教育・研究の場面で約20年近く実践してきた経験を通じて、障害のある人が、人生をより豊かにする方法があることを知ってもらい、そのお役に立ちたい。障害の有無に関係なく、長く仕事を続ける、あるいはステップアップするための工夫の仕方を知ってもらいたい。 との目的で運営されています。 管理人のプロフィールはこちら ↓ ↓ ↓ プロフィール Follow @KentaroKawamoto

      熱中症から高齢者を守ろう! 大切な家族を熱中症から守る方法 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
    • 新米小坊主の小話 お大師さまが説く病気の原因と治療法とは - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

      前回のブログでは、お釈迦さまの時代をはじめとする古(いにしえ)より、仏教と医療は切っても切れない関係にあり、そして日本においても、江戸時代の末くらいまでは、僧侶の『僧』と医療の『医』と書く 僧医(そうい) と呼ばれる人たちが当たり前におられたことをお伝えしました。 ↓  ↓  ↓ リンク:お釈迦さまの時代の医療と仏教 お大師さまは1200年あまり前に中国の唐から密教を日本に持ち帰って広めたことで知られていますが、密教以外にも当時の最先端の文化や土木技術なども学んで帰られています。 その中で、お大師さまは 医療 に関する最新の知見を密教との関係も含めて説いておられます。 お大師さまは、病気の原因について大きく分けて二つあると説かれています。 身体の病 こころの病 の二つのことです。 身体の病に関しては 適切な診断と薬の処方があれば治る とお大師さまは言われており、これは現代医学でも同じことが

        新米小坊主の小話 お大師さまが説く病気の原因と治療法とは - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
      • 【一期一会】忘れたいこと、忘れたくないこと - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

        「あんたぁ、ええ男じゃね。うちの孫をもらってくれんかね?」 セツさんの家に訪問するたびに言われることです。 私が既婚者であることを毎回お伝えしても 「そうなんじゃね。でもうちの孫は器量もええし、あんたにお似合いなんじゃがね。」 そう言って、お孫さんと一緒に写った写真を嬉しそうに見せてくれるのです。 セツさんは92歳の女性で認知症の症状があり、足腰も随分と不自由になっているのですが、息子さん夫婦と同居することを断り、ヘルパーさんや訪問看護師の支援を受けながら住み慣れた家でお一人で暮らしています。 戦争でご主人を亡くされてから、女手一つで2人の息子さんと1人の娘さんを育て上げた方でもあります。 セツさんの口癖は 「1人の方が安気(あんき=気軽)なよ。息子んとこ行くと、ほれ、嫁にも気ぃ遣うけんね。」 であり、と同居を勧める息子さんの話には耳も傾けません。 でも、お孫さんのことは大好きであり、また

          【一期一会】忘れたいこと、忘れたくないこと - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
        • いざという時に覚えておきたい胸骨圧迫とAED - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

          こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 生活しているといつどこで何が起きるかわかりません。 シリーズ『救命救急』では、いざという時のために、日頃から必要な知識や技術を学んでおくことは大切であり あなたのその行動で助かる命がたくさんある ということをお伝えしましています。 今回は救命救急シリーズの第3回目として『いざという時のために覚えておきたい胸骨圧迫とAED』というタイトルで、一次救命処置の要(かなめ)である胸骨圧迫とAEDについてお伝えします。 前回のブログでは、意識と呼吸についてお伝えするとともに 死戦期呼吸 のことも取り上げました。 この死戦期呼吸に関しては、復習も兼ねて今回のブログ内でも今一度動画を確認していただき 意識や呼吸の判断に迷った時には胸骨圧迫とAEDの使用 ということを繰り返し頭の中に入れておいてください。

            いざという時に覚えておきたい胸骨圧迫とAED - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
          • 竹林 崇@脳卒中リハの専門家, 作業療法士, PhD(医学) on Twitter: "一般の方にも知って頂きたい事。障がい等で片手が使えない場合、動き易い手側の袖のカフスボタンがとめれません。これが理由で仕事でシャツを着るのを諦めた当事者さんも多くおられます。そこで作業療法士の友人が片手でできる道具を考えました。試… https://t.co/b9IBBb6xyE"

            一般の方にも知って頂きたい事。障がい等で片手が使えない場合、動き易い手側の袖のカフスボタンがとめれません。これが理由で仕事でシャツを着るのを諦めた当事者さんも多くおられます。そこで作業療法士の友人が片手でできる道具を考えました。試… https://t.co/b9IBBb6xyE

              竹林 崇@脳卒中リハの専門家, 作業療法士, PhD(医学) on Twitter: "一般の方にも知って頂きたい事。障がい等で片手が使えない場合、動き易い手側の袖のカフスボタンがとめれません。これが理由で仕事でシャツを着るのを諦めた当事者さんも多くおられます。そこで作業療法士の友人が片手でできる道具を考えました。試… https://t.co/b9IBBb6xyE"
            • 【一期一会】訪問看護で困る◯◯◯問題 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

