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信濃毎日新聞の検索結果161 - 200 件 / 217件

  • 知事、県民に外出自粛要請 来月6日まで | 信濃毎日新聞[信毎web]

    阿部守一知事は17日、県庁で記者会見し、政府が新型コロナウイルスの感染拡大に対応する緊急事態宣言の対象地域を全国に拡大したことを受け、県民に対し、生活の維持に必要な場合を除いて外出を自粛するよう要請した。改正特別措置法(新型コロナ特措法)に基づく都道府県知事の権限としての要請で、期間は宣言対象の5月6日まで。県内での感染拡大を防ぐため、知事は「人との接触を極力減らす対応を徹底してほしい」と強く求めた。 会見に先立ち開いた対策本部会議で、緊急事態宣言の発令に伴う県の対応を決定。県は4月22日までを「感染対策強化期間」と位置付け、政府の緊急事態宣言が7日に発令された東京都など7都府県を含む感染拡大地域との往来自粛や、接客を伴う飲食店などへの出入り自粛を要請している。こうした対応に加え、県内での感染拡大防止には、県民に外出の自粛を求める強い要請が必要と判断した。 知事は、医療機関への通院や生活必

      知事、県民に外出自粛要請 来月6日まで | 信濃毎日新聞[信毎web]
    • 信濃毎日新聞[信毎web] 北陸新幹線の新型車両計画を発表 長野発着「あさま」存続へ

      JR東日本、西日本は4日、2014年度末を予定する北陸新幹線金沢延伸開業に向けて共同開発する新型車両計画を発表した。先頭車両は現行の長野新幹線で運行中のE2系「あさま」より流線形となり、全車両で乗り心地も向上。グリーン車よりゆとりを持たせた「グランクラス」(1両18座席)を導入する。13年秋以降順次完成し、長野新幹線で先行して営業運転を始める。 新型車両の形式はJR東日本は「E7系」、西日本は「W7系」と異なるが、デザインや設備などは全て共通。車体上部は「北陸新幹線の沿線に広がる空」を表した青色、側面の帯は「日本の伝統工芸の銅器」をイメージして銅色を採用し、「新しい技術と日本の伝統美の融合」を表現したという。 現行あさまの8両編成から12両編成に増強し、東日本は17編成(計204両)、西日本は10編成(計120両)製造する。営業最高速度は現在と同じ260キロ。開業後は東京―金沢間を約2

      • 信濃毎日新聞[信毎web] 飯山「故郷」でW7歓迎 北陸新幹線走行試験で新駅に初入線

        来年春に開業する北陸新幹線(長野経由)飯山駅(長野県飯山市)に7日午前、JR西日本の新型車両「W7系」が入った。延伸開業に向けて10月末まで行う長野―金沢間の走行試験で、県内駅にW7系が入線したのは初めて。抽選に当たった市民ら約500人が新型車両を歓迎した。 W7系は白山総合車両所(石川県白山市)を7日早朝に出発。午前11時15分すぎに飯山駅上りホームに入り、30分ほど停車して金沢方面に折り返した。 入線に合わせ、飯山市城南、城北両中学校の吹奏楽部の2、3年生計42人が「銀河鉄道999」を演奏。市民らは市などが用意した手旗を振ったり、「ようこそ、飯山へ」などと書いた自作の看板を掲げたりした。初めて駅に入った同市木島小学校2年、岸田一吹(いぶき)君(7)は「駅はきれいで新幹線は速そうだった。新幹線で東京に行ってみたい」と話した。 市はこの日、北信濃ゆかりの国文学者高野辰之(1876~1

          信濃毎日新聞[信毎web] 飯山「故郷」でW7歓迎 北陸新幹線走行試験で新駅に初入線
        • 伊那 店内に子熊 捕獲し解放 | 信濃毎日新聞[信毎web]

          伊那市荒井の電器店で3日午前10時33分、熊1頭が捕獲された。伊那署や市によると体長約40センチ、推定体重約5キロで子熊とみられる。けが人はいない。同日午前に市内で目撃が2件あり、同署は捕獲された熊と同一とみている。 電器店は商店街の一角で、JR伊那市駅から100メートルほど。1人で店にいた男性社長(70)によると午前10時半、自動ドアが開いた。入り込んだ動物は「犬か猫かと思うほど小さかった」。約30平方メートルの店内をゆっくり歩き、一角におとなしくうずくまったという。間もなく来店した女性客が近くの交番に通報した。 駆け付けた伊那猟友会員が棒の先端に付けたワイヤを胴体に巻いて固定、店から引きずり出した。伊那市職員が店から西に約8キロ離れた山奥で解放。社長は「まさか、市街地で出るなんて」と話した。 この日は、店から約700メートル離れた伊那中学校近くで午前9時35分、200メートルほど離れた

            伊那 店内に子熊 捕獲し解放 | 信濃毎日新聞[信毎web]
          • 信濃毎日新聞[信毎web] 伊那谷の桜、スピード開花 イベント関係者ら対応検討

            最近の気温の上昇で伊那谷の桜の開花が早まっている。24日に開花した飯田市の天竜峡は平年より7日、26日開花の同市大宮通りは9日早い。25日開花の下伊那郡天龍村は昨年より12日も早まった。開花時期に合わせたイベントや桜ガイドを計画している地元関係者の中には、一気に早まった開花への対応を検討する動きも広がりつつある。 日本気象協会(東京)が27日発表した県内の予想によると、既に開花した飯田市の2カ所を除く8カ所は、平年より2~7日早い見通し。今月初めの予想では県内全地点で平年並みとしていたが、同協会長野支店(長野市)は「3月の気温が予想より高く、開花が早まった」とする。 飯田市大宮通りの桜を観測している南信州広域連合(飯田市)によると、1953(昭和28)年の観測開始以来、ことしは09、10年の3月23日に次ぐ早さだ。 同協会の予想によると、伊那市の高遠城址(じょうし)公園の開花は4月5

