禁煙グッズのニューフェイス“電子タバコ”とは? ベネズエラ北西部のカリブ海に位置するトリニダード・トバゴは、コロンブスの第3回目の航海(1498年)によって、初めてヨーロッパに知られるようになった島。“トバゴ”とは“タバコ”のことで、ヨーロッパでは見たこともない薬草の葉を、先住民がくゆらして吸引する習慣があることから、スペイン人が命名したものです(タバコとは薬草類を意味するスペイン語)。こうしてヨーロッパに伝えられたタバコは、当初は薬として使用されました。成分のニコチンも、タバコの薬効を研究したフランスのジャン・ニコの名にちなんだもの。日本には早くも天正年間(1572-1592)にポルトガル船によってもたらされ、江戸中期には広く庶民の間にも喫煙の習慣が定着しました。 しかし、近年は医学的に喫煙の有害性が指摘されるようになり、禁煙運動が世界的な広がりをみせています。とはいえ依存性があるため、