              こんにちは川本健太郎です。 当ブログは、16歳の時に病気で右足義足になった私が作業療法士の道を選び、臨床・教育・研究の場面で約20年近く実践してきた経験を通じて、障害のある人が、人生をより豊かにする方法があることを知ってもらい、そのお役に立ちたい。障害の有無に関係なく、長く仕事を続ける、あるいはステップアップするための工夫の仕方を知ってもらいたい。 との目的で運営されています。 管理人のプロフィールはこちら ↓ ↓ ↓ プロフィール Follow @KentaroKawamoto

                【一期一会】訪問看護で困る◯◯◯問題 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
              • 【心と体の健康】免疫力を上げる!|あなたの免疫力の状態をチェック - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 新型コロナウイルス、インフルエンザ、一般的な風邪などの感染症をはじめ、私たちは一生のうちに何度か病気にかかりますよね。 症状の軽いものから、症状の重いもの、癌などの悪性新生物・上皮内新生物といった命に関わるものまで、一言で病気と言ってもその発症条件や症状はたくさんあります。 でも、こうした病気は不思議なことに、同じような環境にいても かかりやすい人 かかりにくい人 がいることも事実です。 そこで注目されるのが、人の体に備わっている 免疫力 です。 免疫力が高ければ、それだけ病気にかかりにくい体になりますし、逆に免疫力が低ければ、病気にかかりやすくなってしまいます。 今回からの新シリーズ『免疫力』では、免疫力に関するさまざまなお話をお伝えしたいと思います。 今回は『あなたの免疫力の状態をチェッ

                  【心と体の健康】免疫力を上げる!|あなたの免疫力の状態をチェック - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                • 『終活』で揺れるお墓のあり方 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                  こんにちは川本健太郎です。 当ブログは、16歳の時に病気で右足義足になった私が作業療法士の道を選び、臨床・教育・研究の場面で約20年近く実践してきた経験を通じて、障害のある人が、人生をより豊かにする方法があることを知ってもらい、そのお役に立ちたい。障害の有無に関係なく、長く仕事を続ける、あるいはステップアップするための工夫の仕方を知ってもらいたい。 との目的で運営されています。 管理人のプロフィールはこちら ↓ ↓ ↓ プロフィール Follow @KentaroKawamoto

                    『終活』で揺れるお墓のあり方 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                  • 突然目の前で人が倒れたら!? 知っておきたい救命の基礎 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                    こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 熱中症の記事でも取り上げましたが、生活しているといつどこで何が起きるかわかりません。 あなたの目の前でいきなり人が倒れていたら、もしくは倒れている人を見かけたらどうしますか? 「え〜・・・・どうしようどうしよう」 (((( ;゚д゚)))アワワワワ とパニックになるのは当たり前です。 でも、もし少しでも対応方法が分かっていれば、周りの人にも協力をしてもらって倒れている人を助けることができると思います。 そこで今回は『知っておきたい救命の基礎』について、できるだけ分かりやすくお伝えしようと思います。 いざという時のために、日頃から必要な知識や技術を学んでおくことは大切ですし あなたのその行動で助かる命がたくさんある ということも覚えておいてください。 私たちでもできる救命の対応 人間は生命維持

                      突然目の前で人が倒れたら!? 知っておきたい救命の基礎 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                    • 新米小坊主の小話 戦国時代に活躍した名僧 太原雪斎 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                      これから夏に向けて寒暖差の激しい日が続きます。 そんな中で見落としてはいけないのが 熱中症 です。 これからの季節、暑い日だけではなく、寒暖の差が激しくなる時期だからこそ気をつけて欲しい熱中症について、予防と対策について丸わかりできるお話をしています。 こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 今日は、高野山真言宗 僧侶の川本祐道(ゆうどう)として、仏教に関するちょっとした小話(こばなし)をします。 今回はいつもよりボリュームがありますが、基本的にはサクッと読めるように心がけていますので、お気軽に読んでみてください。 (*´▽`)ノノ その智謀は神の如しと評された 太原雪斎 戦国時代にはさまざまな武将が活躍し、その中でも 軍師(ぐんし) の存在は家の存亡にも関わることでもあったため、戦国大名はこぞって優秀な軍師を求めました。 ↓ ↓ ↓ 戦国大名に仕えた人の中で、僧侶という立場をその

                        新米小坊主の小話 戦国時代に活躍した名僧 太原雪斎 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                      • 【心と体の健康】かかりつけ医をもったほうがよい6つの理由 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                        こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 皆さんは『かかりつけ医』を決めていますか? 元気だと思っていても、急に体調が悪くなることは誰にでも起こることです。 そんな時に、相談できるお医者さんがいると、とても安心できますよね。 今日は『かかりつけ医』をもったほうがよい6つの理由についてお伝えしたいと思います。 また、皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。 ↓ ↓ ↓ お問い合わせ ☆ヾ(´∀`)(´∀`)ノ☆ 何故かかりつけ医が必要なのか 歳を重ねるにつれて、今までできていたことができなくなったり、体のあちこちに色々な症状が出てきたりすると、誰でも不安になります。 特に高齢者は、いくつかの病気を併せ持ってる場合が多いので、さまざまな症状が一度に現れやすいのもさらに大きな不安に