            • しなの鉄道 上田―田中間 新幹線かバス使った代替輸送検討 | 信濃毎日新聞[信毎web]

              台風19号の影響で、しなの鉄道(上田市)の上田(同)―田中駅(東御市)間が不通になっている問題で、関係機関が、JR北陸新幹線(長野経由)か、バスを使った代替輸送を検討していることが18日、分かった。県は21日にも代替輸送の方針を固める。同区間は、1日に約4500人が利用しており、通勤や通学に大きな影響が出ている。 運休原因となっている東御市本海野の千曲川右岸の応急工事をめぐり、県上田建設事務所は18日、完了めどは3〜4週間後と明らかにした。しなの鉄道は、工事完了後、安全を点検して速やかな運行再開を目指す方針で、早ければ11月上中旬の見通し。 県教委によると、この区間は約1400人の生徒が利用。この影響で18日も上田千曲高(上田市、全日制・定時制)、東御清翔高(東御市)などが休校した。同日、小諸市、東御市など東信地方の首長らはしなの鉄道を訪れ、早期の運行再開と、その間のバスや新幹線の活用を求

                しなの鉄道 上田―田中間 新幹線かバス使った代替輸送検討 | 信濃毎日新聞[信毎web]
              • 軽井沢プリンスホテルの喫茶ケーキに義歯混入|信濃毎日新聞[信毎web]

                北佐久郡軽井沢町の軽井沢プリンスホテルは9日、同ホテルの喫茶で提供したケーキに金属製の義歯が混入していたと発表した。ケーキを注文した客から指摘を受けた。原因を調査中としている。 ホテルによると、8日午後1時20分ごろ、軽井沢プリンスホテルウエストのラウンジ「マロン」が客に提供したモンブランケーキについて、フォークを刺したら何かに当たり、確認すると土台の生地に義歯が入っていた―と客から指摘を受けた。 指摘を受けたモンブランケーキは、ホテル内の製菓専用の調理室で作った。同じ工程で作ったモンブランケーキは、5日から指摘を受けるまでに23個を販売したが、これまで特段の指摘は受けていないという。ホテルは、製菓の調理担当や客にケーキを運んだスタッフ計9人について歯の治療の状況を確認したが、義歯の該当者はなかった。 ホテルは、5~8日に同喫茶でモンブランケーキを食べた客に代金を返還する。問い合わせ

                  軽井沢プリンスホテルの喫茶ケーキに義歯混入|信濃毎日新聞[信毎web]
                • 長野の浸水域1500ヘクタール余 「1000年に1回」想定にほぼ一致 | 信濃毎日新聞[信毎web]

                  台風19号による大雨で甚大な被害が出た長野市の浸水範囲が、四つの被災エリアの合計で1500ヘクタール余に上ることが17日、市の調査で分かった。千曲川の堤防が決壊した穂保や豊野など市東北部が916ヘクタールに上ったほか、千曲川が越水した篠ノ井エリアが359ヘクタール、松代エリアが156ヘクタール、若穂エリアが80ヘクタールだった。 今回のそれぞれの浸水範囲は、市が「千年に1回程度」の降雨を想定して作った「洪水ハザードマップ」の浸水想定区域とほぼ一致。今回の被害は想定上の「最悪」に近い状況だったことも分かった。 調査は市河川課が13、14日に実施。小型無人機ドローンを使って、低空から被災エリアを撮影しながら確認したほか、市職員が現地を歩いたり近隣に住む職員から情報を得たりして調べた。同課担当者は「市のハザードマップと合わせると、浸水範囲はほぼ一致した」と分析している。 国土交通省北陸地方整備局

                    長野の浸水域1500ヘクタール余 「1000年に1回」想定にほぼ一致 | 信濃毎日新聞[信毎web]
                  • 信濃毎日新聞[信毎web] 青崩峠道路のトンネルは中央構造線の西側へ 三遠南信道

                    国土交通省が本年度にも着工する飯田市―浜松市間の三遠南信道「青崩(あおくずれ)峠道路」(13・1キロ)のトンネル予定ルートは、国内最大級の断層・中央構造線の西側を通るルートで設計が進む。地質がもろい同構造線東側からルート変更はしたものの、同構造線近くを通過することから難工事を懸念する専門家もいる。 同省飯田国道事務所(飯田市)によると、トンネル区間は約5キロ。同構造線とほぼ重なる国道152号の西側を通る。長野―静岡県境の青崩峠(1082メートル)の西約700メートルを通過する見通しだ。 同事務所によると、青崩峠の南には同構造線を横切る草木トンネル(1311メートル)が1994年に完成。東側出口から北へ道路を延ばして三遠南信道の一部にする計画だったが、地盤がもろく、同構造線西側にトンネルを掘るルートに変更となった。 結晶片岩などが分布する同構造線の東側に対し、西側は花こう岩やその変成岩

                    • コーラ1本180円はえぐい? 自販機飲料値上げの影響 50人に聞き取り調査|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

                      「コーラ買おうと思ったら180円になってる」「180円はえぐいって」。ツイッター上でこんな投稿が目についた。飲料大手各社が10月、茶飲料や炭酸飲料などを値上げし、自動販売機商品の価格が高くなったことへの反応だ。「観光地かと思うくらい高い」というツッコミや「もう買わないですね…」とこぼすツイートも。実際、記者の生活圏内の自販機でも値上げが相次いでいる。長野市内で自販機の飲み物を買った50人に、値上げを知っているか、生活に影響があるかを聞き取った。 ■値上げを知らない人の割合は 「えっ、ホント?」。県庁で出会ったスーツ姿の男性は値上がりを「スマホの電子決済で払っているから気付かなかった」。買った飲み物の価格を確認して驚いていた。散歩で城山公園を訪れた高齢の男性は「昔は100円を入れて飲み物を買ってもお釣りが出る時代だったのに…」と残念がるように話していた。 値上げ幅は1本10~20円。メーカー

