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  • 実装言語を「Go」から「Rust」に変更、ゲーマー向けチャットアプリ「Discord」の課題とは

    ゲーマー向けの無料音声テキストチャットアプリケーション「Discord」を開発、提供するDiscordは2020年2月5日(米国時間)、アプリケーションを支える基盤サービスの一つである「Read States」をRust言語で再実装し、その結果サービスのパフォーマンスが大幅に向上したと公式ブログで明らかにした。 Read StatesサービスはこれまでGo言語で実装されていた。それにもかかわらず、なぜRead StatesをRustで再実装しようとしたのか、どのように再実装したのか、再実装によってどのようにパフォーマンスが向上したかを解説した。 Rustで再実装した背景とは Read Statesサービスの目的は、Discordユーザーがどのチャンネルのどのメッセージを読んだのかを追跡することだ。つまり、ユーザーがDiscordに接続したり、メッセージを送信したり、メッセージを読んだりする

      実装言語を「Go」から「Rust」に変更、ゲーマー向けチャットアプリ「Discord」の課題とは
    • 徳丸浩氏が誤解を指摘――Webサービス運営者が知らないと損害を生む「パスワード保護の在り方」

      徳丸浩氏が誤解を指摘――Webサービス運営者が知らないと損害を生む「パスワード保護の在り方」:@ITセキュリティセミナー サイバーセキュリティの世界で取り上げるべきトピックは多々あるが、「基本的な守りを固める」ことも重要だ。2019年6月26日に行われた「@ITセキュリティセミナーロードショー」の中から、その際に役立つセッションの模様をレポートする。 2019年初め、ファイル共有サイト「宅ふぁいる便」で会員情報の漏えいが発生した事件では、世間に大きな驚きが走った。漏えいの事実自体もさることながら、保存されていたパスワード情報が「暗号化されていなかった」ためであり、特にインターネット上では「今どき、パスワードを暗号化していないなんて」と厳しい批判が相次いだ。 複数の調査や報道によると、パスワードを平文で保存しているサイトは宅ふぁいる便に限らない。その後FacebookやGoogle、Twit

        徳丸浩氏が誤解を指摘――Webサービス運営者が知らないと損害を生む「パスワード保護の在り方」
      • ソースコードがなくても「.exeをデバッグ」、Visual Studioの利用法をMicrosoftが紹介

        ソースコードがなくても「.exeをデバッグ」、Visual Studioの利用法をMicrosoftが紹介:標準機能で実行可能 Microsoftは、「Visual Studio」で任意の実行可能ファイルをプロジェクトとして開き、デバッグやプロファイリングを実行する機能を公式ブログで紹介した。

          ソースコードがなくても「.exeをデバッグ」、Visual Studioの利用法をMicrosoftが紹介
        • 通が愛用するMicrosoft製便利ツール集「Windows Sysinternals」の入れ方と注意点

          「Windows Sysinternals」をインストールする Microsoftが無償で提供しているIT管理者/開発者向けのツール集「Windows Sysinternals」がMicrosoft Store経由でもインストール可能になった。ただ、幾つか注意点もある。「Windows Sysinternals」のインストール方法とその注意点について解説しよう。 Windows OSを使っていると、こんな機能があったら便利なのに、こんな情報が得られたらトラブルシューティングの際に役立つのに、ということがままある。こうした機能は、たいがいフリーソフトウェアで見つかるものだが、フリーソフトウェアの利用は少々不安ということもあるだろう。実は、Microsoftからもこうしたツールが無償で「Windows Sysinternals」として提供されている。 Windows Sysinternalsの

            通が愛用するMicrosoft製便利ツール集「Windows Sysinternals」の入れ方と注意点
          • Pythonにおけるimportの危険性とは 全ての運用関係者が知っておくべきPython特有のセキュリティリスク

            Pythonにおけるimportの危険性とは 全ての運用関係者が知っておくべきPython特有のセキュリティリスク:便利だが攻撃者による悪用の可能性も Pythonのimportステートメントには、開発者や企業が注意する必要があるセキュリティリスクが伴う。これがどのように機能するのか、そしてなぜ簡単な解決策がないのかを解説する。 Pythonを使用する場合に対応が必要な、あまり注目されていないリスクが存在している。 最新のソフトウェア開発言語は全てモジュール式であるため、開発者はコードの大きなセクションを、より管理しやすい小さな部分に分割できる。これにより、通常はライブラリにグループ化されたコード単位を再利用できる。これらのライブラリは社内で作成されていないことが多く、グラフ作成、データベース接続、配列計算などの一般的なタスクを実行するために作成されたオープンソースコレクションだ。 コード