                          【心と体の健康】かかりつけ医をもったほうがよい6つの理由 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                        • 【仕事・人間関係】相手から信頼されるためのたった3つの方法 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                          とかく私たちは自分のことを理解してもらいたいと願う傾向にありますが、それは相手も同じであり、お互いがお互いに自己主張ばかりをしていては信頼関係はいつまで経っても形成されません。 過去のブログ記事でも自己主張の注意点について書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。 ↓ ↓ ↓ そして相手を理解するために欠かせないのが 思いやりの心 (ㅅ´ ˘ `)♡ です。 思いやりを欠いた状態では、いくら相手を理解しようとしても、その心が相手に伝わることなく、却ってお互いの関係が悪化してしまいます。 『7つの習慣』の著書の中で、コヴィー博士はこの思いやりの心を欠いた状態をこのように表現しています。 私があなたに日頃から無礼をはたらいたり、見下したり、あなたの話の途中で口を挟んだり、あなたの行動に過剰反応して騒ぎ立てたり、無視したり、気まぐれな態度をとったり、あなたの信頼を裏切ったり、脅したり、あな

                            【仕事・人間関係】相手から信頼されるためのたった3つの方法 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                          • 新米小坊主の小話 たくさん集めてたくさんの人に分かつことの大切さ - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                            こんにちは川本健太郎です。 当ブログは、16歳の時に病気で右足義足になった私が作業療法士の道を選び、臨床・教育・研究の場面で約20年近く実践してきた経験を通じて、障害のある人が、人生をより豊かにする方法があることを知ってもらい、そのお役に立ちたい。障害の有無に関係なく、長く仕事を続ける、あるいはステップアップするための工夫の仕方を知ってもらいたい。 との目的で運営されています。 管理人のプロフィールはこちら ↓ ↓ ↓ プロフィール Follow @KentaroKawamoto

                              新米小坊主の小話 たくさん集めてたくさんの人に分かつことの大切さ - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                            • 【心と体の健康】体の冷えは免疫力低下につながる|年間を通して体の冷えを予防しましょう! - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                              こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 シリーズ『免疫力』、第7回目の今日は免疫力低下につながる 体の冷えを予防すること についてお伝えします。 できるだけ分かりやすい説明を心がけていますが、もしご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。 ↓ ↓ ↓ お問い合わせ ☆ヾ(´∀`)(´∀`)ノ☆ 体の冷えと免疫力との関係 体を冷やしてしまうと、免疫細胞の要(かなめ)として、たびたびこのブログにも登場している ナチュラルキラー細胞(NK細胞) の働きが著しく低下してしまい 感染症にかかりやすくなってしまう と言われています。 ナチュラルキラー細胞(NK細胞)は 36.5℃以上で活性化する とも言われているので、体が冷えてしまうとナチュラルキラー細胞(NK細胞)の働きが弱くなってしまいます。 また、お腹の冷えは腸の働き

                                【心と体の健康】体の冷えは免疫力低下につながる|年間を通して体の冷えを予防しましょう! - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                              • 熱中症対処の基本と重症度分類を知っておこう! - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 熱中症への対応を本格的に行わなければならない季節になり、このブログでもシリーズで『熱中症』について扱っています。 今回は、『熱中症対処の基本と重症度分類を知っておこう!』というタイトルで、過去のブログの復習も含めて、熱中症の重症度分類とその対処法についてお伝えします。 熱中症対処に関しては、何度も繰り返し見返すことで 何かあった時にすぐに対応できる ようにしておくことがとても重要なので、私自身も周りの人に繰り返しお伝えするようにしています。 過去のブログの復習も交えて、熱中症対処の基本をお伝えします。 自分が具合が悪くなった場合はもちろんのことですが、具合が悪そうな人を見かけた時には次の3つのことは必ず行って欲しいことです。 1.声かけをする 具合が悪そうな人がいたら 「どうしましたか?」

                                  熱中症対処の基本と重症度分類を知っておこう! - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                • 『終活』の準備から取り組みまでこの記事一つで丸わかり! - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                  こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 このページでは、これまでにお伝えしてきた『終活』に関するための記事をまとめたページになります。 今の時代、いつどこで何が起こるか予想がつかないことばかりです。 できれば避けたい人生の最期かもしれませんが、それをマイナスに捉えるのではなく 自分の心構えを知っておいて欲しい その日が来るまでに自分の人生をしっかりと楽しみたい 家族へきちんと自分のメッセージを伝えておきたい と考えることができるのであれば、『終活』は決してマイナスのことではなく 今をどう生きるか に繋がってくると思います。 この『終活』シリーズは『終活』に関して少しでも気になる方には是非とも見ていただきたい内容となっています。 目次からお好きなページへ飛び、御覧ください。 記事のアイキャッチ画像をクリックしていただいても、「↓ ↓ ↓」の下の概要欄をクリックしていただいても目的の記