                        コーラ1本180円はえぐい? 自販機飲料値上げの影響 50人に聞き取り調査|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
                      • 茅野 沢4本から土砂流出 複数の橋詰まり被害拡大|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

                        土石流が起きた下馬沢川一帯=6日午後0時32分、茅野市宮川(河川管理者らの承諾を得て小型無人機で撮影) 茅野市宮川高部の下馬沢(げばさわ)川で5日夜の大雨により起きた土砂災害は、上流部に複数ある沢のうち4本から土砂が流出し、大規模化したことが7日、県への取材で分かった。

                          茅野 沢4本から土砂流出 複数の橋詰まり被害拡大|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
                        • 信濃毎日新聞[信毎web] 上田市の浦里小学校火災、「最初に燃えたのは木だった」

                          上田市浦野の浦里小学校で5日深夜に校舎などを全焼した火災で、最初に119番通報した近くの会社員男性(49)が6日、信濃毎日新聞の取材に対し、「出火当時、最初に燃えていたのは、グラウンドと校舎の間に並ぶ木のうちの1本だった」と証言した。また、ここ2、3日の夜、人が通ると明かりを照らすセンサーライトが同校敷地内で点灯するのを自宅からたびたび確認したという。 男性は上田署にも出火当時の状況を説明している。同署と上田広域消防本部は引き続き、放火の可能性も含めて調べを進める。 6日の実況見分は午後5時半ごろで終了。同本部によると、全焼したのは1924(大正13)年建築の旧管理棟(旧校舎)、その北側にある1950(昭和25)年建築の北校舎と、両建物の近くにあるトイレ、給食用倉庫、休養室の5棟と判明した。給食室は半焼。6棟の焼失面積は計約2400平方メートルだった。7日も見分を続け、火元の特定を急ぐ

                          • 新幹線車両センター浸水 長野・赤沼 3分の1 120両被害 | 信濃毎日新聞[信毎web]

                            台風19号の記録的な大雨の影響で、長野市赤沼にあるJR東日本の「長野新幹線車両センター」が浸水し、北陸新幹線(長野経由)の車両全30編成のうち3分の1に当たる10編成120両が水に漬かった。JR東日本は13日夜、東京―長野間で運転を再開したが、14日以降も当面、本数を減らして同区間で運転する。 再開して最初の東京発あさまは13日午後10時半前に長野駅に到着。長野市の女性(32)は10日から家族で韓国に旅行した帰りで14日は仕事があるとし「何とか13日中に到着して良かった」と疲れた表情で話した。JRは14日以降に運転を取りやめる新幹線の乗車券などを事前購入した人には、払い戻しで対応する。 新幹線車両の浸水被害について、国土交通省鉄道局は「ここまでの規模は知る限りない」。センターでは一時職員が孤立したが無事だった。 同社によると、北陸新幹線はJR東日本所有のE7系19編成、JR西日本のW7系1

                              新幹線車両センター浸水 長野・赤沼 3分の1 120両被害 | 信濃毎日新聞[信毎web]
                            • しな鉄不通の上田―田中間 新幹線代替輸送スタート バス運行も開始 | 信濃毎日新聞[信毎web]

                              JR上田駅で代替輸送の北陸新幹線を降り、便宜乗車票を手に改札へ向かう高校生たち(中央)=23日午前8時32分、上田市 しなの鉄道の田中駅前から上田駅行きの代替バスに乗り込む生徒たち=23日午前7時57分、東御市田中 JR東日本としなの鉄道(上田市)は23日朝、台風19号の影響によるしなの鉄道上田(同)―田中(東御市)駅間の運休に対応して、学生や生徒を対象に、北陸新幹線(長野経由)とバスを組み合わせた代替輸送を始めた。並行在来線の被災で新幹線が代替輸送をするのは「恐らく初めて」(JR東日本長野支社)という。 午前7時前の軽井沢駅(北佐久郡軽井沢町)では、中高生が有人改札で通学定期券を提示し、「便宜乗車票」を受け取って新幹線ホームに向かった。 屋代高校付属中学校(千曲市)は、代替輸送の開始に合わせて授業を再開。約2週間ぶりに登校した2年の黒田直宏さん(13)=軽井沢町=は、乗り継ぎが2回あり、

                                しな鉄不通の上田―田中間 新幹線代替輸送スタート バス運行も開始 | 信濃毎日新聞[信毎web]
                              • 信濃毎日新聞[信毎web] 飯山で新幹線の線路歩く 300人が橋やトンネル見学

                                新幹線飯山駅予定地付近を歩く北陸新幹線カウントダウンイベント「長峰トンネル・菜の花大橋ウォーク」参加者。後方は長峰トンネル=16日、飯山市 飯山市で16日、2014年度の開通を目指す北陸新幹線のトンネルや橋を歩きながら見学する「長峰トンネル・菜の花大橋ウォーク」が開かれた。市などの主催で、約450人の応募から抽選で選ばれた同市民約300人が、工事現場や線路からの景色を見て歩いた。 ヘルメット姿の参加者らは、建設中の新幹線飯山駅からホームに入り、往復約4キロを歩き、長峰トンネルや第5千曲川橋りょう(菜の花大橋)を見学。「線路のレールは天気次第で伸縮するの?」「ホームは何メートル?」などと質問をしながら、担当者の説明に耳を傾けた。 菜の花大橋には、防音壁より高い約5メートルの展望台を仮設。展望台に立った人たちは「わぁ、きれい」「ちょっと怖いな」などと言いながら、千曲川や山々の眺めを楽しんだ

                                • 大鹿のリニア残土 松川ICから中央道経由で搬出 JR東海計画 | 信濃毎日新聞[信毎web]