              Pythonにおけるimportの危険性とは 全ての運用関係者が知っておくべきPython特有のセキュリティリスク
            • 「やらないよりマシ」 徳丸氏が語る“セキュリティチェックシートの問題点”

              企業を狙ったサイバー攻撃は複雑化、巧妙化している。特にサプライチェーンを狙った攻撃は増加傾向にある。情報処理推進機構(IPA)が2023年2月28日に公開した「情報セキュリティ10大脅威 2023(組織)」では「サプライチェーンの脆弱(ぜいじゃく)性を悪用した攻撃」が第2位にランクインした。 サプライチェーンセキュリティ対策が難しいのは「自社だけでは守れない」ことだ。ビジネスが複雑化している中、サイバー攻撃者は中堅・中小企業のセキュリティ対策が十分ではない部分を突いてくる。これに対し、企業はどのように対策を講じるべきか。 アイティメディア主催のオンラインイベント「ITmedia Security Week 2023 春」に、業界のご意見番であるEGセキュアソリューションズの徳丸 浩氏(取締役CTO)が登壇。「古くて新しいサプライチェーンのセキュリティ問題、実のところどうすればよいか」と題す

                「やらないよりマシ」 徳丸氏が語る“セキュリティチェックシートの問題点”
              • 「コンテナセキュリティ」とは――コンテナを活用する人が知っておくべき6つのポイント

                運用管理が楽になり、クラウドとの親和性も高い――エンジニアならば避けては通れない「コンテナ」技術のメリットは、既に多くのエンジニアが肌で感じているものだろう。コンテナアプリケーションを動かすまでには、コンテナイメージを作成し、レジストリにアップロードし、そのイメージをデプロイ先にダウンロードし、コンテナを実行するというプロセスを踏む。コンテナアプリケーションの構成はDockerfileなどのテキストで表現できることもあり、構成管理は可読性も高い。 では、そこに“脅威”はないのだろうか? コンテナ技術が普及期に入ったこともあり、昨今では“コンテナセキュリティ”に関しても注目が集まっている。しかしコンテナセキュリティが指すポイントについてはさまざまな意見があり、「いったいどこを守るべきなのか」「どこに脅威があるのか」がよく分からないというエンジニアも少なくないだろう。 そこで今回、トレンドマイ

                  「コンテナセキュリティ」とは――コンテナを活用する人が知っておくべき6つのポイント
                • GoogleのVPNサービス「VPN by Google One」を使って安全なインターネット接続を実現する【Windows 10/11】

                  公衆無線LANなどを利用する場合には盗聴の危険性を考える必要あり 公衆無線LANなどを利用する場合、悪意のあるユーザーによって盗聴されている危険性を考えた方がよい。安全にインターネット接続を行うにはVPN接続を利用するとよい。ただ、VPN接続を行うには、VPNサービスの利用が必要になる。無償のものもあるが、安全性や安定性を考えると有償のVPNサービスを利用する方がよい。本稿では、Googleのオンラインストレージサービス「Google One」の付加サービスとして提供が開始された「VPN by Google One」を使ってVPN接続を行う方法を紹介する。 公衆無線LANやホテルなどでインターネット接続を行う際、ハッカーなどによって通信内容が盗まれるのではないかという不安を感じることはないだろうか。特に会社との重要な情報のやりとりやクレジットカード情報を入力しなければならないことがある場合

                    GoogleのVPNサービス「VPN by Google One」を使って安全なインターネット接続を実現する【Windows 10/11】
                  • 5分で分かる機械学習(ML)

                    1分 ―― 機械学習 (ML:Machine Learning)とは 人間が経験から学ぶように、機械がデータから学習することを機械学習(ML)と呼びます。例えば犬や猫の画像データから「あれが犬」「これが猫」と判断できるように学習することなどです。これは人間の子供に犬や猫を見せて「あれが犬」「これが猫」と覚えさせるのに似ていますね。 「5分で分かる人工知能(AI)」でも説明しましたが、機械学習には例えば、回帰分析や主成分分析、決定木、サポートベクタマシン、ディープラーニング(=ニューラルネットワークという仕組みを発展させたもの)など多くの手法(後述)があります(図1)。 統計学と機械学習の違い 回帰分析や主成分分析と聞いて、統計学の多変量解析を思い浮かべたかもしれません。実際に、一部の統計学の手法は機械学習でも使用します。しかし、統計学はデータを分析してインサイト(=内在する本質)を得ること