                                    『終活』の準備から取り組みまでこの記事一つで丸わかり! - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                  • 新米小坊主の小話 三鈷杵の意味と祈りの力 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                    お大師さまが高野山を修行の場として決めたきっかけの一つとして 三鈷杵(さんこしょ) という密教で用いる法具があったことは過去のブログでお伝えしました。 ↓ ↓ ↓ 三鈷杵の起源は古代インドの武器で、両端が三叉(みつまた)の鉾(ほこ)になっていたものだと言われています。 これが中央の鉾を中心にして内側に向かった形となり、武器から 仏さまの心(=菩提心:ぼだいしん) を表す祈りの法具になったのが三鈷杵です。 鉾はそもそも両刃の剣に長い柄をつけた武器であり、鉾の先が外を向いている限りは争いのもとになりますが、自分自身の内なる邪(よこしま)な心や妬み・嫉妬などの心と戦い、人々の願いのために使うものであれば、それは仏さまの心、すなわち 利他の心 を象徴するものになります。 三鈷のほかに、密教では両端が一本の鉾となっている 独鈷杵(どっこしょ) 両端が五叉になっている 五鈷杵(ごこしょ) 五鈷に鈴がつ

                                      新米小坊主の小話 三鈷杵の意味と祈りの力 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                    • 新米小坊主の小話 祇園精舎の鐘の声は○○だった? - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                      皆さんも国語や歴史の授業でなんとなく学んだことのある 平家物語(へいけものがたり) には、とても有名な一節があります。 祇園精舎の鐘の聲(声)、諸行無常の響あり ぎおんしょうじゃのかねのこえ、しょぎょうむじょうのひびきあり という部分は、国語や歴史や仏教にあまり詳しくなくても、どこかで耳にしたことがあると思います。 ところで、この 鐘の聲(声) と聞いて、皆さんはどんな音を思い浮かべますか? 「そりゃ、『ゴォーン』っていう音なんじゃないの?」 (。-`ω´-)ナニイッテンノ? と言われる方も多いのではないでしょうか。 祇園精舎は仏教が誕生した インド で最も早い時期に建てられた寺院で、今も現存しています(元々はインドのマヘート遺跡にあったと推測されています)。 実はその鐘は、日本に伝わっているような青銅で作られた重々しいものではなく 木製 だったと言われています。 これは カンチー と呼ば

                                        新米小坊主の小話 祇園精舎の鐘の声は○○だった? - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                      • 新米小坊主の小話 飛行三鈷杵はどんな飛行したのか? - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                        こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 今日は、高野山真言宗 僧侶の川本祐道(ゆうどう)として、仏教に関するちょっとした小話(こばなし)をします。 サクッと読めるように心がけていますので、お気軽に読んでみてください。 (*´▽`)ノノ 今日は、いつもの小話というよりも (私なりに)伝説を科学的に検証してみた という話なので、いつも以上に微笑ましく見ていただけたらありがたいです。 その際には、決して伝説を軽んじているわけではないことはご理解ください。 なお、検証にあたってはあくまでも私の計算上のことであるので、間違いなども多々あると思います。 その際はご遠慮なくお尋ね(ツッコミ)くださいm(__)m ↓ ↓ ↓ お尋ね・ツッコミお問い合わせ 飛行三鈷杵はどんな飛行をしたのか? 前回のブログでは、お大師さまが唐から戻る際に、明州(今の寧波市)の浜、あるいは遣唐使船の上で、日本に密教を広

                                          新米小坊主の小話 飛行三鈷杵はどんな飛行したのか? - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                        • 作業療法士ってそもそも何をする人なの? 皆さんの素朴な疑問にお答えします - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                          こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 ブログを始めてから約8ヶ月が過ぎます。 皆さんの暖かい応援のおかげで、続けることができていることに、本当に感謝しています。 ところで 私は作業療法士です。 最近読者になってくださる方々から、素朴な疑問として 「作業療法士ってそもそも何をする人なの?」 σ(・ω・,,`)? といったお話をいただくことがあります。 また、後輩の作業療法士からは 「作業療法についてうまく周りの方に説明できないんです」 (;´・ω・)ウーン という相談を受けることもあります。 ちなみに『作業』について 仕事。また、仕事をすること。特に、一定の目的と計画のもとに、身体または知能を使ってする仕事。 <goo辞書> のように、どちらかと言えば 仕事または使役(しえき:何かをさせられること) と捉えている人も少なくないのですが、作業療法の『作業』はもっと広い範囲のことを指し