                                  JR東海が、下伊那郡大鹿村でのリニア中央新幹線トンネル工事で発生した残土について、同郡松川町の松川インターから中央道経由で伊那市へ運ぶ計画を進めていることが5日、分かった。両町村を結ぶ県道の改良が終わった後の来年8月にも、このルートでの搬出が始まる見込み。多くの大型車両が伊那市まで複数市町村の一般道を通るのを避けられる一方、松川町中心部を頻繁に通行する形になり、生活への影響に懸念もある。 残土運搬の計画についてJRは同日、町役場で開いた非公開の町議会リニア対策特別委員会で説明。運搬車両の通行が想定される町内5地区を対象に住民説明会を進めている。取材に中央道利用の計画を認め「松川インターに至る運搬経路については関係自治体、地元住民と調整している」(広報部)としている。 JRが説明会で示した資料によると、松川町内を走る運搬車両の経路は3ルート。町役場前を抜ける県道松川インター大鹿線を走るほか、

                                    大鹿のリニア残土 松川ICから中央道経由で搬出 JR東海計画 | 信濃毎日新聞[信毎web]
                                  • 信濃毎日新聞[信毎web] 大規模太陽光発電所 県内19市町村が誘致に前向き

                                    ソフトバンクの孫正義社長が長野県などと設置を目指している大規模太陽光発電所(メガソーラー)について、8日時点で県内77市町村のうち19市町村が誘致に前向きであることが信濃毎日新聞のアンケート調査などで分かった。多くは福島第1原発事故を受けて再生可能エネルギー重視へ政策を転換する必要性を指摘しており、こうした観点から孫氏らの構想に理解を示している。 誘致に前向きなのは、長野、上田、岡谷、小諸、駒ケ根、大町、茅野、塩尻、佐久、千曲、安曇野の11市と、南佐久郡川上村、小県郡長和町、諏訪郡富士見町、上伊那郡飯島町、木曽郡南木曽町、東筑摩郡朝日村、埴科郡坂城町、上水内郡小川村の8町村。 県は、発電所設置の候補地について市町村に照会しており、19市町村の中には既に選定作業に入ったところもある。このほか、松本市、伊那市、東御市、北佐久郡軽井沢町、南佐久郡佐久穂町、木曽郡大桑村、上高井郡小布施町は現時

                                    • 信濃毎日新聞[信毎web] 北アを望む安曇野の名所 桜枝払いで「丸裸」に

                                      安曇野市堀金烏川を流れる新堀堤沿いにある「扇町桜堤(さくらつつみ)」と呼ばれる26本の桜並木が、15日までにすべて大規模に枝払いされて丸裸となった。管理する地元・扇町区が並木の保存、管理のために行ったが、常念岳など北アルプスの山並みも望める桜の名所として知られていただけに、「こんなに切らなくても」と残念がる市民もいる。 扇町桜堤は1981(昭和56)年に地元有志が植樹し、管理してきたが、メンバーの高齢化を理由に昨年、区が管理を引き継いだ。過去に市観光協会が観光ポスターにしたほか、市もホームページで桜の名所として紹介している。 枝払いは扇町区の委託を受け、園芸業者らでつくる市緑化協会が12、13日に実施。14日は区民が切った枝をチップやまきにした。 扇町区代表区長の安田好美さん(64)によると、生い茂った枝で日照不足となり、近くの水田の稲の生育が悪化して農家が枝払いを要望。大量の落ち葉

                                      • 信濃毎日新聞[信毎web] 諏訪湖SAを「恋人の聖地」に認定 静岡のNPO

                                        諏訪湖を望む中央道諏訪湖サービスエリア(SA)がプロポーズに適した場所として「恋人の聖地」に認定され、18日、上り線の同SA(諏訪市)で記念セレモニーが行われた。諏訪大社上社(同市)の男神が下社(諏訪郡下諏訪町)の女神のもとへ渡った跡とも伝えられる「御神渡(おみわた)り」をイメージしたモニュメントのお披露目があり、恋人たちがさっそく絵馬を掛けたりしていた。 NPO法人「地域活性化支援センター」(静岡市)がデートしやすい観光地などを「恋人の聖地」として認定している。県内では4カ所目。 モニュメントは、男神と女神を表す石柱の間に諏訪湖をイメージした円形のガラスを据え、御神渡りをステンレス製の棒で表した。この棒にはSAで扱っている絵馬を掛けることができる。二人が左右それぞれの石柱に同時に触れると、赤ちゃんの泣き声やセミの鳴き声など約150種類の音が流れる。 県内をドライブ中に立ち寄った、と

                                        • 信濃毎日新聞[信毎web] 出店倍増「スタめし」も熱く 松本山雅

                                          松本市のアルウィンで、Jリーグ2部の松本山雅FCのホーム試合時にスタンド裏で売られる「スタめし」(スタジアムの食事)の出店数が昨季より倍増し、来場者には観戦以外の新たな楽しみになっている。クラブ側は販売スペースを「YAMAGAFOODIUM」(ヤマガフーディアム)と名付けてアピール。「甲信ダービー」となる6月2日のヴァンフォーレ甲府戦に向け、出店各店も食で会場を盛り上げようと張り切っている。 ソースかつ丼弁当などを販売する明治亭(駒ケ根市)、安曇野産の農産物やおやきなどを販売する安曇野市農業再生協議会など10店が今季から加わり、毎試合計20店が出店。明治亭営業部長の下平孝行さん(60)は「ザスパ草津戦(27日)が引き分けだったので今度こそ勝てるよう、当日は朝4時から気持ちを入れて仕込みます」と力を込めた。 他にも山雅のチームカラーに合わせてホウレンソウを練り込んだ緑色の「松本山雅餃子(