                      5分で分かる機械学習(ML)
                    • Windows 10/11でLinux環境「WSL」を始める第一歩

                      Windows 10およびWindows 11上のLinux環境「WSL」をこれから始める読者のための、インストール方法やバックアップ方法をまとめて解説する。また、Windows 11上のWSLで新規サポートされた外部ドライブのマウント方法も合わせて紹介しよう。 「Windows 10」や「Windows 11」上でLinuxの実行環境を構築可能とする「Windows Subsystem for Linux(WSL)」が着々と更新されている。WSLは、Windows 10 Fall Creators Update(バージョン1709)から正式版が利用可能となり、その後、May 2020 Update(バージョン2004)では、Linuxとの互換性を高めた「WSL 2」が提供された(WSL 2については、Windows 10 The Latest「前バージョンから大幅に性能向上した新Linu

                        Windows 10/11でLinux環境「WSL」を始める第一歩
                      • Google Colabで知られていないが有用な機能7選

                        連載目次 本稿ではGoogle Colaboratory(以下、Colab)に搭載されている機能の中で、あまり知られていないと思われるものを厳選して、スクリーンキャプチャ中心で紹介する。以前に「Google ColabユーザーのためのTipsトップ10」という記事を公開しているが、本稿はその第2弾という位置付けになる。 ※本稿を執筆するに当たって、公式YouTube動画「Google Colab features you may have missed(見逃しがちなGoogle Colabの機能)」と公式Twitterアカウント「@GoogleColab」の内容を参考にした。 1. インタラクティブ・テーブル(Interactive Table)による表データ探索 Pythonデータ分析ライブラリー「pandas」のデータフレーム(DataFrame)を使って表データを扱う場合、Colab

                          Google Colabで知られていないが有用な機能7選
                        • DXにノーコードは役立つのか? 正しい使い方の理想と現実

                          DX(デジタルトランスフォーメーション)。ITを活用した先進的なサービスを提供する企業が急速に資金を集めて成功を収める昨今、その他の多くの企業にとっても、今後の生き残りをかけて対応を早急に検討しなければならない課題だ。 2022年2月には東京都が、DXに向け大規模なデジタル人材育成計画を打ち出した。ICT職向けの専門的な研修に加え、全職種向けに年間4万人が受講可能なデジタルリテラシー研修を実施する。さらに、5年かけて5000人に、デジタル化の課題を解決するスキルを習得させるとしている。 この計画の基本方針の中で東京都は、現状認識として(1)日本のデジタル競争力が低迷していること、(2)行政のデジタル化も海外に比べ遅れていること、(3)米国に比べて日本ではICT人材がベンダー企業に偏っていること──の3つを挙げている。

                            DXにノーコードは役立つのか? 正しい使い方の理想と現実
                          • セキュリティ業務における「ログ」の基礎知識――なぜ分析基盤が必要なのか

                            セキュリティ業務における「ログ」の基礎知識――なぜ分析基盤が必要なのか:セキュリティログ分析基盤活用入門(1)(1/2 ページ) セキュリティ業務における「ログ」と、その分析基盤の活用について解説する連載。初回は、セキュリティログに関する基礎知識や分析基盤に求められることなどについて。 リクルートテクノロジーズのサイバーセキュリティ部の日比野です。これまで筆者は、オープンソースの全文検索エンジンである「Elasticsearch」を活用し、ログ分析システムの導入を行ってきました。現在は、リクルートテクノロジーズで次期ログ分析基盤の全体構想検討や新技術検証などを進める傍ら、そこで得た技術ナレッジを広く公開することに情熱を注いでいます。 「セキュリティ人材が約20万人不足している」と言われている中、特にセキュリティログ分析という領域は、フルスタックかつ高い技術力が要求されるにもかかわらずナレッ

                              セキュリティ業務における「ログ」の基礎知識――なぜ分析基盤が必要なのか
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