                                            作業療法士ってそもそも何をする人なの? 皆さんの素朴な疑問にお答えします - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                          • 【心と体の健康】免疫力とは?|免疫の仕組み(自然免疫編) - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                            こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 新型コロナウイルス、インフルエンザ、一般的な風邪などの感染症をはじめ、私たちは一生のうちに何度か病気にかかりますよね。 症状の軽いものから、症状の重いもの、癌などの悪性新生物・上皮内新生物といった命に関わるものまで、一言で病気と言ってもその発症条件や症状はたくさんあります。 こうした病気に対して、人間の体には 免疫力 が備わっており、免疫力が高ければ、それだけ病気にかかりにくい体になりますし、逆に免疫力が低ければ、病気にかかりやすくなってしまいます。 新シリーズ『免疫力』、第2回目は免疫力の主役とも言える『免疫の仕組み(自然免疫編)』についてお伝えします。 免疫(immune)とは? 今では広く知られている『免疫』ですが、そもそもなんのことをいうのでしょうか。 免疫(immune)とは 体に

                                              【心と体の健康】免疫力とは?|免疫の仕組み(自然免疫編) - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                            • 新米小坊主の小話 見返りを期待しない『大欲』の教え - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                              こんにちは川本健太郎です。 当ブログは、16歳の時に病気で右足義足になった私が作業療法士の道を選び、臨床・教育・研究の場面で約20年近く実践してきた経験を通じて、障害のある人が、人生をより豊かにする方法があることを知ってもらい、そのお役に立ちたい。障害の有無に関係なく、長く仕事を続ける、あるいはステップアップするための工夫の仕方を知ってもらいたい。 との目的で運営されています。 管理人のプロフィールはこちら ↓ ↓ ↓ プロフィール Follow @KentaroKawamoto

                                                新米小坊主の小話 見返りを期待しない『大欲』の教え - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                              • 『終活』って何? 人生の最期について考えることの大切さ - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 これまでのブログでは 『熱中症シリーズ』 『救命救急シリーズ』 といった 健康に生きるために必要な知識と技術 についてお伝えしてきました。 今回からの新シリーズ 『終活(しゅうかつ)』 では、人生の終わりについて考えるという、今までとはちょっと違った切り口になります。 でも、人生の終わりについて考えることは 今をどう生きるか にも関係してきますので、ぜひこのシリーズも継続して読んでいただけると大変ありがたいです。 『終活』シリーズの第1回目の今回は、『人生の最期について考えることの大切さ』についてお伝えします。 『終活』とは? 『終活』とは 人生の終わりについて考える活動 を略したものです。 その活動内容としては 自分の人生の最期に向けて、前向きな気持ちで準備を行う活動 何かあった時に困らな

                                                  『終活』って何? 人生の最期について考えることの大切さ - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                • ストレスとうまく付き合う - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                  こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 前回のブログでは、ストレスチェックとストレス対処法についてお話をさせていただきました。 ↓ ↓ ↓ 今回は、皆さん自身の物事に対する捉え方が 『後ろ向き』or『前向き』 なのかを分析するとともに、ストレスを軽減するための方法すなわち 『心のいたわり上手』 に繋がる提案をしたいと思います。 ちなみに今回のチェックでは あまり真面目すぎる捉え方をしない でください。 どちらかというと、質問を読んでクスッと笑ってもらったり、仲の良い友人や家族などでサクッとチェックして 「へぇ〜、そう考えるんだ」 (´・∀・`)ヘー くらいに捉えてください。 真面目に考え過ぎるのもストレスの要因になりますからね。 なお、今回も使用する資料は、私も作成に参加した広島県作業療法士会の社会貢献部が2004年に作成した 『地域で作業療法士が活躍するための便利帳』 から抜粋し

                                                    ストレスとうまく付き合う - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                  • 新米小坊主の小話 お寺の『塔』の意味はなんだろう? - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                    前回のブログにも登場した 教王護国寺(東寺) と言えば、真っ先に 五重塔(ごじゅうのとう) を思い浮かべるのではないでしょうか。 ↓ ↓ ↓ もちろん、三重塔や五重塔が日本の古いお寺などのシンボルとして知られているものも多く存在します。 ところで、そもそもお寺になぜ『塔』があるのでしょうか? もともと『塔』は仏教の開祖である お釈迦さまの遺骨 すなわち 仏舎利(ぶっしゃり) を納めるものでした。 インドではこれを ストゥーパ と呼び、土饅頭(どまんじゅう:土を饅頭のように小高く盛り上げて作ったお墓)の上に傘蓋(さんがい)という傘状の飾りを乗せた形をしていました(写真はミャンマーのストゥーパなので若干形が異なっています)。 ストゥーパは お釈迦さまを奉り・尊敬し・礼拝するために施設 として仏教とともに各地に伝わりました。 そして中国に伝わった時に、中国での 楼閣(ろうかく:階を重ねて高く造っ

