家電量販チェーンを展開するノジマ(神奈川県横浜市)は10月18日、給与のベースアップ(基本給の改訂)と手当の新設を発表した。ベースアップは3年連続の実施となる。 約3000人の従業員を対象に、2025年1月から月額1万円のベースアップを実施する。また同年4月からは、現場で働く約2600人を対象に最大2万5000円の「現場手当」を支給する。 これに伴い25年度大卒新入社員の初任給は30万円になった。同社によると家電量販業界では最高水準だという。 ノジマは「今後も従業員のワークライフバランスの向上に努め、従業員が働きがいのある会社ナンバーワンを目指す」としている。 関連記事 公取委がノジマに勧告、下請への支払いから7300万円を不当に減額 公正取引委員会は29日、家電量販店を展開するノジマに対し、下請法の規定に違反する行為があったとして勧告を行った。 2022年上期に手当・報酬アップを発表した