                                          • 信濃毎日新聞[信毎web] 冬用タイヤ盗難ご用心…県内被害多い季節「倉庫などに保管を」

                                            冬用タイヤに履き替えようと思ったら無くなっていた−。こんな被害がこの季節に目立ってくる。県警捜査3課によると、県内では例年、秋口以降にスタッドレスタイヤが盗まれる被害が起きている。今年も10月上旬に長野市内で屋外にあった冬用タイヤ計20本が盗まれる被害が発生。玄関先や軒下に置いておいて狙われるケースが多いとみられ、同課は「鍵の掛かる倉庫などに保管して」と呼び掛けている。 長野市の事件では、マンション敷地内の屋根付きの置き場に並べて置いてあった5世帯分が狙われた。このマンションの所有者によると、置き場には盗難防止用の柵などはなく、「入居者にも悪い思いをさせた」として、今後、施錠できる柵を設置する予定という。 同課によると、冬用タイヤの盗難被害は、昨年は10月に7件、11月に14件、12月に8件発生。民家の軒先など屋外が27件で、倉庫内からが2件だった。まだ今年の被害件数は未集計。 アパ

                                            • 信濃毎日新聞[信毎web] 「北しなの線」3月14日開業 新幹線延伸と同日

                                              しなの鉄道(上田市)は29日に本社で開いた取締役会で、北陸新幹線(長野経由)の金沢延伸開業に伴いJR東日本から信越線長野―妙高高原間を引き継ぐ「北しなの線」の開業日を、新幹線と同じ来年3月14日に決めた。取締役会後に記者会見した藤井武晴社長は「万全の態勢でしっかり出発進行できるよう、準備を整えていく」と述べた。本年度第1四半期(4~6月)の実績も報告した。 単線区間が長く、雪が多い北しなの線区間の運行を円滑に引き継ぐため、JRから運転士を若干名採用すると説明。しなの鉄道の運転士18人らをJRに出向させ、研修させるとした。北しなの線区間の維持工事や緊急出動のため、技術センターの派出所を10月1日に長野市豊野町に開く。 第1四半期の輸送人員は前年同期比4・2%減の260万796人、運賃収入は6・2%減の5億5100万円余。切符を買って乗る定期外利用者は5・5%減の68万1156人、通勤定期

                                                信濃毎日新聞[信毎web] 「北しなの線」3月14日開業 新幹線延伸と同日
                                              • 信濃毎日新聞[信毎web] 同じ家で6回も空き巣被害 ついでに「甘盗」 伊那

                                                伊那市街地の同じ民家で空き巣狙いが続き、物や現金のほか、家族が好きで買いだめしていたカップデザートや菓子パンなどが狙われた。家人の女性(62)は「犯人は甘党なのか。気味が悪い」とおびえる。伊那署が盗みなどの疑いで調べている。 女性によると、被害は今年に入り少なくとも6回。携帯音楽プレーヤー2台、貯金箱の小銭数千円分、商品券計十数万円分、杏仁(あんにん)豆腐のカップデザート、チョコ入りのクロワッサンなどが盗まれた。菓子類でもミルクプリンやレーズンパンは無事だった。 女性は外出時、トイレの窓に鍵を掛けそびれることがあったという。7月下旬、トイレのマットに泥が付いているのを家族が発見。この時は商品券2万円分、杏仁豆腐、チョコ入りクロワッサン、ドーナツが無くなっていた。 今月3日、杏仁豆腐の空き容器が家のごみ箱に入っていた。家族に食べた人はいなかった。5日は押し入れが物色され、物干し具、ジー

                                                • 信濃毎日新聞[信毎web] 中央アルプスで生還者避難の岩「特定」 「聖職の碑」の遭難事故

                                                  新田次郎の小説「聖職の碑(いしぶみ)」で知られる1913(大正2)年8月の中央アルプス駒ケ岳遭難事故で、生還した2人が風雨をしのいだとみられる岩穴を、中ア地区山岳遭難防止対策協会の堺沢清人さん(75)=駒ケ根市中割=が探し当てた。岩穴の前方に別の岩があり、風をよけられる。堺沢さんは、雨にぬれても風をよけたことで、体温が奪われなかったとみている。 事故は、中箕輪尋常高等小学校(現・上伊那郡箕輪町箕輪中)の学校登山で生徒や教師ら37人が暴風雨に遭い、11人が死亡。生還者のうち2人は岩陰で難を逃れた。生還者は既に全員が他界し、岩の正確な場所は不明だった。 小説や上伊那教育会の記録、箕輪中部小の100年誌などによると、2人が一夜を明かしたのは、駒ケ岳と将棊頭(しょうぎがしら)山のほぼ中間にある「濃ケ池」(標高約2600メートル)付近。「一、二人が入れる大きさだった」「朝目が覚めると東側に太陽が

                                                  • 信濃毎日新聞[信毎web] 斜面

                                                    男性の友人に「好きだ」と言われたのは17歳のときだった。自分も男なので面くらい、どう返事してよいか分からなかった。友人の人柄を知るにつれ、片時でも慕われたことを誇らしく思えるようになった ◆ 友人はいま、タレントとして活躍していて、社会にも同性愛者であることを告白している。「同性愛者であってもちゃんとした人間で、喜びも悲しみもある。そのことを分かってほしい」と、友人は話している ◆ 性的少数者の中には同性愛、両性愛、性同一性障害、性器などが両性的な「半陰陽」の人たちがいる。山口県で昨年、性同一性障害の女性が職場の同僚に拒まれ、会社も解雇されて自ら命を絶った。周りとの違いや孤独感に悩む人たちは少なくない ◆ 首都圏にある市民団体が今月16〜23日を、性的少数者を「正しく理解する週間」にした。電話で相談に応じるホットラインを設けたりシンポジウムを開いたりしている。新聞や雑誌を読んで