                                                      新米小坊主の小話 お寺の『塔』の意味はなんだろう? - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                    • 新米小坊主の小話 優先順位をはっきり伝える - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                      お大師さまは、平安時代を代表する 筆(書)の名人 として有名であり、嵯峨天皇、橘逸勢(たちばなのはやなり)とともに、平安時代の『三筆(さんぴつ・さんひつ)』だったということは以前お伝えしました。 まだ過去のブログをみていない方はこちらからどうぞ。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ お大師さまの筆(書)の腕前は大変素晴らしいものがあり、嵯峨天皇からもたびたび屏風を書いて欲しいと依頼をされます。 お大師さまは真剣に屏風と向き合い、心を込めて屏風を書かれていました。 しかし、お大師さまには 自身の修行 密教を広める事業 高野山での事業 土木・建築事業 灌漑・水田事業 経典の整理と整備 など、超がつくほど多忙を極めていました。 <(。´Д`;)ノ=ε3。o0 ある時、嵯峨天皇に献上する屏風の締め切りに間に合わないという出来事がありました。 嵯峨天皇に届けられた屏風には、お大師さまのお詫びの書状が添えられてい

                                                        新米小坊主の小話 優先順位をはっきり伝える - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                      • 【心と体の健康】かかりつけ医を選ぶ8つのポイント - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                        こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 前回のブログでは、かかりつけ医をもったほうがよい6つの理由を中心にお伝えしました。 かかりつけ医は基本的に、普段から自分がかかりつけていて なんでも気軽に相談できるお医者さん という意味です。 今日は『かかりつけ医』を選ぶ8つのポイントについてお伝えしたいと思います。 なお、今回の記事を書くにあたり、訪問看護ステーションの看護師さんたちにもご協力いただきましたm(_ _)m また、皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。 ↓ ↓ ↓ お問い合わせ ☆ヾ(´∀`)(´∀`)ノ☆ 大きな病院は、専門的な治療や高度な先進医療などを受ける時に非常に心強いところでもあります。 しかしながら、病院そのものを受診する患者さんの数が多いことや、忙しい

                                                          【心と体の健康】かかりつけ医を選ぶ8つのポイント - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                        • 仕事ができる人の情報の扱い方 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                          こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 作業療法士は患者さんや利用者さんに関する情報を扱うことが多いです。 特に、対象となる人の情報だけではなく、家族構成や住まいや利用できる制度などといった、対象となる人を取り巻く状況についての情報も、作業療法を進めていく上で欠かせないものとなっています。 ↓ ↓ ↓ これは何も作業療法に限ったことではなく、仕事や日々の生活などでも、情報の扱い方一つで物の見方や行動の仕方などが変わってきます。 そして、仕事ができる人ほど 情報を上手に扱える ことが言えます。 今回は、仕事ができる人の情報の扱い方について、できるだけ分かりやすくお伝えできればと思います。 情報の扱い方のサイクル 情報の扱い方のサイクルは、おおよそ上の図で示したとおりの流れになっています。 一つずつ説明をしていきますね。 1.情報を集

                                                            仕事ができる人の情報の扱い方 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                          • 新米小坊主の小話 お大師さま『東寺』を賜る - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                            真言密教の根本道場としては 高野山 はとても有名な場所ですが、お大師さまと言えばもう一つ忘れてはならない場所があります。 それは京都にある 東寺(とうじ) というお寺です。 東寺は実は略称で、正式名称は 教王護国寺(きょうおうごこくじ) と言います(今回の記事では『東寺』で用語を統一します)。 弘仁14年(西暦823年)、お大師さま50歳の時に、嵯峨天皇が退位される3ヶ月前に賜ったのが東寺です。 嵯峨天皇から淳和天皇に代が変わった弘仁15年(西暦824年)に、お大師さまは正式に 造東寺長官(東寺の最高責任者) となられました。 そもそも東寺はお大師さまが賜る27年前の延歴15年(西暦796年)に桓武天皇(西暦737年〜806年)によって国が管轄する 官寺(かんじ) として建てられたもので、この時には平安京の南面にある 羅城門(らじょうもん) を挟んで、東に建てられたものが東寺で西に建てられ

                                                              新米小坊主の小話 お大師さま『東寺』を賜る - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                            • もしも出血してしまったら? いざという時の出血への対応方法 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                              こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 生活しているといつどこで何が起きるかわかりません。 シリーズ『救命救急』では、いざという時のために、日頃から必要な知識や技術を学んでおくことは大切であり あなたのその行動で助かる命がたくさんある ということをお伝えしています。 今回は救命救急シリーズの第5回目として『もしも出血してしまったら? いざという時の出血への対応方法』というタイトルで、出血した時の対応方法についてお伝えします。 血液の特徴 血液は、心臓のポンプ作用によって全身の臓器へくまなく循環し、その間に毛細血管を介して 酸素 栄養素 といった体のエネルギー源になるものと 二酸化炭素 老廃物 などとの物質交換を行うことで 生命維持の重要な役割 を担います。 人間の血液量は 全体重の約8% を占め、例えば、体重60kgの人の場合は約