                                                    • 信濃毎日新聞[信毎web] 松本の長野道で10台事故 1人死亡30人けが

                                                      大型トラックに追突された弾みで約100メートル先の別の大型トラックに衝突し止まった観光バス=22日午前5時52分、松本市島内の長野道下り線梓川サービスエリア 22日午前4時45分ごろ、松本市島内の長野道下り線の梓川サービスエリア(SA)付近で、ツアーバスや複数のトラックなど計10台の多重事故があった。県警高速隊によると、ツアーバスに大型トラックが追突し、このトラックを運転していた大阪府枚方市の運転手吉田辰夫さん(48)が多発外傷で死亡、バスの乗客ら計30人がけがをして救急搬送された。 同隊によると、本線上で乗用車が単独事故を起こし、これを避けようとして接触した中型トラックが横転。ふさがれた本線を避けて、同SAに入ろうとした後続車で混雑する中、大型トラックが同SAの入り口付近で乗用車に接触した後、ツアーバスに追突した。バスは押し出され、前方に並んでいた別の乗用車など計3台に次々と接触・衝突

                                                      • 信濃毎日新聞[信毎web] 中部横断道8・5キロ、3月26日開通 佐久小諸JCT−佐久南IC

                                                        建設中の中部横断道のうち、上信越道と接続する「佐久小諸ジャンクション(JCT)」(小諸市御影新田)から「佐久南インターチェンジ(IC)」(佐久市桜井・伴野)までの8・5キロが、3月26日午後3時に開通する。県内区間の開通は初めて。事業を進めている国土交通省長野国道事務所と東日本高速道路佐久管理事務所が4日、発表した。 開通区間は片側1車線。佐久北(佐久・小諸市境)、佐久中佐都(佐久市根々井)、佐久南の各ICから無料で出入りできる。上信越道への接続は小諸御影料金所を経由する。1991年に基本計画が決定され、2003年に着工。総事業費は412億円。 両事務所によると、今回の開通で、中部横断道と並行して走る国道141号の渋滞緩和が見込める。ほかにも、東御市から佐久市臼田の佐久総合病院へのアクセス向上など、さまざまな効果を期待している。 中部横断道は静岡市から山梨県甲斐市などを経て、小諸市に

                                                        • 信濃毎日新聞[信毎web] 福島・いわきの電子部品会社 大町に疎開、業務再開

                                                          東日本大震災で大町市に避難している福島県いわき市の電子部品製造会社「孝任(こうにん)」の社員らが22日、大町市平の電線加工会社「プリサイス通信」の工場の一角で業務を再開、復興へのスタートを切った。両社は20年来仕事を受発注し合ってきた関係で、窮状を知ったプリサイスが疎開を提案。今後、各地に避難している従業員を呼び集め、大町で本格稼働を目指すという。 「孝任」は菅波孝任(のりつぐ)社長(36)以下16人。工場の被害は少ないものの、水道が止まり、食料やガソリンも不足しており、福島第1原発事故の影響で外出もままならず、工場再開のめどが立たないという。 大震災の2日後、プリサイス通信の手塚寿社長(44)が菅波社長に連絡。14日に救援物資を携えて茨城県まで出向いた手塚社長が、社員らの受け入れと作業スペースの提供を申し出た。 孝任の社員と家族の第1陣16人は電線の束や工具を持ち込み、19日夜から

                                                          • 信濃毎日新聞[信毎web] 津波で塩害 農地にソバを そば店有志が陸前高田市で栽培支援

                                                            長野市戸隠地区のそば店主有志らが13、14日、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市を訪ね、津波による塩害を受けた農地でソバの種をまく。信州に住んだことのある陸前高田市出身の男性が、被災地に戻り「再び農作物を作れる環境にしたい」と頑張る姿を見て、協力を思い立った。秋の刈り入れの時にも手助けする予定だ。 戸隠地区のそば店主ら7人は4月下旬、被災者に食べてもらおうと、岩手県大槌町でそばをふるまった。そのうちの1人、山口輝文さん(55)は帰りがけに、陸前高田市の知人、金野誠一さん(59)に会いに行った。 金野さんは、宮城県気仙沼市職員だった頃、ソバ栽培に関心を持ち、戸隠地区を訪ねた折に山口さんと知り合った。50歳で市役所を辞め、自然農法を学ぶため信州に移住。茅野市の企業で土作りを学びながら諏訪郡富士見町でソバ栽培をした。昨年12月に独立し、上高井郡高山村に住み始めたが、大震災を機に、母寿子さ

                                                            • 飯田に南信免許センター 署建て替えの際併設へ 県警初めて明言 | 信濃毎日新聞[信毎web]

                                                              県警は19日、飯田下伊那地域から設置要望が出ている南信運転免許センター(仮称)について、1978(昭和53)年建設の飯田署(飯田市小伝馬町)建て替えに合わせて、同署に併設する方針を明らかにした。県警が南信運転免許センター設置を明言したのは初めて。現在、県内の運転免許センターは北信(長野市)、中南信(塩尻市)、東信(佐久市)の3カ所で、南信地方にはない。飯田下伊那地域の人にとって現在最寄りのセンターは中南信。往復すると1日がかりとなるため不便、との声が出ていた。 設置の時期や場所は現時点で未定だが、県警交通企画課は「2024年完成予定の木曽署建て替えの進み具合を見ながら進める」としている。今後数年のうちに計画を具体化させる考えだ。 19日、飯田下伊那地域14市町村でつくる南信州広域連合の会議が飯田市であり、連合長の牧野光朗・飯田市長が席上、今月上旬に油井英人・県警交通部長から飯田署への併設を

                                                                飯田に南信免許センター 署建て替えの際併設へ 県警初めて明言 | 信濃毎日新聞[信毎web]
                                                              • 信濃毎日新聞[信毎web] 栄村仮設住宅、雪たまる屋根 全国一律の形で勾配なし

                                                                除雪中の男性が転落して亡くなった下水内郡栄村の県北部地震被災者向け応急仮設住宅に関し、屋根の形が課題として浮上している。ほぼ平らなため雪はたまる一方で、雪下ろしをする村臨時職員は「勾配のある方が雪を落としやすい」とする。仮設住宅は「安く、早く」造る必要があり全国一律の形になりがち。19日、栄村を視察した阿部守一知事に対して臨時職員が現状を訴えると、知事は雪深い地方の仮設住宅について対応を改める必要がある―との考えを示した。 応急仮設住宅は一般的に、建設主体の都道府県が社団法人プレハブ建築協会(東京)から業者を紹介してもらい、その業者が示す過去の例を参考に地域の実情に合わせて必要な工事を加えて建てる。同協会によると、スピードと費用の面から、どの業者も屋根がほぼ平らの同じ形になるという。 栄村の応急仮設住宅は、県北部地震が起きた3月12日から2カ月余後から入居が始まり計55戸が6月中に完成

                                                                • 信濃毎日新聞[信毎web] 右回り限定六差路、軽井沢で運用開始 表示増設を検討

                                                                  北佐久郡軽井沢町は、全国的にも珍しい旧軽井沢地区の六差路交差点「六本辻(ろっぽんつじ)」の安全性を高めるため設けた、右回り限定の円形状交差点「ラウンドアバウト」の運用を始めた。15日は町職員と軽井沢署員が現地を確認し、軽井沢東部小学校の児童が横断歩道の渡り方を練習=写真。ただ、新ルールの一時停止をしない車が目立つため、ルールが定着するよう表示板を増やすことを検討し、同署は現地で交通指導する考えだ。 大正時代からある六本辻は、国道18号と接続する幹線の町道離山(はなれやま)線(旧中山道)に、4本の町道が進入。信号機はなく、これまで離山線を通る車は一時停止せずに交差点を通過できた。ラウンドアバウト化後は、全ての道で進入時に一時停止が必要。中央の円形の道路に入る時は、左折表示をしないといけないが、15日はしない車も多かった。 交差点は同小の通学路になっており、今回の試みで横断歩道の位置も変更

                                                                  • 御嶽海が小結に昇進 県出身の新三役は84年ぶり | 信濃毎日新聞[信毎web]

                                                                    大相撲九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)の新番付が31日に発表され、幕内の御嶽海(本名・大道久司、木曽郡上松町出身、出羽海部屋)は東小結に昇進し、初めて三役となった。長野県出身の新三役の誕生は、元関脇の高登(下伊那郡喬木村出身)が東小結に昇進した1932(昭和7)年2月場所以来84年ぶり。 福岡県新宮町の部屋宿舎で、桃色の着物姿で会見に臨んだ御嶽海は「素直にうれしい。ここまで順調に来た。長野県から84年も(新三役が)出ていなかったと聞いてびっくりした」と心境を口にした。 昭和以降で、幕下付け出しの初土俵から所要10場所での新三役は逸ノ城の5場所、豊山と武双山の7場所、雅山の9場所に続き、出島と並ぶ早さ。「本場所で勝っていくうちに、早く三役になりたいという気持ちになった」といい、意欲がスピード出世を支えた。 西前頭5枚目で臨んだ先場所(9月の秋場所)は、持ち前の相撲勘や踏み

                                                                      御嶽海が小結に昇進 県出身の新三役は84年ぶり | 信濃毎日新聞[信毎web]
                                                                    • 信濃毎日新聞[信毎web] リニア整備、県内説明開始へ JR東海が6日から

                                                                      リニア中央新幹線整備をめぐって県は3日、建設主体のJR東海と県内3地域が6日以降、順次意見交換すると明らかにした。JR東海幹部が6日に諏訪、8日に木曽、9日に飯田地域を訪れ、整備計画決定までの経緯や南アルプスを貫くCルートでの整備について説明。地元側は中間駅までのアクセス向上や駅位置に関する要望をそれぞれJR側に伝える。 県は一連の意見交換などで各地域の意見・要望が出そろった後、県全体で整理・集約し、JR東海が県内の中間駅位置案や路線案を公表する前に伝える考えだ。 意見交換の場の設定は、阿部知事が5月のJR東海の山田佳臣社長との会談で、各地域の意見を十分聞いて必要な協議、調整をするよう要請したのがきっかけ。県がJR側と日程調整を進めていた。 地元側は3地域とも、リニア建設促進期成同盟会の役員を務める地元首長らが出席。諏訪は6日午後3時から諏訪市役所、木曽は8日午後3時半から木曽郡木曽

                                                                      • 信濃毎日新聞[信毎web] 各地で豪雪、融雪剤確保ピンチ 国内生産追い付かず

                                                                        茅野市内の市道で融雪剤をまいて走る市委託業者の車。雪がある場所だけをまくようにしていた=3日午後5時すぎ、同市宮川 県北部を含め各地で豪雪が続く中、塩化カルシウム(塩カル)など融雪剤の生産が間に合わず、県内では新たに確保するのが困難な市町村が出ている。使用量を制限する市もあり、住民の生活に影響を及ぼしかねない事態だ。 融雪剤に、塩カルとともに塩化ナトリウムと塩化マグネシウムを配合した「環境配慮型」の計2種類を使っている茅野市。市道にまく融雪剤は現在、500キロ入りの袋が約100個残っているが、6、7回まくとなくなる量という。区や自治会に配布する25キロ入りも残りは170袋。納入業者からは「製品が入る見通しが立たない」との返答で、市建設課は「日当たりの悪い場所にしかまかないようにしている」とする。 塩カルを中心に使う長野市も状況は同じ。納入業者から「なかなか入らない」と言われ、坂道を優先

                                                                        • リニア長野工区工事中断 南アトンネル 新型コロナ影響 | 信濃毎日新聞[信毎web]