                                                                もしも出血してしまったら? いざという時の出血への対応方法 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                              • 【仕事・人間関係】今すぐ取り組めることから将来に必ず繋がる取り組みまで|仕事や人間関係に役立つブログ記事まとめ - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                                こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 このページでは、これまでお伝えしてきた 仕事や人間関係で役立つ記事のまとめ をお伝えいたします。 仕事や人間関係に関することは、身近で馴染みのこともあれば、実際に遭遇してみないと分からないことまで、非常にたくさんのことがあります。 だからこそ、突発的な事態に備えた普段からの心がけや行動がとても大切になってきます。 普段からのちょっとした行動で、あなたへの周りからの評価はガラリと変わりますし、それは新たなビジネスへのチャンスにも繋がります。 時間は私たちに平等に与えられていますが それを活用できるか振り回されるかは全てあなた次第です。 このシリーズを通じて、仕事や人間関係について、より深い知見と実践学を身につけていただき、明日から使える智慧の宝庫として、ご自身・ご家族・ご友人などの仕事や人間関

                                                                  【仕事・人間関係】今すぐ取り組めることから将来に必ず繋がる取り組みまで|仕事や人間関係に役立つブログ記事まとめ - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                                • 【一期一会】学びは何のため? - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                                  こんにちは川本健太郎です。 当ブログは、16歳の時に病気で右足義足になった私が作業療法士の道を選び、臨床・教育・研究の場面で約20年近く実践してきた経験を通じて、障害のある人が、人生をより豊かにする方法があることを知ってもらい、そのお役に立ちたい。障害の有無に関係なく、長く仕事を続ける、あるいはステップアップするための工夫の仕方を知ってもらいたい。 との目的で運営されています。 管理人のプロフィールはこちら ↓ ↓ ↓ プロフィール Follow @KentaroKawamoto

                                                                    【一期一会】学びは何のため? - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                                  • 【心と体の健康】免疫力アップで健康生活|腸内環境を整えるための生活習慣 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                                    こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 シリーズ『免疫力』、第6回目の今日は免疫力アップには必須でもある 腸内環境を整えるための生活習慣 についてお伝えします。 過去のブログでは、そもそもなぜ腸内環境を整える必要があるのかについてお伝えしていますので、本文を読まれる前にまだ読んでいない方はぜひ確認も含めてご一読ください。 ↓ ↓ ↓ リンク:免疫力アップに欠かせない腸内環境|なぜ腸内環境を整える必要があるのか? 腸内環境を整えるための生活習慣のポイントは次の4つです。 できるだけ分かりやすい説明を心がけていますが、もしご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。 ↓ ↓ ↓ お問い合わせ ☆ヾ(´∀`)(´∀`)ノ☆ 1.朝食を毎日食べる 腸は免疫細胞の60〜70%が集中している ことでも知られており、腸がしっかり

                                                                      【心と体の健康】免疫力アップで健康生活|腸内環境を整えるための生活習慣 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                                    • 新米小坊主の小話 讃岐うどんを伝えたのはお大師さま!? - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                                      お大師さまの生まれた讃岐国(さぬきのくに:現在の香川県)では 讃岐うどん がとても有名であり、香川県は別名 うどん県 としても知られており、人口1万人あたりの「そば・うどん店」の事業所数は 5.60事業所 と全国1位の麺どころとして知られています(2位の山梨県で4.47事業所)。 香川県では県を挙げてうどん県をPRしていて、個性あふれる讃岐うどんがいくつも紹介されているほど、讃岐うどんは地元の人々をはじめ、全国のうどん好きの人々から愛されています。 <出典:香川県観光協会『うどん県旅ネット』> ところでこの『うどん』ですが、実はお大師さまが遣唐使で唐に渡った時に、日本に持ち帰ったとする説があります。 一説によると、お大師さまが唐から持ち帰った 唐菓子(とうがし) は、小麦粉にあんこを入れて煮てつくるもので、日本に伝来した時には 混沌(こんとん) と呼ばれていました。 その言葉が少しずつ変わ

                                                                        新米小坊主の小話 讃岐うどんを伝えたのはお大師さま!? - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                                      • 新米小坊主の小話 『大師』と言えば思い浮かべるのは・・・。 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                                        「大師と言えば、誰を思い浮かべますか?」 と尋ねると、多くの方は 「弘法大師!」 (b゜v`*) と言われます。 お大師さまが弘法大師号を 醍醐天皇(だいごてんのう:西暦885年〜930年) から授与されて、今年で 1100年 になります。 そのことを記念して、全国各地で記念事業が行われています。 ところで、この『大師』の称号はお大師さま(弘法大師)だけに贈られているわけではありません。 しかし 「大師は弘法にうばわれ 太閤は(豊臣)秀吉にうばわれ」 という言葉があるように、今では 大師=弘法大師=空海 というのが多くの方々の認識のようです。 では、他にはどんな方が『大師』の称号を贈られているのでしょうか。 中国では、唐の時代の前の 隋(ずい) の時代に、隋の皇帝である煬帝(ようだい:西暦569年〜618年)が智顗(ちぎ:西暦538年〜597年)に贈った 智者大師(ちしゃだいし) が世界で