                                                                          新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の全都道府県への拡大を受け、JR東海は23日、県内のリニア中央新幹線南アルプストンネル長野工区(8・4キロ)の工事を25日から中断すると明らかにした。中断の期間は決めておらず、「今後の情勢を踏まえて判断する」(広報部)としている。 同社は22日時点で東京、神奈川、岐阜、静岡の4都県で一部の工事を中断。長野県のほか、今後は愛知県でも工事の一部中断を予定していることも分かった。 政府は5月6日を期限とする宣言を延長する可能性がある。JRは現時点では否定しているものの、中断が長引けば2027年の東京―名古屋間開業にも影響する恐れがある。 南アトンネル長野工区は、大手ゼネコン鹿島(東京)、飛島建設(同)、フジタ(同)の共同企業体(JV)が受注。地元の下伊那郡大鹿村がまとめた工事日程表によると、同工区では当初、大型連休中も作業を計画。鹿島は4月17日、政府

                                                                            リニア長野工区工事中断 南アトンネル 新型コロナ影響 | 信濃毎日新聞[信毎web]
                                                                          • 信濃毎日新聞[信毎web] 信越線で列車が倒木に衝突 県北部中心に雪

                                                                            上空を強い寒気に覆われた15日の県内は、北部を中心に断続的に雪が降った。影響で、上水内郡飯綱町のJR信越線で列車が倒木に衝突、千曲市の長野道で多重事故が起き、交通が乱れた。長野地方気象台は同日夕、17日にかけて北部を中心に引き続き雪が激しく降る可能性があるとして、大雪に関する情報を出し、交通障害などに注意を呼び掛けた。 15日午後7時17分ごろ、飯綱町小玉の信越線牟礼−古間駅間で直江津行き普通列車(3両編成)が、雪の重みで倒れた木(高さ約20メートル、直径約20センチ)と衝突、停車した。JR東日本長野支社によると、運転台の窓ガラスが破損し、男性運転士が目の下を切るけが。乗客29人にけがはなかった。倒木を撤去し、列車は同9時18分に運転を再開。影響で上下の普通列車計7本が運休、部分運休し、計2本が最大2時間10分遅れた。 これより前の午後0時57分ごろには、千曲市八幡の長野道上り線八幡ト

                                                                            • 蓼科湖周辺、にぎわい期待 ビーナスライン「道の駅」開業 | 信濃毎日新聞[信毎web]

                                                                              茅野市が蓼科湖畔で整備を進めてきた「道の駅ビーナスライン蓼科湖」が17日、全面オープンした。県内52番目で、同市では初めての道の駅。湖を望む木造平屋の休憩展望室を核に、地元農産物の直売所やソフトクリーム店を備える。初日から多くの来訪者でにぎわった。 午前11時からの記念式典には、運営や集客を担当する蓼科観光協会などの関係者30人余が出席。今井敦・茅野市長は「高原と湖のベストマッチングを感じてほしいという地元の人の思いが込められている」と述べた。直売所は野菜や果物に加え、豆腐などの加工品を販売する。 この日は、記念にバラの切り花千本が配られた。友人と訪れた近くの女性(65)は「周辺の観光客は減っていて寂しい気がしていた。にぎやかになることを期待したい」と話した。道の駅の記念スタンプには、湖畔からの風景と八ケ岳連峰の「北八ケ岳ロープウェイ」が描かれている。 (7月18日)

                                                                                蓼科湖周辺、にぎわい期待 ビーナスライン「道の駅」開業 | 信濃毎日新聞[信毎web]
                                                                              • 信濃毎日新聞[信毎web] 松本の地震、震源域は長さ5キロ領域に 信大など解析

                                                                                震度5強の揺れを伴った6月30日の地震を含め、同29日夜から30日に松本市などで起きた地震の主な震源域(地中で岩盤がずれた範囲)は、市南部の国道19号とJR篠ノ井線にまたがる長さ5キロの領域であることが1日、産業技術総合研究所活断層・地震研究センター(茨城県つくば市)の石川有三招聘(しょうへい)研究員(61)らの解析で分かった。 石川研究員は、防災科学技術研究所(同)の高感度地震観測網(Hi―net)のデータを利用して震源域を解析。信大理学部(松本市)の角野(すみの)由夫教授(62)が松本盆地とその周辺の地図に落とした。 その結果、震度5強の地震の震央(震源真上の地点)を含む、長さ5キロ、幅3キロに渡る震源域が明らかになった=地図。角野教授によると、震源域は地下5キロほどに位置するという。 石川研究員は、東日本大震災後、地下にかかる力のバランスが変化し、松本盆地を含む広い範囲で地震が

                                                                                • 長野の千曲川 決壊現場に締切堤防完成 避難指示18日ぶり解除 | 信濃毎日新聞[信毎web]

                                                                                  千曲川堤防の決壊現場で、仮堤防(中央左)を守るように造られた締切堤防(手前)=30日午前10時38分(河川管理者などの承諾を得て小型無人機で撮影) 長野市穂保の千曲川堤防決壊現場で30日午前、国土交通省北陸地方整備局(新潟市)が仮堤防を囲う形で整備していた「締切(しめきり)堤防」が完成した。緊急的な復旧工事が完了し、同整備局は「決壊前の堤防と同等の強度」を確保したと説明。これを受け長野市は同日午前10時50分、同市長沼、豊野地区をはじめ千曲川流域の広い地域に12日夜から出していた避難指示を18日ぶりに解除した。 同省千曲川河川事務所(長野市)によると、締切堤防は高さ約5メートル、長さ約320メートル。17日に完成した仮堤防を囲う形で、15メートルほど河川側に設置した。長さ16メートル、幅40センチの鋼材約1700枚を約5メートルの間隔で二重に打ち込み、間に土や石を詰める作業などを16日夕か

                                                                                    長野の千曲川 決壊現場に締切堤防完成 避難指示18日ぶり解除 | 信濃毎日新聞[信毎web]