                                                                          新米小坊主の小話 『大師』と言えば思い浮かべるのは・・・。 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                                        • 新米小坊主の小話 お釈迦さまの時代の医療と仏教 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                                          お釈迦さまの時代をはじめとする古(いにしえ)より、仏教と医療は切っても切れない関係にありました。 日本においても、江戸時代の末くらいまでは、僧侶の『僧』と医療の『医』と書く 僧医(そうい) と呼ばれる人たちが当たり前におられたことは、大河ドラマや時代劇などで領主や武将が病に倒れている場面で、僧侶のような格好をした人が寝所に待機していたり、お薬のようなものを処方されたり、脈拍や呼吸を見ながら看取りまでをされたりしているところから窺い知ることができると思います。 鎌倉時代に書かれたとされている 平家物語 の冒頭では 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり という一説があります。 祇園精舎の鐘の声がどんなものであったは過去のブログにも記載していますので、ぜひご興味があれば参考にしてください。 ↓  ↓ ↓ 祇園精舎というのは、お釈迦さまが仏教を開かれた頃に、お釈迦さまの熱心な信者さんたちがお釈迦さ

                                                                            新米小坊主の小話 お釈迦さまの時代の医療と仏教 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                                          • 新米小坊主の小話 どこか不器用なお大師さまの魅力 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                                            お大師さまと言えば、嵯峨天皇をはじめ、多くの人々との交流を通じて真言密教の教えを広めていかれたことは過去のブログでもお伝えしています。 また、平安時代を代表とする筆(書)の名人であり 三筆(さんぴつ・さんひつ) とも称されることが多く、その筆は嵯峨天皇をはじめ多くの人々を魅了してきました。 そんなお大師さまに、嵯峨天皇が屏風を所望されたことがあるのですが、お大師さまはあまりの忙しさに屏風を献上する締め切りに間に合わず、嵯峨天皇にお詫びの書状を提出されました。 ↓ ↓ ↓ そこに書かれた内容だけをみると、お大師さまはちょっとイラッとしていたのかもしれないことが窺い知れます。 ( *//`ω´//) こうしたお大師さまの姿勢は、他の人に対しても 「おやっ?」 ( ◔◔ ? ) と思わずなってしまう場面でも知ることができます。 例えば、お大師さまと同年代を生きた仏教史上最も有名な人物の一人でもあ

                                                                              新米小坊主の小話 どこか不器用なお大師さまの魅力 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                                            • “ブログを書く”という作業の意味を作業療法士の視点で考える - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                                              こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 過去のブログで、作業療法士がそもそも何をするのかについてお伝えしました。 ↓ ↓ ↓ そして、日本作業療法士協会では次のように作業療法を定義しています。 作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。 作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。 <一般社団法人 日本作業療法士協会> 簡単にいうと 人々の健康と幸福のために作業を用いてお役に立つ 作業は対象となる人にとって意味のあるものでなければならない といったように、病気や障害のあるなしに関わらず、どんな人も 自分にとって意味のある活動(すなわち『作業』) が今よりもっとうまくできるようになることをサポートするのが作業療法です。

                                                                                “ブログを書く”という作業の意味を作業療法士の視点で考える - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                                              • この呼吸って大丈夫!? 意識と呼吸の確認 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                                                こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 『救命の基礎』でも『熱中症』の記事でも取り上げましたが、生活しているといつどこで何が起きるかわかりません。 『知っておきたい救命の基礎』では、いざという時のために、日頃から必要な知識や技術を学んでおくことは大切であり あなたのその行動で助かる命がたくさんある ということをお伝えしました。 ↓ ↓ ↓ 今回は救命救急シリーズの第2回目として『この呼吸って大丈夫!? 意識と呼吸の確認』についてお伝えします。 大事なことなので繰り返し何度もお伝えしますが、倒れている人を発見した場合 必ず周りに助けを求める(可能な限り大声で) ことを行ってください。 よほど訓練された人でないと 自分自身が混乱してしまう (゚Д゚;≡;゚д゚)オロオロ のは当たり前ですし、たとえその場に医療者が居ても、一人でできるこ

                                                                                  この呼吸って大丈夫!? 意識と呼吸の確認 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。
                                                                                • 熱中症に注意!運動をする前に確認して欲しい熱中症対策 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。

                                                                                  こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 熱中症に注意をしなければいけない季節に入ってきましたが、例年、熱中症になる人の数は増え続けています。 今年も猛暑が予想されていますし、暑くならなくても急な温度変化で 容易に熱中症になる のが怖いところでもあります。 特に 運動を行う前に温度を確認すること はとても重要な熱中症対策になります。 しかし、多くの方々は一般的な温度計(乾球温度計)や体感温度だけで温度を判断しがちになり、気がつくと 重度の熱中症になっている ことも珍しくありません。 【関連記事】 リンク:熱中症対処の基本と重症度分類を知っておこう! 今回は運動を行う前に必ず確認して欲しい熱中症対策について 温度と運動との関係 を中心にお伝えしようと思います。 なお、ここでお伝えしていることは一般的に知られていることもありますが、医療従事者ならではの視点で私自身が体験したことや講演会な

                                                                                    熱中症に注意!運動をする前に確認して欲しい熱中症対策 - 作業療法士20年、義足で30年の私が語る、人生を幸せにする方法。